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スポーツ観戦のもたらす効果〜脳内ミラーニューロンの働き〜

こんばんは。Vinoです。
はじめましての方へ。

今回のアジア大会は日本選手たくさんメダル獲っていますね。
日本人選手の活躍は嬉しくなります。

選手が頑張っている姿を見ると一緒に戦っているような気分になりました。
見終わった後に、とてもスッキリした気分になります。

どうやらスポーツは観るだけで健康になる作用があるようです。

スポーツ観戦をした後に、テストステロン数値を測ると、勝ったチームを応援していた人は数値が上がり、負けたチームを応援していた人は数値が下がったといいう結果が出ました。

脳内のミラーニューロンという神経細胞が他人の行動を自分の脳内で鏡のように映し、あたかも自分がやっているような反応を示したのです。

特に自分がやったことのある動きだとミラーニューロンはより発火し、自分がプレーしているのと同じような気持ちになれるそうです。

誰に対しても反応するよいうより、自分が応援しているチームやファンの選手に対してより強く反応するようです。

アメリカで行われた実験では、ジョギングをしている映像を見ただけで心拍数、血流量、呼吸数がやや増加したという結果が出ました。

実際に競技場で観戦していたら会場の熱気や雰囲気で影響を受けるのはなんとなく分かる気がします。

でも、テレビで観戦しているのに同じような気分になれるのは、不思議です。

音と映像を通じて自分が選手たちと一体感を得られるのであれば、リアルな試合を観なくても、ヴァーチャルリアリティのゴーグルで事足りてしまうかもしれません。

そして、観ることによって脳内のミラーニューロンが発火し他人を自分の鏡として脳内で映し出すなら、何を観るべきかもっと注意を払う必要がある気がしました。

この脳内のミラーニューロンは人間の共感力にも関わってくるのだと思います。

人間は自分の顔を決して本当の意味で観ることが出来ないという説を聞いたことあります。

鏡は映されたものであり、直接自分の目で見たものではないからです。

こちらのダグラスハーディングという方は、ある日、自分自身の頭がないことの深い意味に気づかれたそうです。

わたしもこの話について聞きかじった程度なので、詳しくは知りませんが、興味深い話だなぁと思い本を買いました。

人は自分を知ろうとした時、自分だけでは知ることが出来ず、誰かを通じてしか自分自身を知ることが出来ないのかもしれない、そんな気がしています。

アジア大会、次回は名古屋で開催されるようですね。
チャンスがあればライブで観てみたいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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