![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/38728346/rectangle_large_type_2_7405019fd2fa85524d96547d01113b21.jpg?width=1200)
『クリスマスを待つあいだ』
2004年12月。アドヴェント(待降節)のオーストリアを旅しました。
16年も経ってしまったということに、あらためて驚きます。
ヨーロッパには春に行くことがほとんどで、秋に一度だけ。冬に訪れたことはありませんでした。
クリスマスの空気、クリスマスマーケットのある情景を撮影したくて、行ったことのないオーストリアを旅しました。その時の写真と、クリスマスと旅についてのエッセイを2014年にzine(リトルプレス)にまとめました。
2018年に改訂版を作り、いまもminne等で販売しています。
子供のころの思い出のおかげか、自分にとっての「クリスマス」のイメージはあたたかい記憶に包まれていて、そのことはとても幸せなことだと思っています。
もはやクリスマスが何の日なのか考える日本人は、クリスチャン以外にほとんどいないと思いますが、本来キリストの誕生日ではありません。
キリスト教が広まる以前の古代ローマで、冬至にあたる12月25日に太陽神ミトラの祭り「勝利者なる太陽の誕生日」が行われていました。
「万物が枯れ果て、闇の時間が一年で最も長い冬至を境に日が長くなり、死から再生へと移り変わるとき。クリスマスは、光が勝利する喜びの祝祭です。」
と、自分でzineにまとめておいて、今読んで「へー」と思っています(笑)。
もちろん、クリスマスという言葉はキリスト教の呼び名ですが。
ご興味ある方は、minne でご覧になってください。
書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。