愛国詩人への道
1 ベトナム詩人の紹介
皆さん今晩は。今回は、拙作と我が祖国ベトナムの国民的詩人達、そして文芸について、ご紹介させて頂きます。
1.1 Nguyễn Bính(グエン・ビン)先生
Nguyễn Bính(グエン・ビン)先生は、ベトナムの近現代の著名な詩人の一人であり、その詩は、望郷や純朴さ等に満ち溢れたものとなっております。以下の通り、一部をご紹介いたします。
グエン・ビン先生の全集(全2巻)が既に5年前から刊行されております。ただし、数量限定のようで、入手が困難になっているようです。今後、自分は購入して味読と研究したいと思っております。
1.2 Nguyễn Trãi(グエン・チャイ)先生
グエン・チャイ先生は、後黎朝大越の建国の功臣にして名臣であり、儒者・詩人・思想家であり、そしてベトナムの思想に絶大な影響を与えた方です。先生は、晩年は冤罪で三族もろとも処刑されてしまいますが、後に冤罪であることが判明し、名誉が回復されます。
自分もまた、先生のことを私淑しており、そしてこれまで三回に亘る幻覚の中で様々な教えを頂いたことがあります。来年に帰国したら、先生の教えに従って、ある著作を行って参ります。
2 詩学と詩人
前述のように、『論語』並びに儒教で、詩学が極めて重視された理由は、詩学が、人文科学だけではなく自然科学等の方面や分野をも学んで博識になり、そして知育・訓育・徳育等に情操教育を行って、博学博識で多情多感でとなり、感受性に教養等も高めることになるものであったからです。
それ故に、中国の最古の詩集『詩経』と屈原先生の詩集『楚辞』は、中国の政治や文化に哲学や思想(特に儒教)に絶大な影響を与え続けたのでした。
そして、古代ギリシャ哲学者達も、詩的に自分達の思想を表現しておりました。
以上のように、本格的な詩集は、含蓄に蘊蓄や造詣に満ち溢れたものであり、そして本物の詩人は、皆さんが思っているよりも遥かに、博学博識で多情多感であり、多大な素養に鍛錬を以て、創作活動をされているのです。もっとも、現代の日本では、詩作は一般的な認知・教育・文芸等から掛け離れてしまったと思われますが…
3 拙作『人文佳品』
少しずつではありますが、祖国ベトナムでは、様々な文芸とその活動に作品が盛んになっております。
『ベトナムの少数民族の文学の総集』(全6巻)
『南部の文学の総集』(全4巻)
以下は、Nguyễn Nhật Ánh(グエン・ニャット・アイン)先生の著作集『Thời Thơ Ấu Dài Lâu』〈24巻セット〉であり、現代ベトナムの文学の代表作の一つと言えます。その内容は極めて多岐に亘るものであり、非常に興味深いです。今後、こちらもぜひとも味読していきたいと思います。
以上のことから、自分は、自身の様々な力不足と、向上心や向学心に志学がますます高まったため、以下の拙作の題名を変更し、そしてその内容も、より一層、含蓄や蘊蓄に造詣のあるものにしていくことを決行しました。
先哲達に負けず劣らず、そして先哲達を越え、更に、国家並びに人民の利益並びに幸福に貢献できる愛国詩集・愛国詩人として、奮励努力して参ります。
4 結語
拙作『社会善』の著述の方が、予想や予定に計画よりも遥かに上回る程の多大な労力・時間・創意工夫を要しております。また、外勤の医療もまた、多忙です。哲学ニュースやブログももっと更新したいのですが、前述の理由から、今後も休止や延期等が重なり続けます。努めて逸早く出版してひと段落させ、哲学ニュースやブログの再開、そして次の拙作の研究活動に進んで行けるように奮励努力して参ります。
ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。