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viehula! hulaから学ぶもの。

「古来から、わたしたちは海の傍らで暮らしてきた。波の音を聞けば、古い血がそれに呼応するよう。海に命を頂き、海を渡り、海に還る。そんな太古のままの知恵が、まるでタイムカプセルのようにhulaの中に残されている。」

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わたしたちの中に眠るプリミティブな感覚。

波の音を聞き、自然の中で過ごせば、めきめきとアンテナは伸びていく。

なんでこんなにも波の音は落ち着くのだろう。風の音には少し怖さも感じるな・・・。青葉の香りは身体がほぐれていくのがわかる。

わたしたちのDNAには自然の中で暮らしてきた太古の歴史が刻まれているのだと感じます。

自然の中で暮らす・・・・。日本でいえば、弥生時代以降は自然は人の手で開拓し、管理するもの、人は人間社会の中で生きるもの、と自然と人の間には大きな境界線が引かれるようになりました。

そのころにはすでに所有するという価値観が存在して、より多くのものを手にするために人は生きるようになっていました。

人も動物も植物も、海も空も大地も、渾然一体となって調和して生きていたのははるか昔・・・・。縄文時代と言われる狩猟採集の時代です。

まるで縄文時代からのタイムカプセル、hula

縄文時代は野蛮な原始のイメージとは裏腹に、高度で芸術性の高い土器や祭祀が行われ、争いを避ける独自の文化があったとのことですが、太古の暮らしを想像して今に活かすことはなかなか難しいもの・・・。

そんな中でわたしたちが出会ったのが、まるでタイムカプセルのように現代に残された、自然と共に生きる知恵・hulaでした。

hulaとわたしたち。ハワイが大好きな日本人、実はフラダンスを習う人はハワイよりも日本人の方がはるかに多いという不思議な縁もあります。

でも日本でイメージされるフラはハワイの伝承の知恵であるhulaのほんの一部であり、かなり商業化され、消費されるための商品としての要素が強く出ています。

伝承の知恵としてのhulaは、太平洋の孤島で文字を持たずに自然と共に生きていたハワイアンたちが、古代からの叡智を歌にして踊りにして残してきたもの。

そこには自然のとらえ方や、神々の物語、身体を鍛え心を鎮めて祈り、喜び、呼応し合い、一体となって生きるための数々のメソッドが残されています。

日本とつながるhulaの世界

キャプテンクックがハワイを発見するたった250年前まで、まるでタイムカプセルのように太古の叡智がそのままに残されていた希少な存在、hula。

そして実は遥か縄文の時代に、台湾から日本を経てさらに大海原に乗り出し、海を渡って広がっていった古代の海洋民族たちが、最後にたどり着いた場所がhulaの生まれたハワイでした。

彼らの言語・オーストロネシア語と日本語の共通性が高いことや、ヒョウタンや麻、イモなど生活文化にも共通点が多く、私たちがなぜかハワイやフラに心が惹かれるのもそんな背景があるからなのかもしれません。

何かを所有するのではなく、調和した喜びの中で生きる古くて新しい暮らし方。the sence of primitiveを取り戻す方法。

古代から人類への贈り物ともいえるhulaのメソッドを紐解き、ヒントにしながら、探求していきましょう。








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