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いまさら仕事術#9丨イシュー ~正しい問いを探す~

00丨「いまさら仕事術」とは

社会人になると「仕事のやり方」を当たり前のように知っていることになっています。

しかし、実際には教わることも・学ぶ機会も無く、なんとなく手探りでやっていることが少なくありません。

その中でも特に「暗黙知」的な仕事術をピックアップし、連載形式で紹介していきます。

今回のテーマは、「イシュー ~正しい問いを探す~」です。

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01丨生産性向上=「生み出す価値(バリュー)」/「かける工数・コスト」

  • バリューの高さ=「イシュー度」×「解の質」

  • 起きている問題にどうやって答えを出すかから考えがちだが、イシュー度の低いことに良い答えを出してもバリューは低い

「重要なことは、正しい答えを見つけることではない。正しい問いを探すことである。間違った問いに対する正しい答えほど、危険とはいえないまでも役に立たないものはない。」
by ピーター・ドラッカー

02丨イシューと、解の質それぞれへのアプローチ

  • イシューを見極める=思考のフレームワークで考え抜く

  • 解の質を高める=スキル向上(テクニックとしてのスキルではなく、イシューに対して適切なスキルを選択するスキル)

03丨イシューを見極める

  • イシューを日本語で言えば「課題」

  • ただし、課題ではなくイシューという言葉を使う場合、「答えを出すべき課題」転じて「何に答えを出すべきか」を指している

    • 「売上が未達だ。キャッチアップ策を考える」はイシューか?

    • 「カスタマーサポートへの問い合わせが多すぎてパンクする。問い合わせを減らすべきだ」はイシューか?

    • 「他社はこういう機能をつけて訴求している。当社システムも対応すべきだ」はイシューか?

04丨それは答えを出すべき課題か?を問う

  • 答えを出すべき課題とは?

    • (相手にとっての本質に対して)それは実際にインパクトがあると言えるか

    • 説得力のあるかたちで検証できるか(何を明らかにすれば、そうだと言えるか)

    • 想定する受け手にそれを伝えられるか

  • これらにYesと言えて、初めてそれはイシュー足り得る


次回も、『イシュー』をテーマに学んでいきます。


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