見出し画像

#31 シンプルで絶品のサンドイッチに詰まっているもの・フランスのニュースから

(写真は、モンペリエのあるレストランです。ランチの後、お腹いっぱいで、大きなデザートは無理だわと思っていたら、メニューにカフェ・グルマン(コーヒー+プチスイーツのセット)があったので注文したら、このボリュームでびっくりしました。)

目が釘付けになったTF1のお昼のニュースを共有させてくださいね。

ランチタイムになると行列ができる、パリのあるカフェ。
お客さんの大半のお目当ては、そのお店で作っているサンドイッチ。
特に、「バターとハム」のシンプルなサンドイッチが一番の人気です。
テイクアウトで、店内で食べられる絶品のサンドイッチ、一度食べるとリピーターになる人ばかり、さらに口コミで人気は広がっています。

サンドイッチを作るソフイーさんと、カフェのオーナーのジルさんが、美味しいサンドイッチの秘訣を教えてくれました。

ソフィーさんの秘訣は、「サンドイッチにコルニッション(ピクルス)を入れること、サンドイッチを作る時に、自分が食べるつもりで作ること」だそうです。

ジルさんは、「美味しいサンドイッチのコツは5つある。一、美味しいバゲット、二、美味しいハム、三、美味しいバター、まずこれが基本。そして残りふたつの欠かせないコツは、注文を受けてから作ること。作り置きは味も新鮮さも落ちるんだよ。そして、ボリュームたっぷりであること。」

バゲットを使ったサンドイッチ、カスクルートとも呼ばれていますが、このサンドイッチがフランスに現れたのは19世紀後半だそうです。
当時のバゲットの長さは1m40cmもあり、労働者の昼食のためにバゲットを使ったサンドイッチが作られ始めました。その当時の映像も流れます。

また、サンドイッチに挟まれるハムは ジャンボン・ド・パリという名前のハムですが、このハムがどんな風に作られるかこちらの映像も見ることができます。「ハムに塩味をつけるのに、ゲランドの塩を使っている」の言葉に納得です。

「バゲットとバターとハム」のシンプルなサンドイッチには、実は沢山のものが詰まっているのだとつくづく感心し、この絶品サンドイッチが食べたくてたまらなくなりました。

ニュースはこちらからご覧いただけます。
動画の下部に、フランス語の要約が載っています。
フランス語をお勉強中の方参考になさってくださいね!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?