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企画より本当に必要なのは、自分の熱意を伝えるということ

金井です。
企画メシ2回目のレポートです。(1回目はこちら↓)


今回の講義で、自分は大きな勘違いに気付きました。

「〇〇の企画」を考えてくださいと、各回のゲスト講師の方から事前に課題をいただくわけですが、

自分が取り組んでいる姿勢が、単なる「思いつき」や「それっぽい言葉やパターン」を並べているだけであるということ。つまり薄い。

↓提出した企画書(一部)
今見返しても薄っぺらすぎて引きこもりたくなります…

普段の仕事のクセかもしれません。とにかくアイデアを求められ、既存のパターンをズラして、量産して、どれか当たれば良いや的な。

そういう思いつく”テクニック"も大事だと思うんですが、

ここで本当に必要なのは、企画や課題を通して、自分の「熱意」や「本気」自分ならこうするという想いを伝えるということなんだと。

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今回のゲスト講師だった、森正志さん。

森正志さん 
THE FOREST代表
2004年~の2年間「ROCK IN JAPAN FES」「COUNTDOWN JAPAN」の制作を経験、その後OORONG-SHAにて7年間、「ap bank fes」の制作統括、小林武史社長室などを経て2012に独立。
現在は、新規フェスの立ち上げをはじめとした大小さまざまな野外フェスの企画、制作だけでなく、ライブツアーの演出、舞台監督、ステージデザインなど、仕事は多岐に渡る。
「(フェスの企画から仕切りまで)全部できるのが強み」
「ライバルがいない」

と言い切る森さんの「フェスの仕事」に対する想いは、とにかく圧倒的でした…。

以下、講義中のメモ。

▼イエスマンにならない
ちゃんとノーが言えるかが大事
あとで「あのときそうすれば良かった」って言ってくれる
▼誰に対する企画なのか
会場に対する口説き、客への口説き、アーティストの口説き
どういうお膳立てすれば出る意義を感じてくれるか
説明できないといけない
▼時間をかけて得る信頼、見守ろうという環境
初年度は迷惑をかけるかもしれないけど、、、
どこまでの覚悟がある?
新人出すからミスチル出してねとか
お互いの利害をすり合わせる
▼(仕事の進め方)
フェーズをわける
ふろしきを広げまくる
現実的にできることを考える
▼「森さんはコンサルみたいだ」と言われる
なんのためにやってる?ゴール、狙い
どういう手法をしていくか、取捨選択をしていく
▼大事なのは現場の感覚の経験値と、コミュニケーション能力
▼(良かった企画書について)
やるべきことがわかりやすい
フェスの名前、コンセプトがわかりやすい
自分でイメージが見えている
同じビジョンを共有できる
企画の時点で細かく考えていられるか
求心力 発信力 明確にどうしたいか

学生アルバイトから、好きな音楽に携わってきた経験値、大物アーティストの片腕として、彼らの理想を最大限カタチにし続けてきた森さんの「百戦錬磨」感が、ヒシヒシと伝わってきました。様々なエピソードが、すごく「熱意」に溢れている…。

圧倒されて、自信を一気に無くしてしまった。

相手は本気を受けとろうとしているんだから、こちらもそれ相応の準備と、覚悟で望まなければならない。

経験では当然叶わないけど、「熱意」だったり「生き様」あるいは自分なりの「気付き」だったら、対等にできるはず。


ちゃんと自分が自信を持って出せるもの。

自分がやる意義があるもの。

不完全でも、自分の想いがあるもの。

リスクがあっても、超えられる覚悟があるもの。


森さんの講義が聞けて、いろんなことに気付けました。気付けただけだと意味がないので、次は少しでも、想いが届くものを出していきます。






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