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J2サポが考える2021年J1展望(後編)

前記事に引き続き、2021年のJリーグ開幕に向けて、展望を書いていきたい。
全20チームをわかりやすいように、優勝争い、ACL出場権争い、上位進出を狙う、旋風に期待、正念場、残留争いと6段階に分けて評価をした。
今回は「正念場」、「残留争い」と考えている7チームを取り上げる。

※2021年シーズンが終わった時に振り返る用の備忘録であり、あくまでも個人の主観が散りばめられたメモのようなものです。(予防線)

以下には各チームのオフの動きを中心に、予想フォーメーションとKey Playerを記していく。括弧内は前所属になる。


正念場

昨季は上位から中位にとどまっているが、個人的には昨季より成績を落とすと考えているチーム群。
問題なく結果を残す可能性もあるが、降格もチラつくといった、まさにここが正念場。

・セレッソ大阪

時計の針を巻き戻した
(昨季4位 → 正念場)

堅守をつくりあげ、上位に引き上げたロティーナ監督を切ったのには驚かされた。
代わりに連れてきたのは8年ぶりの復帰となるクルピ監督で、さらに驚かされた。
森島社長、梶野GM主導の人選だとは思うが、ロティーナ・イヴァンのセレッソを高く評価していた私からすると、到底受け入れることができない。
時計の針を戻したような人選である。

とはいえ、だからといって成績が低迷するかと言われると、判断には迷うところである。
昨季までの遺産を生かした上で新戦力が嚙み合えば、上位進出も可能である。
ただ、ヨニッチ、木本、片山、デサバト、ブルーノ・メンデスと貢献度の高かった選手をことごとく放出。
清武、坂元の残留は朗報だが、クルピ体制に合いそうな柿谷に出ていかれた。
昨季までの「堅さ」を維持できず、逆噴射してしまう可能性は大いにあると考えている。
新戦力はアダム・タガート(水原三星)は前線の軸になる選手。
加藤(金沢)はJ1でも通用するドリブラー。
最終ラインにはチアゴ(セアラー)、ダンクレー(神戸)、進藤(札幌)、鳥海(千葉)、新井(新潟)と能力の高い外国籍選手やこれからピークが来そうな選手を揃えた。
そしてなにより原川(鳥栖)の獲得が大きい。志向するスタイルに合致した上で、攻守の軸になりうる選手である。

フォーメーション:4-4-2を継続すると予想。
ただ、布陣は同じではあるものの、昨季とはスタイルを変え、ボールを握る時間を長くしようとする戦いを志向するだろう。
CBは新規の外国籍選手が入国できず、鳥海、進藤、急遽獲得をしたダンクレーといずれも開幕を100%の状態で迎えられなさそうなのが不安材料。
(木本がいれば不安には思わなかったが…)瀬古の相棒は誰になるのか注目。
前線もタガートが入国できず、しばらくは豊川が軸になるか。
若手起用に定評のあるクルピ監督ということもあり、西尾、山田、西川など若手選手の奮起に期待。

Key Player:坂元達裕
昨季はシーズンを通して右サイドの戦術兵器としてブレイクした。
ドリブルの間、切り返しは一級品で、他チームの左SBは対応に苦労した。
自身を重用した監督が交代となったが、新体制の下でも定位置を確保し、チームを勝利に導く存在となれば、日本代表にも名を連ねることになるだろう。

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・柏レイソル

オルンガという劇薬の副作用
(昨季7位 → 正念場)

3年前の降格から一転、ネルシーニョ監督が再び指揮を執ったこの2シーズンはJ2で優勝&昇格、J1で7位と実りのあるシーズンを送った。
一方でこの2シーズンの躍進は、オルンガの圧倒的な得点能力に支えられていたと言っても過言ではない。
ボールを奪ってオルンガ、セットプレーからオルンガ、何もないところからオルンガと、とにかくフィニッシュはオルンガという「劇薬」に依存していた。
今オフ、オルンガは中東のクラブに買われ、さてどうやって点を取ろうか、というシーズンになる。
ジュニオール・サントスの復帰もならず、代わりに獲得した、あるいは獲得を狙っている外国籍選手の合流は4月になるだろう。
よって呉屋を筆頭に、江坂、クリスティアーノ、マテウス・サヴィオ、瀬川、新加入のイッペイ・シノヅカ(大宮)、仲間、神谷らの得点力にかかっているが、さすがにオルンガの穴は埋まりきらないと予想している。
その場合は外国籍選手のフィット待ちで、ともすれば前半戦は苦戦する可能性がある。
守備陣は中村航輔が移籍してしまったので、キム・スンギュのシーズン通した活躍はマスト。
福岡に武者修行に行っていた上島を加えた最終ラインは、昨季よりは安定するか。
ボランチは椎橋(仙台)、ドッジ(フルミネンセ)と核になりうる選手を加えた。
彼らの働きによっては、前輪駆動だったチームに安定をもたらし、成績の向上も見込める。

