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お洒落が大好きな60代、孫6人のグランマ。 着飾ることもお洒落な人を眺めるのも好き! …

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お洒落が大好きな60代、孫6人のグランマ。 着飾ることもお洒落な人を眺めるのも好き! 60歳になった途端、心地よい解放感と自由を手に入れられた。 若い頃のような張りや艶は無くなり、動きも悪いけれど今が1番楽しい! 大丈夫!歳を取るのは怖くない!そうあなたに伝えたい!

最近の記事

言った人も言われた人も気分の良い言葉

いつだったか忘れたけれど、私達夫婦の会話を聞いた人から「夫婦なのに日常の中で普通にありがとうって言うんですね」と言われた。 それを聞いた私の方が不思議な気持ちになった。 夫婦であろうがなかろうが、ありがたいと感じた時は「ありがとう!」と言う。 自分が困った時に友達に助けてもらったら、誰でもきっと「ありがとう」と言うだろう。 それが夫婦や親子のように家族であっても、手伝ってもらったり、助けてもらったら、感謝の気持ちを伝えるは普通だと思っている。 友達にできることは家族に

    • 私のは推しじゃなかった。

      私の周りには推し活なるものをしている人が多いのだが、ある人に「推しっていますか?」と聞かれた時に「いた」と過去形で答えた。 過去形で答えたのは現在にはいないからだ。 しかしよくよく考えてみたら、それは推しとは違うと思った。 早速ネットで調べてみる。 推しとは人に勧めたいと思うほどに好感を持っている人物のことと書いてあった。 ついでに推し活も調べてみた。 自分のイチオシを決めて応援する活動を指すらしい。 読めば読むほど私の思っている推しのイメージとは違った。 私のはた

      • 自分だけのルール

        人それぞれのこだわりがあるだろう。 それは自分にとっての美意識であったり、精神的に落ち着くものであったり、自己満足の部分だ。 私にも小さなこだわりが沢山あるが、たまに自分でも呆れてしまうような 疲れてしまうようなことがある。 こだわりと言うより自分なりのルールだったりする。 その中のひとつが洗濯物の干し方。 もちろん洗濯にもルールはあるが、今回は干し方について書いてみよう。 私はハンガーに服を掛けるときに必ず左正面になるようにする。 そしてハンガーは全て同じ物を使

        • 靴へのこだわり

          私は靴が好き! 値段に関係なく好みの靴を見つけたら欲しくなる。 服や家具を購入するのにはかなり悩むのに、靴選びは悩まない。 私にとって靴はそれほど魅力的なアイテムだという事。 いったいいつ頃から靴に魅了されたのだろう。 私が通っていた小学校は制服がなく私服だった。 毎日違う服を着るから、服に合わせて運動靴の日もあれば、革靴の日もあった。 これは両親、特に母の好みが反映され、その日の着るものに合わせて毎朝玄関に用意されていたのだ。 そんな母に育てられた私は、自然と服に

        言った人も言われた人も気分の良い言葉

          あだ名は【先生】

          私が小学6年生の時に、母は36歳で運転免許を取得した。 父が脱サラをして自動車の修理販売の会社を営んだこともあり、父の手伝いができるように母も免許を取ったのだ。 おかげで私は母の運転で買い物に出かけることが増え、母と2人だけの時間を持てとても嬉しかった。 ある日の夕方、毎日母が仕事帰りに寄る市場について行った。 市場には魚屋さんや豆腐屋さん、八百屋さんや惣菜やさんなど、小さな店が並んでいた。 その日のメニューに合わせて各店で食材を購入するのだが、どの店に行っても母のこ

          あだ名は【先生】

          パーマ屋のおばちゃん

          私が子供の頃に住んでいた家の、2軒隣に美容室があった。 あの頃は母も近所の人もみんな「パーマ屋さん」と呼んでいた。 今のように昼間に女友達とランチに行ったり、飲みに行ったりすると陰口を叩かれるような時代。 パーマ屋さんは近所の主婦達の憩いの場所で社交場だった。 パーマ屋さんは最新のファッションやヘアスタイルを知ることができ、どうでもいい世間話をして、夫や姑、嫁の愚痴を吐き出す場所でもあった。 母がパーマ屋さんに行く日は、早めに夕飯を済ませ、いつもは終い風呂に入る母が父の

