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保冷剤ステーション

繊細な冷蔵の商品を買うと、問題になるのが持ち帰りだ。
いくら保冷剤を入れても効果は長くは続かない。
遠方に持ち帰りたいと思ってもなかなか難しいのだ。

ふと、保冷剤ステーションがあったらいいのにと思った。
カフェや駅などあちこちに専用機器を設置し保冷剤を凍らせておき、溶けた保冷剤を投入すれば、同数の凍った保冷剤が無料で出てくる。
もちろん投入した保冷剤はそこで凍らせて再利用される。
うまく交換しながら移動すれば、結構遠くまで行けるのでは?

そう考えながら、律令時代の駅伝制を思い浮かべた。
各地に設置された駅で、疲れた馬を元気な馬と入れ替え、先を目指す。
今いる愛媛のこの山村にも古代にはこの駅があったという。
保冷剤ステーションもここから始まったらおもしろい。

(2016/9/8記)

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