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クリスマスの時期は銀座に行きたくなる。

先日は久しぶりに銀座に行きましたが、第一の目的は大森のギャラリーで銅版画を見ることだったので、あまりゆっくりもしていませんでした。
でも、どこに行って何かを買うというわけでもないのだけど、この時期の銀座はクリスマスの雰囲気でキラキラしていて好きです。

ラルフローレンのおっきなリース

行くと必ず寄ってしまうのが教文館。
TOPの写真は教文館の1階エレベーターホール(大通りから入ったビル横にある)のショーウインドウ。
この時期でなくとも銀座に行くと寄ることが多いですが、特にクリスマスの季節はかなり売り場が賑やかになります。

教文館は銀座に明治時代からあるキリスト教の書店、出版社で、1、2階は一般の書籍、3階はキリスト教関係の書籍、4階は教会の売店のようなキリスト教関係のグッズやアクセサリー、修道院のお菓子、CD、DVD、美術品なども置かれています。
教会関係のグッズはかなりイタリアのものが多いので、イタリアの教会の売店を思い出します。

今の時期、3階では木製、真鍮、レースのクリスマスオーナメント、くるみ割り人形、絵本、20世紀初頭(もしくは19世紀もあったかも)から毎年発行されているデンマークのクリスマス切手も販売されていました。
4階の「エインカレム」ではたくさんのクリスマスカードや修道院のお菓子やシュトレン、キリスト教用品なのでイエスや聖母子、聖人たちの像、メダイやロザリオ、アクセサリー、本など、いろいろな物が並んでいて、平日なのに人もたくさん。

その隣にはカフェがあって、窓際の席からは銀座の大通りが見下ろせます。
珈琲、紅茶やケーキセットのほかに、トラピストクッキーなどもいただけます。混んでいる時もありますが、銀座の中心地にしては穴場かも。

最近フォローして下さる方が増えたので、繰り返し書きますが、私はクリスチャンではありません。でも、イタリアの聖地で語学学校に通っていたこともあり、教会や教会関係の場所に行くとホっとします。
教文館も銀座のど真ん中にあって、シャバとは切り離されたような安らぎの場所。国内外で起こっているいろいろな事とは別の次元の場所がある、ということを思い出せるというか・・・
それは現実逃避ということではなく、人によっては聖句だとか、聖人や天使の絵を見て、起こっていることに対する対処や向き合い方、視点を変えるようなインスピレーションがくるかもしれませんね。
(縁のない人は、ぜんぜんなにも来ないかもしれませんけどね!)

いやそれより、具体的な何かというよりは、エインカレムに入るともうその場の気が違うので、私の場合は勝手にエネルギー調整されるのかもしれません。
ちなみに、エインカレムとは・・

「「エイン・カレム」とは、ヘブライ語でぶどう園(カレム)の泉(エイン)を意味し、洗礼者ヨハネの両親ザカリヤとエリサベツが住んでいたユダの山里の名前です。
今日この山里には、主イエスの母マリアがエリサベツを訪問したことを記念して、カトリック教会(訪問教会)が建てられています。

教文館のサイトより

興味を持たれた方は、行ってみてください。
下は普通の本屋さんですしね。

***
話は変わって、たまたま目にした古代オリエント博物館のオンライン講座に申し込んでしまいました。
この博物館自体よく知りませんでしたが、ちょっと興味を持ったもので。

クリスマスについては以前からわりと調べていたのですが、キリスト教史の先生から直接お話を聞くのも面白そうだな、と。
楽しみです。
一度行ってみてもいいのかも、と思ったけど、池袋サンシャインの中なんです。あそこはちょっと場所が・・・ね・・(謎)


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