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店のイスを使うか使わないかで判断されてはたまらない

2019年から軽減税率が始まった。

ファストフードでは店内で食べるかどうかで税率が変わるようになり、着席してお召し上がりの場合は10%、と書いてある店もある。
この制度が腑に落ちず、モヤモヤしながら利用すること数回、税率違うならいいやとやめてしまうこと数回。

低所得者の税負担を軽くするという本来の目的からすれば、着席して食べるか持ち帰って食べるかの区別が重要ではないはずだ。
ハンバーガーや牛丼を持ち帰って自宅で食べることがその人にとって日常なのか非日常なのかまで立ち入らなければ、その消費の真の意味なんてまったく分からないはずなのに、それが単に店のイスを使うか使わないかで判断されてはたまらない。

慣れれば文句もなくなるだろう的な国のやり方はいつものことだが、そんなにイスイス言うてたら、慣れた国民みんなマイイス持ち歩き、路上のあちこちで軽減イートアウトを始めるかもしれへんで。

(2019/10/31記)

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