チョコっとひとこと

バレンタインが女子から男子への告白の日としてだけでなく、女子だけで楽しむイベントとしても広がりを見せつつある。

女同士友だちで集まって交換し合う友チョコとか、人気のショコラティエの品を自分で食べる自分チョコなど、そう遠くない将来、男子の関わる余地のない日になってしまいそうな勢いだ。
つまり女子からチョコをもらえる男子が減っていることになるが、とりたてて不満が聞こえてこないところを見ると、今や男子もその日をあまり特別視はしていないのだろう。

子どもの頃は楽しみなような、それでいて怖いような一日だった。
もらえない時のために、チョコは苦手だと予防線を張ったものだ。
そうこう言ってるうちにホントに苦手になり、今だって苦手だ。

でもなんと肩こりにチョコがよいと聞き、なら食べようかと思ったり、いやどこかでマッサージしてもらえるならそっちのがいいかもと思ったり、 めっきり年寄りじみてしまった昨今のバレンタイン。

今回の〈ちょこっとひとこと〉、やっぱりタイトルはこうでなくっちゃね。

（2016/2/12記）