見出し画像

最上級の睡眠を。動くIoTベッド&枕

引用先:
メディア名:+VISION(プラスビジョン)
URL:https://vision00.jp/
自分自身の所有物や経験ではなく、
自分自身の発想・考え(アイディア)が価値になる時代に向けて。
「ビジネスの種を探している、刺激を受けたい」
「自分にも出来るかもしれない!」
「こんなものがあったらいいのに・・・」+VISIONはそんな“考えるあなた”に読んでほしいウェブマガジンです。

このマガジンでは「特許」をテーマに、
日常生活を豊かにする最先端技術の発明から、面白可笑しいボツ発明まで、毎号それぞれのテーマに沿った特許をご紹介します。

知的財産に関する情報は複雑で専門的なので
今まで埋もれていた情報が数多くあります。
それらを一般の人でも楽しく読めるように、
イラストや弁理士による解説で、分かりやすく解説いたします。
さらに発明に関するお金の話や、
発明の隠れ秘話など普段聞けない話が満載!

疲労回復に大切な睡眠を十分にとるための手助けを補助します。身近な製品に特許の技術が活かされている例をご紹介します。
年齢を重ねると思うように睡眠がとれなくなる人が多いようです。十分に睡眠が取れれば疲労が回復して次の日の活力も生まれ、充実した日々が送れるのになぁ、と思っている人も多いようです。十分な睡眠をとるためには、サプリメント、場合によっては薬を利用することもあります。しかし、できれば眠るときの環境を工夫することによって自然な眠りを取りたいものです。
近年、眠りについての研究も進み、「眠りとは何か」の他に「より快適に眠るための環境作り」の研究も進んでいます。特に、寝具に関わる研究は進歩しているようです。研究結果を活かしたベッドや枕もいろいろと販売されています。
今回、そのような研究を活かした寝具について、特許出願されたベッドや枕の発明例を詳しくご説明します。

■発明のポイント

<ベッド>

本発明は、より快適な眠りを提供できる電動家具(ベッド)です。

本発明のベッドは、制御部42を含みます。この制御部42が、快適な眠りを提供するためにベッドを様々にコントロールします。

 本発明の電動家具310では、例えば図1に示すように、マットレス(図示なし)の下に検出部60(例えばセンサ62)が設けられます。検出部60は、マットレスの上にいる使用者の体動などの生体信号を検出します。得られた生体信号によって、使用者がどのような状況にあるかを予想したうえで、制御部42によってマットレスの形状を変えるように設計されています。

ここから先は

2,864字 / 9画像

¥ 120

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?