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アルコール依存症を受け15年が経つ。三度目の正直を誓い退院後、社会復帰を目指すが再飲酒…

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アルコール依存症を受け15年が経つ。三度目の正直を誓い退院後、社会復帰を目指すが再飲酒してしまう。自己嫌悪に陥り1年8ヶ月ひきこもり、うつヌケ後、社会復帰し現在に至る。外来通院はしない、薬は飲まない。それでも回復し続けることができるということを実証しています。断酒5年半/断煙3年

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依存者が依存心を抱きつづけることで回復する理由

※断酒4年の知見を一読してからこの記事を読むと、より一層理解が深まると思うので参考文献として出典しています。 昨年末に投稿した断酒4年の知見という記事の文末で、他者への依存心は自分の依存心を脱却させるのか。という問いが生まれ、今回はこの問いについて答え合わせをしたいと思います。 結論はタイトルにある通り、依存者は依存心を抱きつづけることで回復するという答えに帰結しました。どうしてこの結論に至ったのか。結論に至るまでの過程をこれからお話しします。 そもそも依存心というのは人

    • 断酒5年生の今

      お酒やたばこをやめれば健康が手に入り、浪費していたお金が増えれば、選択肢も増え人生の幅は広がる。物に執着していた(依存していた)自分を客観的に理解できた結果、自ずと物質的にも精神的にも豊かになれた。今まで浪費していたお金は借金返済、本や美容・健康への自己投資、株式投資に使うようになり、国内外への旅行をすることで非日常を味わいつつ、さまざまな人や文化にふれることで中庸な精神が育まれていった気がする。断酒して5年半が経つ今、思い出を綴りながら成長している自分に気づき嬉しく思う。5

      • 自由を欲しがると自由でなくなる。自由がないと思っていたところが、実は自由そのものだったりする。その他に自由なところがあるわけでもない。不自由に身を任せれば、そこは自由なのかもしれない

        • 独生独死独去独来

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        依存者が依存心を抱きつづけることで回復する理由

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          noteを始めて3周年記念! 最新記事をそろそろ書こうかな。依存症について自分なりの結論は出ているが、根本的な具体的解決策は模索中

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          智慧は必ず慈悲となる

          智慧は必ず慈悲となる

          わたしは依存症になってしまったが、依存者として生きる意味を与えられた事実もある。絶望のどん底でも自分の弱みを理解したとき、それは這い上がる道しるべとなる。

          わたしは依存症になってしまったが、依存者として生きる意味を与えられた事実もある。絶望のどん底でも自分の弱みを理解したとき、それは這い上がる道しるべとなる。

          酒を断つのが難しいのではない。過去の自分を断つのが難しい。だから断酒継続が困難なのかもしれない。

          酒を断つのが難しいのではない。過去の自分を断つのが難しい。だから断酒継続が困難なのかもしれない。

          断酒5年の節目は感慨深い。

          断酒5年の節目は感慨深い。

          依存症の苦しみを解く答えは自分の中にしかない

          方法論、対処などは自分の思考から導きだされること。教えてもらうことではなく自分で見つけることだと思う。方法がわからないという人はわからないのではなく、考えていない、考えたくないというただの怠け者だ。そんなマインドでは一生、回復などしない。依存症から回復するという課題があるならば、回復するためにやらなければいけないことは考えれば必ず見つかる。その答えは医者や医療関係者、他人が知っていると思ったら大間違いだ。世の中には成功者たちの方法論で溢れているが、それはその人が見つけたものだ

          依存症の苦しみを解く答えは自分の中にしかない

          医療を信じる自分を常に疑え!依存者が奴隷になってしまう理由

          医療に依存する依存者が回復者となるには、自分で情報を得て学ぶしかない。脳を磨け。自分が無知だと知ること。学べばバカではなくなるし、病気も快方へ向かう可能性が高まる。バカは学ぶことをしない。凝り固まった思考から抜け出せない人がバカなのだ。そもそも、医者や看護師に一人の患者と向き合っている時間はないし、懇切丁寧に病気のことを教えてもらえると思ったら大間違いなのだ。他人を頼りに回復した場合より、自己成長の可能性に期待し回復した方が心の糧になるのは間違いない。 依存してしまうのは情弱

          医療を信じる自分を常に疑え!依存者が奴隷になってしまう理由

          断酒を継続しているから依存症から回復してるよね、または回復するよね、という勘違い。この勘違いから学ばなければ依存症の本質には辿りつかない。断酒自体が依存症の克服になるわけではないという、もうすぐ断酒5年生のつぶやき。

          断酒を継続しているから依存症から回復してるよね、または回復するよね、という勘違い。この勘違いから学ばなければ依存症の本質には辿りつかない。断酒自体が依存症の克服になるわけではないという、もうすぐ断酒5年生のつぶやき。

          断酒のメリットはこれ!

          生涯、酒を断ち回復し続けることは依存者にとって難しい問題ではない。重要なのは依存者としての生き方を確立していくことだ。病気という不利をどう解決し、どういう戦略を用いて生き抜いていくのかを優先的に考え、生き方を変えるという選択肢もある。健常者だった過去の自分はもういない。現状に降伏し、依存者として生きていくことを覚悟することで見えてくる世界もある。断酒の効果は脳や身体的回復、時間や金銭面の充実だけではない。これから先の人生を再構築するきっかけをもたらしてくれる。生き方を転換する

          断酒のメリットはこれ!

          生涯酒を断ち、回復し続けることは依存者にとって難しい問題ではない。もっとも重要なのは依存者としての生き方を確立していてくことだ。病気という不利をどう解決し、どういう戦略を用いて生き抜いていくのかを優先的に考え、生き方を変えるという選択肢もある。健常者と同じ生き方を捨てる覚悟もあり

          生涯酒を断ち、回復し続けることは依存者にとって難しい問題ではない。もっとも重要なのは依存者としての生き方を確立していてくことだ。病気という不利をどう解決し、どういう戦略を用いて生き抜いていくのかを優先的に考え、生き方を変えるという選択肢もある。健常者と同じ生き方を捨てる覚悟もあり

          欲求が生じるのは当然の理。なのに原理からはずれ欲求と闘う人が多すぎる。なぜかというと、医療機関で教育されるからだ。まだ飲酒欲求が起こりますかと。欲求はなくなりませんよ。欲求が起こらない人が病気なんです。医者を神格化してはならない。医療に疑いを抱き、自分で学ぶことも必要不可欠だ。

          欲求が生じるのは当然の理。なのに原理からはずれ欲求と闘う人が多すぎる。なぜかというと、医療機関で教育されるからだ。まだ飲酒欲求が起こりますかと。欲求はなくなりませんよ。欲求が起こらない人が病気なんです。医者を神格化してはならない。医療に疑いを抱き、自分で学ぶことも必要不可欠だ。

          人は自由を求めるが、自由を手にすれば存在意義は失われていく。生きる意味を見失い、その苦痛から逃れようと自己顕示欲(承認欲求)を求めるのだが、そこに自由はあるのだろうか。自由という概念に規制をかけることで不自由さが生まれ、自分の価値観がみつかる。それが本当の自由なのかもしれない。

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