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社内チャット 愚痴で退職

要約

テレワーク中に社内チャットで会社や社長の愚痴書き込んだ事がバレて出勤命令とテレワーク禁止命令を受け入れなかった女性は退職した。
その後、女性は会社を訴えた。

2021年3月、愚痴を書き込んだチャットの画像と一緒に「会社を辞めた方がよいかと思います」と綴られたメールが女性の元に届いた。
当時女性社員5人で会社の愚痴をこぼす場として利用していたチャットの画像だ。
同社は従業員規模300人ほど。
その愚痴仲間が退職し、携帯とパソコンを返却。
その中身を社長が確認して愚痴チャットが発覚した。
即座に女性にはテレワークの禁止と出勤命令の通知文が出された。
しかし女性は命令には従わなかった。
デザイナーの仕事をしており、夫婦共働きで育児の真っ只中。
埼玉にある自宅は会社まで片道1.5時間と出社をしていては家庭と仕事との両立が厳しいことが理由だ。

その後女性は出勤を拒み続け、2週間の無断欠勤により退職扱いに。
その後出社命令は無効だったと欠勤中の賃金支払いを求め提訴した。
それに対し会社はテレワーク中の勤務時間の報告について虚偽があったと反訴した。
裁判は裁判官が会社に45万円の支払いを命じて幕を閉じた。
と思われたが双方が納得いかず控訴。
結果会社が女性に解決金を支払うことと、お互いに誹謗中傷をしないことで裁判は終結した。

女性は「これくらいの愚痴は受け入れるべき」と述べているが裁判官は「愚痴の内容に対して不快に感じることは理解できる」と言及した。
仕事の仕方が変わっても生身の人間と仕事していることには変わりはない。
改めて肝に命じたい。


感想

裁判の結果に「はい?」ってなった。
結果を整理すると、勤めて間もない愚痴言った人は退職金を貰って退職した。って感じだ。
愚痴を言ったとかはもはや論外だからどうでもいいとして、会社の命令に背いて欠勤した奴が騒いだらお金貰えたってなってないか?
どうも自分の頭では理解ができない。
欠勤続きで退職扱いにした、その後本人が退職したまではしょうがないなと思っていた。
命令に応じられないのでは会社を辞めて違う会社にお世話になるしかない。

でも今回は退職後に「あの命令はおかしい」といって提訴したわけだ。
いやいやその提訴がおかしくないか?
どのような事情があれ会社からの命令だ。
応じられないのは本人の力不足の何物でもない。できないのならやめるしかないという単純なはず。
しかも結果は会社側が「ごめんなさい」だ。
おいおいおいおい。
どうかしてるよこれは。

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