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平安時代に色の仕事をしてました。

オーラという言葉を聞いたことがあるかな~と思います。
一般的には「あの人オーラがある」とか「オーラがない」とか、雰囲気や輝きのようなものを表す言葉として使われますが、あらためて検索してみたら・・

オーラとは、生体が発散するとされる霊的な放射体、エネルギーを意味する。転じて、ある人物や物体が発する独得な、または霊的な雰囲気や、なんとなく感じる力、威圧感なども指す。なおオーラという言葉は、「微風」「朝のさわやかな空気」を意味するギリシア語 αὔρα(アウラー)、「風」「香気」「輝き」などを意味するラテン語の aura(アウラ)に由来する。

Wixipediaより

だそうです。なるほど。

人のまわりにあるオーラ、生体エネルギーの色が見える人がいます(私の友人か知人でも見える人がいたような気がする)。
以前、オーラ・リーディングの能力は日本でもトップクラスといわれる人のセッションを受けたことがあります。
2000年代の初めくらいでしたが、2年に1度くらいの割合で3回ほど。
この辺が何色で、この辺が何色・・と図解で説明しながら、それはどういう状況なのかということを教えてもらったり、相談内容にあわせて今の私の状態を読んでもらってアドバイスをいただいたりしました。

色はそのときの体調や精神状態によっても変わるようですが、それ以外にも様々なことを言われました。
そのうちのひとつで印象に残っているのが
「平安時代に男で、色の仕事をしていた」
ということ。
なんだろうと思って「染めですか?」と聞いたら、そうではないと言う。
それ以外に色に関わる仕事ってなにかあるだろうかと、いまだにはっきりわかりません。

そんな話になったのは、自分が撮った花の写真を見せたから。
ピンクの薔薇の背景の、角のほんの少しのスペースにブルーのボケが入っている写真を見せて、「こういう配色の感覚をもともと持っている人」と言われたのでした。
背景の色は確かに大事なのですが、特にそこにこだわったわけでもなくて。でもその小さな場所にその色があるのと無いのとでは全く違う、ということなんですね。それは確かにそう。
持って生まれた色の感覚みたいなものがあるのかなあ、と思いました。

先日NHKBSで、ドラマ「眩(くらら)~北斎の娘」を再放送していました。
宮崎あおい主演で、葛飾北斎の三女で絵師だったお栄を主人公にしたドラマ。彼女がお皿の上で絵の具をぐるぐるぐるぐる指で練っている場面に目が吸い寄せられてしまい、ついつい見てしまいました。

色というのは不思議です。
見ているだけで、ものすごく元気になったり、ときには希望のようなイメージをくれたりする。
ふだん何気なく使っている物の色を意識してみることをお勧めします。
場合によっては、自分の気分をすごく重くする色を身につけてしまっていることもあるし、ちゃんと元気になる色をそばに置いていることもあります。色の影響力は大きいので、甘くみないほうがいいのです。

見出しの写真は、以前描いたもの。
和紙のカードにパステルで、思うがままに落書きしました。


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