見出し画像

神戸留学日記(week 7&8)どんな素敵なストーリーを、つなげようか。


皆さん、おはようございます🌞真穂です。

先週一週間、いかがお過ごしでしたか?:)

先週神戸は、やっと雨が降って、ここ数日はちょっぴり秋のにおいがしています。
今回のnoteは、先週の出来事から連想して、深堀して書いてみました。決してうまく文章を書けている自信はないけれど、伝えたい思いがあって、溢れるままに書いてみました。

誰かひとりにでも、インスピレーションを届けられたらうれしいです✨

嬉しい巡り合い


神戸にたどり着くまで、目まぐるしい日々を過ごしていたから、すっかり靴のことなど忘れていて、持ち合わせの靴はスニーカーだけだった👟

農園のお手伝いなどしていたら案の定靴が泥んこになってしまって、お出かけするときに履ける靴をかれこれ2カ月ほど探していたのだけど…

靴屋さんに立ち寄ってみたり、いろんな古着屋さんに立ち寄ってみたり、ネットで探してみたりしても、
全然「これだ!」っていうのに巡り合えなくて、ちょっぴりあきらめかけていた矢先。

本当に、「ぴったり賞」貰えるくらい、シンデレラになれるくらいぴったり。


見つけた!!


月曜日、入店する予定もなかった某大手古着屋さんで、運命のサンダル(笑)と巡り合った。
私は高身長だから、めったにレディースコーナーに合う靴は見つからないのに、まさかのぴったり。
おまけに色も大好きなターコイズブルー、さらになんと、半額だったのです…!嬉しくって、お店からそのまま履いて帰った。


私は4年前くらいから、ほとんど新品の服を買うことがなくなって、このエピソードのようにセカンドハンドのお店でまず探したり、
新しいものを買うにしても、そのものが持っているストーリーを吟味したうえで、本当に本当に、本当に心から"YES"と言えるかというのと巡り合えるまで、待つようにしている。

こんな出来事もあり、何か物を購入する時の私の選択基準について今回のnoteでは思いをはせてみることにした。


私たちは、何を求めて買い物をするんだろう?


"You have enough."
明日食べる物に困っているわけでもなく、雨風しのげる家があり、洗濯機があり、服もバッグも本も、教科書もパソコンも、本当に必要なものはすべて、手元にあるありがたい時代に、
それでも買い物を楽しみたいとき。


私たちは何を求めて買い物をするのだろう。みなさんは、何を求めて買い物をしていますか?:)

隣のあの子より、優れたものを持ちたいから?
むしゃくしゃして、ストレス発散のために?
今持っているものに満足できない、欠乏感から?

これらも理由になるけれど、本当の理由は、もっと深いところにあるはず。


私の買い物をするときの選択基準や意識が大きく変わったのは、大学1年生の時(2018年あたり)。環境問題や社会課題について学ぶことができる大学で、ファッション業界の裏側を知って、それまで持ち合わせていた選択基準が崩れて、新しい選択基準がインストールされた。

特に、モノの裏側をよくよく調べるようになったり、考えるきっかけになったのが、この映画。


私は高校まで制服があったから、大学生になって私服通学が始まり、「オシャレを楽しめる!安くてかわいければOK!」という考えだったのだけど。

ファッションに限らず、
自分の一つの買い物(選択)が、そのモノを作ってくれる人や地球環境に影響を与えるんだ。どこかでお買い物をするという事は、どんなお店を、モノを自分が支持しているかの意志表示なんだ、という意識になった。

※この文章の最後に、私の選択基準を変えた書籍を紹介してみます。

もちろんすぐに新しい選択基準がインストールされたわけではなくて、葛藤や矛盾や、モヤモヤ、それまでの自分の無知さに怒りを覚えたり、
いろんなことを感じながら、考えながら、時間をかけて、そういう意識が形成されていった感じ。

それに、地球環境問題や社会課題のことを知れば知るほど、(当時の自分の完璧主義的な性格も相まって)「こうあらなければいけない」「この選択基準を守らなければならない」というプレッシャーになっていって、
「なんでこんなことを知ってしまったんだろう」とか、「(社会課題や地球環境の深刻な現状とかを)知らなければ、知らない他の人達のように何にも縛られずにお買い物を楽しめていたのに」と
その新しい選択基準が、「自分の選択に制限をかけるもの」になっていた時期もあった。


でも、ある日一緒に学んでいた友人たちとそのことについて話をしていた時、「制限をかける物なんかじゃない!むしろ選択肢が増えたんだ!」という事に気づいたんだ。

知らなければ、気づかなかった、見えなかった、裏側のストーリー。
知ったから見えた、選択基準。どっちが自分にとって心地よいかな。どんなストーリーを選びたいかな。
自分で選べるという事は、自由なんだという事。
知るという事は、自分に制限をかける事なんかじゃなくて、自由にしてくれる、素敵な選択肢を増やしてくれる事なんだ
、と。


私たちは、何を求めて買い物をするのだろう?

