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仕事も人間関係もうまくいく考え方と行動 2
自分の行動や態度に責任を持って仕事をしていくと、少しずつ物事がうまく進んで行ったり部下を持つような立場や役割の仕事についたりと人生が前進していると実感できるようになる。
誰かの助けがいる時期を卒業し、色々自分のやり方でできるようになる。もちろんまわりに文句や愚痴も言わないし、稚拙な態度もせず、リーダーと呼ばれるような模範的な役割になっていく。
仕事が楽しくなっていく時期であると同時に、自分だけのことだけにとどまらないので思い通りにいかないとストレスを感じることも多くなるだろう。
自分の感情に責任を取る
『自分がイライラしているのは、相手のせい』『自分が不愉快なのは部下が思うように動かないから』と自分が感じている感情をまわりや人、状況のせいにしないということが大事だ。
行動や態度までは制御できようになってきても、考えている感情にまで責任を取ることが及ばないと、いわゆる近づき難い怖いリーダーとなりチームの仲間がビクビクしながら仕事をしたり、マイナスな報告が上がってきにくくなったりしてしまう。
感情に対してストレスを感じていると、それは職場だけにとどまらず、家庭でイライラしている空気を感染させてしまい、夫や妻、子供にキツく当たってしまったりといいことはひとつもない。
感情に良いも悪いもない
私たちは、普段楽しい気持ち、嬉しい気持ち、喜びなどポジティブな感情は感じたいけど、悲しい、寂しい、虚しい、情けないようなネガティブな感情はできるだけ感じたくないと思っている。
しかし、人間である以上、ネガティブな感情を感じなくするというのは無理だ。感情に良いも悪いもない。
責任を取ろうとするときそれはネガティブな感情に対して行おうとするが、それはネガティブな感情をコントロールをするということではない。
コントロールが過ぎると余計にストレスが溜まり、ある日突然爆発するというのは感情に責任を取っているとは言えない。そしてネガティブな感情を無視し続けることで私たちが感じたいポジティブな感情までも感じなくなり、喜びも楽しさも、怒りも悲しみもわからなくなってしまう。
あなたのまわりにもいないだろうか?何を感じているのかわかりにくい、近寄り難いつまらなそうな人。冷静な人とは違う、なんだか冷めてしまっている人。
もしかしたら感情をコントロールしすぎて、自分が何を感じているかわからなくなり、死んだような感じになってしまっているのかもしれない。
つづく
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