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#16 束の間でも温かく深い交流・フランスのニュースから
フランスの北部の町、Calais/カレは、アフリカからイギリスを目指す多くの難民が通過する場所です。
寒さが厳しく、雨の多いこの街で、大きな危険を伴う英仏海峡を渡るチャンスを、難民キャンプで待っています。
そんな中、ボランティアの団体と有志の家族が、難民の人々を順番に、一時的に受け入れ、温かな食事とベッドとシャワーがある環境で過ごせる時間を作る、運動を始めました。
アフリカのスーダンから、地中海を渡り、イタリアに入り、そこからフランスを北上し、カレまでやって来たアメッドとアリさんが、クリステル、ピエールさん家族の家で過ごす様子のルポルタージュです。
あまりにも異なる境遇の人達が、どんな風に一緒に過ごすのだろうと思ったのですが、フランス語を話せなくても、互いにとても自然にコミュニケーションをして、温かな交流がある様子を見て心を打たれました。
「今まで、うちに泊まった難民のみんなは、無事イギリスに到達しているよ。うちは、ラッキーハウスだから、君達も大丈夫だよ。」と、アメッドとアリさんに言うクリステルさんの息子。
2018年から、難民を受け入れているクリステルさん家族。
「祖国から、とてつもなく長い旅をしている彼らが、こうして我が家に来る縁があり、休息をとって、一緒にひと時を過ごすことができることは、とても嬉しいことです。イギリスに無事着いたら連絡してね、と言うのですが、皆、連絡をくれるのですよ。」
クリステルさん家族のように、ボランティアで難民を受け入れる家族は、かカレの街とその周辺で、400にのぼるそうです。
ニュースは下記からご覧いただけます。
動画の下には、フランス語でニュースの要約も書かれています。
(時間が経つと、ビデオが観られなくなることをご了承くださいませ。)
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