君が 泣くまで 作るのをやめないッ!
お世話になります。てっぺいです。
先日、仕事の関係で音楽ライブに招待されたので行ってきました。
知り合いのバンドのライブなどを除くと、ライブに行くのは10年振りくらいでしたが、横浜アリーナ満席の観客が熱狂する素敵なライブでした。
音楽は大好きなんですが、この10年くらい自主的にライブに行けなかった理由は、僕がライブに行くのが極端に苦手だからです。
なぜ苦手かというと、ライブを観た帰り道、決まって、楽しさではなく悔しさが込み上げてきて、胸が張り裂けそうに苦しくなり、脳みその奥をムズムズとしてきて頭が爆発しそうになるからです。
↑こんな感じのイメージ
しかも、厄介なことにそれがカッコいいライブであればあるほど胸の苦しさと脳の痒みは増します。
溢れてくる悔しさの原因が、嫉妬なのか焦りなのか憧れなのか後悔なのか寂しさなのか、とりあえず今までライブを心から楽しめたことはほぼないです。
素敵な音楽を作って沢山の人に感動を届けている立派なアーティストの迸る魅力をまざまざと見せつけられ、観客は最高の笑顔でライブを楽しんでいる幸せしかない会場で、人をロクに感動させたこともない自称クリエイターの場違いな自分。
そのくせ小心者でその場の空気を壊したくないので、ふてくされる事さえ出来ず、嫉妬心を押し殺しながら薄ら笑いで一人、立ち尽くし、結局、辛い気持ちで会場をあとにします。
そして、帰り道、悔しさとアルコールの併用でいつもだいたい吐いてます。
それがいつもの僕の音楽ライブです。
一切は自分の所為ですが、こんなんだからライブに行くのが苦手です。
一流アーティスト相手でも対抗心を忘れないクリエイターとしてのプライドと意識の高さをアピールしたいわけでも、
ライブを純粋に楽しめる人を否定したいわけでも、全くなくて、
厨二丸出しなこというと、楽しませてるのが自分じゃないのが寂しいというか。
そもそも、まず他人と比べることがナンセンスだし、物を作る人は沢山の作品に触れるべきだし、余計なこと考えてないで自分のやるべきことをやればいい。
と僕の心にいる100人の僕のうち97人の僕は分かっているんですが、
残りの話通じないタイプの面倒臭い3人の僕が「ほら悔しいよな?」「人のライブ楽しめるようになったら作り手じゃないじゃん」「なに久しぶりのライブで感動してあれからずっとサカナクション聞いてんだよ!」と責め立ててくるんです。
まぁこれに対する答えは「自分も人の心を動かす作品を作る」の一択ですよね。
ガタガタ抜かすなよ 小せえ男だな 黙ってさっさといいもの作れ、と。
いつか、観てくれた人が涙を流すくらい感動できて、胸を張って傑作と言える作品を生み出せるまで、ひたすらに作り続けます。どうか期待して待っていてくれたら嬉しいです。
「君が 泣くまで 作るのをやめないッ!」という宣言でした。
今回のブログ、
「音楽ライブ行ったら凄く素敵で、悔しかったけど、そんなこと言っててもしょうがないので、自分も頑張ります☆」で済む話を、水で薄めて広げて焼いただけですね。
いつも情報性ゼロですいません。次こそスクショ撮られてツイッターで拡散されるようなブログにします。すいません。