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改訂 ストレスの考え方


あなたが依存症と闘っているのなら、あなたの本能は正常。病に抗うという段階からすでに自己治療は始まっているのだから、素直に受け入れればいいのだけれど、簡単に受け入れることができないのが病人の性。自分は正常だと気づき考え方を転換できれば思考の環境が変わる。つまり、病人が異常だと思い込むところから間違えている。その抗うストレス障害は異常ではなく正常の証であると思う。しかし、もっとも中立的な考え方は正常という概念にも異常という概念にも囚われないことだ。

ストレス環境にこだわること。ストレスは悪いことだけではない。むしろ人の成長過程において良いことをもたらすことのほうが多い。そもそも、その人によって良し悪しの分別は違うので見極める能力がなければ分かりようがないと思うかもしれない。しかし冒頭にあるように、「あなたの本能は正常だ。」とすれば分別する必要などない。ただ素直に自分の気持ちに従えばいい。自分が良いと思ったのならそのストレスは良性で、悪いと思ったのなら悪性なのだ。悪いストレスからはとことん逃げる。そんなストレスと闘う必要など微塵もないし時間の無駄。そのような環境からは秒で逃げたほうがいい。そのかわり、良いストレスを与えてくれる環境に境遇したら目一杯学ぶ。学んでいればそのうち、悪いストレスなどはなく考え方が悪いのだということに気づくかもしれない。それなら良いストレスもないのではないか。という考え方に至る人は正常です。いい選択は良い環境から生み出される。

依存者は常に環境を意識する
自分にとって良い環境にこだわれ

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