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【読書録】生き方

おはようございます!非凡なる凡人、いがちゃんです!

昨日も書きましたが、働き方を見直そうという風潮が一気に吹き荒れていると思います。

そんなときだからこそ、改めてこの本を読んでみました。
一言で言うと姿勢を正される本です。


『生き方/稲盛和夫』



ときあるときに読み返す本でありますが、今回はいつも以上に深読してみました。

気になる言葉を拾って、自分なりに言葉にまとめて、ポストイットに書いてみる。

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これだけですが、言わんとすることがより理解できたように思います。


なぜこの本を書こうと思ったのか、から読み解いてみました。抜粋しながらですが、

私たちはいま、混迷を極め、先行きの見えない「不安の時代」を生きています。
それは、多くの人が生きる意味や価値を見いだせず、人生の指針を見失っているからではないでしょうか。
そういう時代にもっとも必要なのは、「人間はなんのために生きるのか」とう根本的な問いではないかと思います。まず、そのことに真正面から向き合い、生きる指針としての「哲学」を確立することが必要なのです。哲学とは、理念あるいは思想などといいかえてもよいでしょう。

いまの時代に問題提起をして、それは各自の生き方を問い直すことで、一石を投じたい(文章の中では「急流の中に打ち込む一本の杭」という表現)という思いから書いているようです。

もうこれだけで、みんな読む価値あるじゃんって思いました(笑)


生きる指針を持って生きることが、生きる喜びを見いだし、幸福に満ちた充実した人生を送ることにつながると信じているとも書いています。
本当にそのとおりだなと思います。

ほかの著書を読んだり、講演を聞いたりしても感じることですが、
稲盛さんの言葉の根底に感じられるのは、どこまでも深い
「世のため。人のため」という利他の心だなと思います。

実践されているからこそ、言わんとすることが心に響くことし、
理解できるように思います。


『言っていることと、やっていることが一致している』


この本読んで、自分で決めたことは、

・大きな夢、思いを描く。語る

・有意注意で、集中力をもって事にのぞむ

・楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する

・「人間として正しいか」という哲学の根が大きく深くなるように、懸命の汗をかく

・結果を焦らず、因果律の帳尻は合うと信じる

・非凡なる凡人となる


ことあるこごとに読み返したいし、世の中の人みなに読んでもらいたい一冊でした。

最後に末尾の文章を引用して、

一生懸命働くこと、感謝の心を忘れないこと、善き思い、正しい行いに努めること、素直な反省心でいつも自分を律すること、日々の暮らしの中で心を磨き、人格を高め続けること。すなわち、そのような当たり前のことを一生懸命行っていくことに、まさに生きる意義があるし、それ以外に、人間としての「生き方」はないように思います。
-出典:生き方 / 稲盛和夫 [243ページ] より 


今日も気張っていこ(-ω☆)キラリ

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