あるのは、ただおもしろそうという予感
Lancers(ランサーズ)ってご存じだろうか。
ひとことで言えば、業務のマッチングサービスだ。
要は「こんな記事書いてくれませんか?」に対して「書きます!」と手を挙げたり、「こういうイラスト描けるんです!」に対して「お願いできますか?」と指名されたりするような場。
フリーランスのライターやデザイナーにとっては、もはやあたりまえの存在かもしれない。
Lancersはフリーランスを後押しする「新しい働き方LAB」という活動の場も運営していて、その中に「研究員制度」というものがある。
は? 研究員?
Lancersの説明によるとこういうことらしい。
うーん、今を変えたい人の集まり?
現状に満足していない人の集まり?
研究員? パイオニア? ならず者?
いや、なんだかよく分からない。
よく分からないが、先月募集していたので応募した。
どれだけ応募があったかは分からないが、採用された。
分からないことづくめだが、こうして僕は研究員になった。
この研究員制度にはあらかじめ決められたいくつかの研究テーマがある。
旅先での出会いによって、働き方はどう変わるのか?
👉全国を半年にわたって旅しながら、そこで出会う人との関わりによって働き方がどう変化するかの研究“無駄”を極めたアナログゲームをつくったら、狙わずとも売れちゃうのか?
👉「意味のあるものでなければならない」という思い込みから開放され、世の中にない無駄なものを作成する研究
などの熱いテーマが並ぶ中で、僕は自分の経験が活かせそうな「地方観光DX」というテーマに応募し、採用された。
フリーランスチームで全国の活性化プロジェクトを手がける研究らしい。
ただし、自分の経験が本当に活かせるのかは不明。
なにしろ研究員制度自体よく分かっていないのだから。
今書けるのはこれくらい。
決して情報の出し惜しみをしているのではない。
本当にまったく分かっていないのだ。
あるのは、ただおもしろそうという予感。
それのみ。
研究員としての任期は半年、だったかな。
やりながら追々分かってくるのだろう。
都度、このnoteで活動状況をお知らせできたらと思っている。
いや、お知らせできたらではなく、お知らせすることが研究員の任務のひとつだったような気もしてきた。
とにかく今もってまったく分かっていない。
(2023/6/4記)