今よりちょっと、嬉しい気持ちになりたいから。
幸福感を感じたいから。
豊かだと感じたいから。
笑顔になりたいから。
大切なあの人に、感謝を届けたいから。
幸せを届けたいから。
笑顔にしたいから。

本当は、こういう幸せな感情を感じるために、お買い物をしたいはず。

そんな時、自分に、大切な人に、どんなストーリーがあるものをプレゼントしたいですか?:) どんな想いで作られたもの、運ばれたものを、心から「買いたい」と思うだろう?
私のサンダルとの出会いのように、どんな巡り合いストーリーのあるものを購入したいだろう。

ショーウインドーに並んでいるもの、お皿に乗っているもの、プレゼントされたもの。
誰が、どんな想いで、どんな方法で作られたものが、自分の目の前に存在しているのか。買おうとしているのか。
ほんの少しの間でもいいから、思いをはせてみると今まで見えてこなかった新しい選択ができるかもしれない。



未来の子ども達に、私達に、どんな地球を繋げようか。

須磨海岸、友人と朝活したときに撮った一枚。


もう一つ、嬉しい巡り合い。
今年6月のこと。

4年前から愛用していたピンクの水筒が、旅に出たきり戻ってきてくれず、3か月ほど探しながら、家族の水筒を使って過ごしていた。


はい、私のただの管理不足です。笑 きっと出かけたときに、どこかに置いてそのまま忘れてしまったのだと思う。ごめんね…

水筒は、私の生活必需品。水分補給をするのに欠かせないものだし、
出先で飲み物を買う必要がないから、プラスチックごみは出ないし、お財布にも嬉しい。

書籍「プラスチック・フリー生活」は、普段使っているモノが私たちの身体や地球にどんな影響を与えているのか、他にどんな素敵なアイディアがあるのかがたっぷり掲載されていて、おすすめです。
それに、すぐ、ちょっとしたことから取り入れられるアイディアばかり!図書館にあるかも。:)


探していた3か月の間にお店に行ったりして、新しい水筒を探していたけれど、しっくりくるものに出逢えなくて。

毎日使うものだし、それこそ何年も大切に使いたいから、妥協せずに待っていたら、ネットでやっと見つけたんだ!:D

これから何十年と、お世話になるよ~❤

始めに載せたサンダルもだけれど、毎日見ているだけでも、心ときめく。


近年、やっと日本でもSDGsが取り上げられてきたり、サステナブルかどうかが大切になってきている。

単なるマーケット戦略や流行で片付けられるものではなくて、
地球、私たちの唯一のhome planetがサステナブルじゃなくなって、困るのは私たちだ。

だからこそ、買い物を楽しむにしても、何をするにしても、
地球や、購入するものを作ってくれる一人一人が「心からの笑顔」になれるようなチョイスができたら。


私たちはみんな、何かをもって生まれてきたわけではないから、
何かをもって、この世を去ることができる人もいないから。

長く、一生モノとして愛せるか。
自分のお買い物で、どんな地球を残していけるか。
「こんな買い物ができて本当に幸せ!心地よいな、嬉しいな」と心から感じられるお買い物ができたらいいね。


-おまけ-

地球や社会の事実を知ったり、未来のことを考えたりすると、どうしようもなく不安に駆られたり、何かしたい!と感じても、
「自分一人がどうにかしようとしたって、何にもならないんじゃないか」という猜疑心が生まれるかもしれない。

でも、全く、そんなことはない。たとえ自分に自信がなかったとしても、

私は隣に座った誰か1人に影響を与えられるだけでも、その可能性や価値は計り知れないと信じている。

それに、一人じゃない!:) 
私もいるし、大好きなあの子も今、同じ空の下で生きているし、いろんな素晴らしい人々が、それぞれの場所で、それぞれの才能を探りながら使いながら、一緒に生きている。行動している。

大丈夫じゃないって思うかもしれないけれど、今から変えていけばいい。
そして何より1番大事なのは、あなたの笑顔、幸せ、豊かさ。
だから、自分が笑顔でいられる選択を。ちょっとずつ。


その笑顔、幸せ、豊かさを構成する一つの要素として、
「お買い物」があるのだとしたら、
これからあなたはどんな選択基準をもって、楽しみたいだろう?:)


このnoteが、必要な人に届きますように。


色々詰め込んでしまったかな、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

また来週!まだ少し暑さが続くと思いますが、おいしいご飯をもりもり食べて、お互い素敵な一週間を過ごしましょうね🍚♡

Love,

真穂

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?