2023年5月17日 ヴァンフォーレ甲府観戦雑感 ブラウブリッツ秋田戦A
皆さんこんにちは。
第16節がやってまいりました。
ストーミングプレーを標榜するブラウブリッツ秋田さんとの一戦です。
連戦中の試合とはいえ、秋田さんは中2日で甲府は中3日でとなりますので、キツイ中でもフィジカルのアドバンテージを活かしたい一戦です。
甲府は秋田さんが圧縮したサイドの逆サイドに立ち上がりからボールを展開し、両サイドハーフや両サイドバックが大きく持ち上がり、サイドに流れた長谷川と連動してクロスからチャンスを構築します。
秋田さんは少し体が重く、出足の鋭さに本来のスピードがありません。
前半は甲府のペースで試合が進みますが、シュートがゴールキーパー正面を突いて決まりません。どうも圍選手の守るゴールは何故か決まり難い印象が個人的にあります。
後半は秋田さんがより明確にサイド奥に蹴ってセカンドに人数をかけてくるようになり、甲府も押し込まれる時間帯が増えます。決定的なシュートも2度打たれ、嫌な雰囲気が漂います。
押し込まれたことで奪う位置が低めになり、前半よりも甲府の攻撃に時間がかかるようになりますが、かえって相手にブロックを組ませてハーフコートでボールを持つ攻撃にもなりました。
どちらが先に我慢しきれなくなるかの消耗戦となりつつありましたが、最後にオーバーラップした岩魚のクロスが相手のハンドとなりPKを獲得。
非常に緊迫した一蹴りとなりましたが、背番号10が見事に成功。
熊本戦の雪辱を晴らす見事なキックとなりました。
こういった焦れるゲームはスコアレスドローになりがちですが、本当によく勝ってくれました。
劇的な終幕となりましたが、ここ数試合で一番ダイナミックな攻撃を見せてくれたと思います。
特に両サイドバックがオンボールでゴールライン際やポケットまで侵入するシーンは久しく見ていなかったような気がします。
ここまで持ち込めば得点の可能性が高くなりますので、次節でも積極的に攻め込んで欲しいですね。
期待していた松本孝平は残念ながらメンバー外となってしまいましたが、この試合も引き続きウタカがコンディションの良さを見せてくれました。
三連戦の最後、しかもアウェー2連戦を先発するのかは分かりませんが、ウタカにもそろそろ得点の匂いがしてきている気がします。
また、ジェトゥリオのコンディションも比較的良好に見えました。
開幕当初の状態に戻っていたらまずいなぁと心配していましたが、よくプレスバックしてくれましたし、ボールを引き出す動きも入れていました。
ジェトゥの初ゴールも早く見たいですね。
次節の金沢さんは、中盤の並びがダイヤモンドですので、ワンボランチの脇のスペースを積極的に攻略していってほしいですね。
特に今節は、最終ラインやボランチからの縦パスが冴えていたので、継続して積極的に打ち込んでいって欲しいです。
何となくですが、このゲームはスコアの動くゲームになる気がしています。
さて、もうキックオフは明日、というか今日になりました。
本当に三連戦はあっという間に試合がやってきますね。
チーム状態が上向くように、絶対連勝したいですね!
頑張れ!甲府!
荒木、お子さん誕生おめでとおう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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