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短歌5首「猫」耳を澄ませば すきま風 腰を上げれば 逃げる猫 ……ウナギ盗られた。

寝るとすぐ
猫の魔の手が忍び寄り
ほほを叩かれ まだ遊べ!と鳴く

ああ、そうか
同じ釜めし食べて知る
この後輩は ただの猫好き

夢で見た 猫が「にゃおーーん」と
鳴く姿
月夜に照らされ ひかる 真白に

ねこがのらのら
たたずみ座る 椅子をかたむけ
めしだと伝える      「にゃぁ。」


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