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実は発達障害と診断されても人生は変わらないという話

自分の元にも「私は発達障害グレーゾーンなんです。診断されたいです。」
という相談が個人宛にものすごく来る。

結論から言うと、

発達障害と診断された程度では現実は変わらないと言うこと。

大体最近の医療や診断検査が精密かつ高性能になった恩恵により

割と簡単に発達障害グレーゾーンや障害者認定がされやすくなった。

しかし、発達障害でした。じゃあ一流企業に就職できますか?人間関係が劇的に良くなりますか?

といえば、そもそも論発達障害者でなくても無理なものは無理。

たまに、「僕は障害者だから一流企業に内定貰えない。悔しいです。」

と愚痴る学生が多いんだけど、

健常者であってもセールスフォースやコカ・コーラ、サントリーの本社に就職すると言うことはかなり困難。

人間関係も同様で、

異性にモテないだとか、恋愛関係が長く続かない。

と言う相談も寄せられるけど、

(発達障害と因果関係が一部あるのかも知れないが)

その人の人間性に実は問題があるのだと思う。

例えば、いくらパートナーが性格が良くて頭がよくて寛容でも

「お前ブス。貧乳。」とか

「お前男だからデート代全部出せよ。」

「めんどくさいからデート行きたくない。」

「君の手料理まずいね。」

なんて毎日言われたら、流石にキレられる。

それがASDやADHDだから仕方がないです。許して下さい。

と言ったところでも、許してもらえるはずがない。

まともな人なら、人間関係切られる。

気をつけてほしいのは、

人間性の問題と発達障害の問題を混同して考えてしまう方が多い。

ADHDの人で毎回絶対2時間遅刻する人が知り合いにいるんだけど、

こっちがどんなに丁寧に遅刻はダメと言う理由を説明したり、遅刻対策のアプリだとか方法を一から丁寧に教えたとしても

1mmも改善しようと努力しない人が

発達障害(ADHD)なんです。しょうがない

と言っても誰も信用してくれない。

吃音等の特性は直しようがないのでやむを得ないとしても、遅刻する問題は解決できる。

健常者だから、障害者だからといって

何もしない・与えない無能が文句を何回も言ったところで周りが変わるか?

といえば当然変わるはずがない。

環境が嫌なら抜けるか変えるか。

障害者と診断されたところでも、許されないことは許されない。

そして、自分に都合のいいような人生に変わるわけではないので

ファッション感覚で発達障害の名乗るのはおすすめしない


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