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自分は何者なのか〜削り出し掘り起こす〜

こんばんは。Vinoです。
はじめましての方へ。

文章を書くことは自分自身を掘り起こす作業だ、と言われています。

作家の村上春樹氏は、毎日同じペースで書き続けているという話を聞いたことがあります。

村上春樹氏はマラソンなさる方だったと思うのですが、マラソンも自分のペースで走り続けることが大事らしいので、執筆とマラソンは似ているのかもしれませんね。

村上春樹氏は世界中に熱烈なファンがいらっしゃいますが、わたしはノルウェイの森を読んだ時に苦手意識を持ちました。

世界が暗く廃退的な雰囲気と根底に流れるナルシティズムのようなものが、私には受け付け難かったのですが、まだ読んだ時、20代前半だったのもあるかもしれません。

男性目線の耽美的というか耽溺的なものを感じて、何が良いのか当時は理解が出来ませんでした。

好みの問題なのだと思うのですが、村上春樹氏の素晴らしさを私に分かるように誰か教えて欲しいです。

苦手なものを知ることは、自分自身を知る大事な作業であるといいます。

様々なものに触れて、自分の好きを知っていくことは、自分が何者なのか理解する大事なことだと感じます。

ずっと、自分は何者なのか知るというと、そこには完成された「何者」という自分像が有るようなイメージを持っていました。

自分が何者なのか知ることが出来るというのは、知った瞬間その自分に乗り移り、今までの自分を捨て去り新しい自分で生きるようなイメージでいました。

でも、そんな漫画みたいな展開は現実ではなかなか起きません。

自分自身は何が好きで何が嫌いか、どんな信念を持ってどういう性質があるかなどを、削り掘り起こしていく作業こそが大事なのだなと、今はかんじています。

わたしの中で言葉だけが一人歩きしていましたが、ようやく、こういうことだったのだなぁと分かって来ました。

自己肯定感が低かったり、他人への依存が強く、承認欲求を隠し持っていると、今の自分を肯定することが出来ず、外側に自分自身を求めてしまいます。

自分を客観的に表現しようとすると、そこに必ず主観が入って来ます。

その主観こそが、自分とは何者かを教えてくれるような気がしました。

色々とセミナーに行きましたが、こういうことは教えてくれなかったなぁと思います。

どこかに本当の自分がいるよ、そんな曖昧な感じで話す人が多かった気がします。

まぁそれが集客のエサであるのかもしれませんが。

そんな一朝一夕で分かるものではないですしね。

うまく結論をまとめられずにいますが、この辺りで今日は一旦、終わりにします。何か伝わるものがあれば嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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