シンプルだから心地よい。カヌレがおいしい京都カフェ「here」
余計なものがないシンプルさが心地よい
京都のカフェブームの火付け役となった『%Arabica Kyoto(アラビカキョウト)』で、トップバリスタとして活躍されていた、山口氏が独立して開いた西洞院三条にある話題のコーヒーロースター&カフェが『here』だ。
私は職業柄、京都の色々なカフェをめぐるが、[here]はシンプルである意味潔く、素敵なカフェに、ファンであることは間違いない。
住宅街を歩いていると、ひときわシンプルな店構えのhereが見えてくる。
余計な装飾はなく、その店構えからも、コーヒーの品質やフードのおいしさで勝負をしているとわかる。
このお店の名物フード「ココカヌレ」
大きな窓から光が差し込む。この日は、午前中にお邪魔したのだが、とても心地の良い空間がそこにはあった。
早速だがオーダーは名物の「ココカヌレ」。この日は天気も良く、散歩もして暑かったので、アイスアメリカーノをチョイスした。
「ココカヌレ」はまさしく「hereのカヌレ」という意味だそう。
カヌレは外はカリッとして香ばしく、中がしっとり、もちもちとしていて美味しいです。カヌレの有名店は数あれど、飾りや装飾ではない、どこか懐かしい心がほっとする味だ。山口氏がパリで出会って衝撃を受けたカヌレをできるだけ再現したそうだ。コーヒーとの相性も抜群。
余談だが、カヌレの中はフレンチトーストのようにしっとり。ザクっとした表面からは想像がつかないほどだ。食感の違いをたのしみ、コーヒーとのペアリングを楽しみ、余韻と店の雰囲気を楽しむ。贅沢な時間が最高のご褒美だとおもう。
「ココカヌレ」はテイクアウトやお取り寄せも可能だということだ。テトラパックのかわいらしいパッケージを写真に収めるお客様も多いそうだ。
コーヒーが苦手だったオーナーバリスタの山口氏
オーナーの山口氏は、もともとは、コーヒーが苦手だったそうで、そんな山口氏のプロデュースのお店だけあって、エスプレッソ系のドリンクもとても飲みやすくファンがいるのもうなづける。一見ではなく定期的に通いたくなる。そんなシンプルが故の素敵な空間とコーヒーとカヌレをぜひ、皆さんにも楽しんでいただきたい。
文•写真:Takeshi Shimazu[Vision.e.w]
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情報
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住所:京都府京都市中京区姉西洞院町524
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休
HP:https://coffeehere.world/
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