          パーマ屋のおばちゃん

          桜〜幸せのある風景〜

          桜の季節になりました。 私が持つ桜の印象は、儚くも潔い凜とした強さを感じる、とても魅力のある花。 自分も桜のような生き方をしたいと思っている。 桜の記憶を辿って見たら、私が小学4年生の頃に遡る。 あの頃、毎日1枚描いていた絵には必ず桜の木があった。 小さな池のほとりに1本の桜の木があり、池には蓮の花が咲き、蓮の葉にはカエルが乗っていた。 毎日1枚描いていた桜は、満開の日もあれば、散り始めた頃、花吹雪の光景など、日々変わるのです。 その絵を仕事から帰宅した父に見せるのを

          桜〜幸せのある風景〜

          唇に華やかな赤を。

          約3年続いたマスク生活が終わろうとしている。 当初はマスクをしないと大変なことになるかもしれないという、得体の知れないものへの恐怖心を抱いたものだ。 そのうちにマスクをすることが日常になり、この状況をポジティブに捉えるように努めてきた。 マスクをしても素敵に見えるメイク。 見えている少ない部分に色を入れ、隠れている部分の血色を足す。 そんなテクニックが使えるようになっていた。 そしてついにマスクをしない生活が戻る。 元に戻るだけなのに、ちょっとした緊張感があるのは何

          唇に華やかな赤を。

          素敵に歳を重ねるということ

          歳を重ねることに不安を抱くのが40代なのか、その年代の女性をターゲットにした雑誌には、【老いに負けない】をテーマにした内容の特集記事が多い。 ホルモンバランスが崩れ、身体や肌に出てきた不調に、初めて老いを身近に感じたのが40代だったのかもしれない。 私も随分エステ通いをしたものだ。 いま思うと体力もあり、肌はピチピチ・スベスベだったのに…。 40代の私には、娘・妻・嫁・母・経営者など色んな役割があった。 両親が亡くなって娘の役割は無くなったけれど、代わりにおばあちゃん

          素敵に歳を重ねるということ

          踵(かかと)

          踵のケアが苦手。 ちょっと手を抜くとザラザラ・ゴワゴワした踵になってしまう。 私にとっては【わかっちゃいるけど手入れが滞る箇所】なのだ。 ファッションの仕事をしているから、踵のお手入れについても話したりブログに書いたりしているけれど、本当のところは忘れがちな箇所。 足の指の間はしっかり洗っているのに、踵はついつい忘れがちになってしまう。 私はお風呂上がりの皮膚が柔らかくなっている時に、踵専用の美容器具で硬くなった角質を削ります。 その後ボディークリームをすり込んで終わ

          踵(かかと)

          家着(いえぎ)

          私の実家では家着(いえぎ)と呼ばれる服があった。 家着とは、朝起きて部屋を出る前に着る服の事。 文字通り家にいる時に着る服。 例えば、デニム(昔はジーパンと呼んでいた)またはスカートにトレーナー・ポロシャツ、冬はセーターなど、ちょっとそこまでなら着ていける程度の服。 世間では部屋着と呼ぶのだろうが、実家では家着と言った。 家着に着替えて顔を洗い、朝食を食べる。 食事が終わると歯磨きをして、髪を整えたりメイクをしたり。 出掛ける直前に服(学生の頃は制服)に着替えるのだ。

          家着(いえぎ)

          香りと時間

          何年もずっと探している香りがある。 似たような香りにも出会えなかった。 鼻の奥から入った香りが脳に記憶されていて、忘れられないでいる。 それはパールで有名なミキモトから出されていた香水だった。 買ったのではなくてサンプルでいただいたんだと思うのだけれど、とても好みの優しくフレッシュな香り。 私は気に入ったものや欲しいものがあった時、見つかるまでは探し続けるタイプだ。 似たようなものを間に合せで持つことはない。 適当に選んだものは、私が心地よいと思っているリズムを狂わせて

          香りと時間