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#習慣化と仕組み化のはなし

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#時間

日々の充実には「自分時間」が必要だが、長さの問題ではない。記録の「見える化」でかたちにしよう!

人はいくつものペルソナ(役割)を持って、毎日の生活を送っています。 会社員、父親、夫、息子、弟、地域の一員などなど。 それぞれの役割ごとに求めに応じて、日々忙しく過ごしていることでしょう。 一方で、他者からの求めに応じるための時間ではなく、「自分のための自分の時間」がないと、充実感にはほど遠い毎日となります。 とはいえ、いくつもの役割を果たさなければならない中で、なかなか「自分時間」をとれない日の方が多いでしょう。 短い自分時間で充実感を得るにはどうすればよいか。

朝の「ひとり時間」はセルフ・コーチングタイム

朝の時間の使い方の話です。 わたしは平日、始業開始1時間~1時間半前の朝7時半~8時には出社しています。 8時半くらいまでは同じ事務室で他に出社してくる人はいないので、広くて静寂な空間を独り占めすることができます。 中長期的な自分の姿に思いを馳せる繁忙期は早速仕事を始めることもありますが、通常期は目の前の作業から離れて、中長期的な夢や目標、ありたい姿の再確認を行います。 年始にこれらをリストにしたので、それを毎朝読み返しています。 繰り返し読み直すことで、夢や目標、

「やめてよかった習慣」7選

習慣化というと、ついつい新しいこと・追加することに目が向きますが、時間が有限である以上は「引き算」も必要です。 これまでにやめてよかったと思った習慣を、7つまとめてご紹介します。 「やめてよかった習慣」7選1.たばこ やめた習慣のうち、記憶にある一番期間が長いものはたばこです。 大学生の頃から新社会人の頃まで1日1箱吸っていたのですが、最初の子どもが産まれる前にスパッと止めました。 ある日の喫煙室で「止めるなら今しかない」と突然ひらめき、残っていたたばことライターを

早朝出勤するのは、「時間」ではなく自分が「自分」の主導権を握るため

早朝出勤を始めて、10年くらいになります。 交通事情にもよりますが、6時には家を出て、だいたい7時頃に出社しています。 その代わり、少なくとも週の半分以上は残業せずに定時で帰ります。 「時間」に使われるのか、「自分」が時間を使うのか朝の始業時間にあわせて出社して、遅くまで残業すれば残業代が稼げますが、そうはしません。 時間に使われるのではなく、自分を軸にして時間を使いたいからです。 残業ありきで仕事をしていると、どうしても時給発想になります。 反対に、自分を軸にす

習慣の継続は「ベスト」でなくても「ベター」でいい

習慣は「続けること」が前提となります。ですが、「完璧に続けよう」とすると途端に続かなくなります。 確かに「毎日」行ったほうが習慣を身につけやすいが習慣には「始める」と「続ける」の段階がありますが、「始める」のほうが圧倒的に難易度が高い。 週1だとこの「始める」という大きな山がその度にやってきますが、毎日だと「始める」は初日だけであとは省力モードで行える「続ける」なので、最初は毎日行って習慣化されてから頻度を減らしたほうがずっとラクに行えるのです。 ただし、実際にはその時