いまさら仕事術#9丨イシュー ~正しい問いを探す~
00丨「いまさら仕事術」とは
社会人になると「仕事のやり方」を当たり前のように知っていることになっています。
しかし、実際には教わることも・学ぶ機会も無く、なんとなく手探りでやっていることが少なくありません。
その中でも特に「暗黙知」的な仕事術をピックアップし、連載形式で紹介していきます。
今回のテーマは、「イシュー ~正しい問いを探す~」です。
01丨生産性向上=「生み出す価値(バリュー)」/「かける工数・コスト」
バリューの高さ=「イシュー度」×「解の質」
起きている問題にどうやって答えを出すかから考えがちだが、イシュー度の低いことに良い答えを出してもバリューは低い
02丨イシューと、解の質それぞれへのアプローチ
イシューを見極める=思考のフレームワークで考え抜く
解の質を高める=スキル向上(テクニックとしてのスキルではなく、イシューに対して適切なスキルを選択するスキル)
03丨イシューを見極める
イシューを日本語で言えば「課題」
ただし、課題ではなくイシューという言葉を使う場合、「答えを出すべき課題」転じて「何に答えを出すべきか」を指している
「売上が未達だ。キャッチアップ策を考える」はイシューか?
「カスタマーサポートへの問い合わせが多すぎてパンクする。問い合わせを減らすべきだ」はイシューか?
「他社はこういう機能をつけて訴求している。当社システムも対応すべきだ」はイシューか?
04丨それは答えを出すべき課題か?を問う
答えを出すべき課題とは?
(相手にとっての本質に対して)それは実際にインパクトがあると言えるか
説得力のあるかたちで検証できるか(何を明らかにすれば、そうだと言えるか)
想定する受け手にそれを伝えられるか
これらにYesと言えて、初めてそれはイシュー足り得る
次回も、『イシュー』をテーマに学んでいきます。
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