フォーメーション:4-4-1-1の継続だろう。

Key Player:江坂任
江坂の調子が良ければ点が取れ、悪ければ得点力不足に陥る、というのがオルンガが来る前の柏であった。
オルンガがいなくなり、再びその状態に戻る可能性が高いと考えている。
いわば潤滑油のような選手であり、それでいてシュート精度は高く、試合を決める力もある。守備のスイッチを入れることもできる。
将棋の駒で例えるなら「銀」。
ピッチを縦横無尽に動き回り、相手の混乱を招くことができれば、チームは必然的に勝利へと近づく。

・大分トリニータ

長期政権の限界に挑む
(昨季11位 → 正念場)

片野坂体制6年目のシーズン。
サッカーの世界には「監督3年周期説」なるものがある。
監督の在任期間が3年を超えると、チーム力が落ちていく、という謎の言説である。
要因としてはマンネリ化、メンバーの固定によるチームの高齢化、求心力の低下、チームの戦術が研究されつくされる、などが考えられる。
例外も山ほどあるので鵜呑みにはできないが、確かにサッカーに限らず他のプロスポーツにおいても、在任期間が長期にわたるからこその弊害が起きているケースを目にする。
(一方、学生スポーツで長期政権の監督が多い理由は、選手が年単位でごっそり入れ替わるからだと考えている。)
そういった意味では、J3からJ1へとチームを導き、J1でも戦えるチームをつくった片野坂監督であっても、年を経るごとにシーズンは難しくなっていくと読んでいる。
また、長年チームの柱であった鈴木、攻守の要であった岩田、田中達也が流出。厳しいシーズンになることは間違いない。

GK高木から丁寧にビルドアップをし、相手に食いつかせ、適切なポジショニングを取ったアタッカーへのパスコースをつくる、結果としてアタッカーは若干自由な時間を持てる、という考え方が片野坂サッカーの骨子である。
だが昨季前半は撤退守備の相手を崩せず、一方で極端なプレッシングをしてくる相手にはビルドアップでのミスが目立ち、苦戦が続いた。
そこでGKを高木からセーブ力の高いムン・キョンゴンにスイッチ。つなぎへのこだわりを一瞬捨てた時期があった。
一方で今オフ、ムン・キョンゴンを放出し、ポープ・ウィリアム(岡山)を獲得。ポープもつなぐ技術が光るGKであり「つなぐスタイルを貫き通す覚悟」を感じる。
鈴木の代役には坂(湘南)、岩田のところには上夷(大分)、黒崎(栃木)を獲得。
予算が限られる中で、チームのスタイルに合ったピースを探してきた印象。
島川、前田が抜けた中盤には下田(川崎)を獲得。長谷川と組ませてもよいし、不在時の代役にもなる。
CFには長沢(仙台)、シャドーに渡邉(新潟)、サイドに福森(北九州)はいずれもすぐにレギュラーを張れるポテンシャルを持つ。
補強自体は非常にうまくいっている印象。
既存の野村、町田、高澤らと新たな化学反応を起こし、マンネリを打破して得点を重ねたい。

フォーメーション:3-4-2-1で間違いないだろう。
結果が出ない時期が続いたときにどうするか。
追記(3/5):鳥栖とは反対に、まさかの4バック採用。
やはり長期政権の弊害をクリアするために、変化を求めての採用だと考える。選手が大きく入れ替わったことを利用した形だ。
しかし開幕戦を見る限りでは、機能するかと言われると微妙。
3バックと併用しつつ最適解を探していく。

Key Player:長谷川雄志
今オフ上位クラブに必ず移籍すると確信していた選手。残留は非常に大きい。
両足を自在に操ることができ、一本のロングパスで決定的なチャンスを創造する。
それだけでも価値の高い選手であるが、加えて攻守にわたってポジショニングが抜群で、パスコースの操作が秀逸。
攻撃時は相手のプレスがかかりづらいポジション、味方がパスを戻しやすいポジションに構え、わかりやすくパスコースを生み、チームの呼吸を手助けする。
守備ではフィルター役として、相手のパスコースを消す存在である。
今季はさらに役割が重くなるシーズンになる。大注目。

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残留争い

残留争いに巻き込まれると予想している4チーム。
ぜひ躍進して見返してほしい。

・ヴィッセル神戸

「バルサ化」とはなんだったのか
(昨季14位 → 残留争い)

FCバルセロナをお手本としたチームづくりを志向し、イニエスタ、ビジャ、サンペールと、実績のあるスペイン人を獲得し、
スタッフもスペインに留学させるなど、「バルサ化」の旗印のもとにクラブ運営を続けてきた神戸。
結果としてタイトルの獲得には成功したものの、リーグ戦では投資に見合った成績を残しているとは言い難い。
堅守速攻寄りのフィンク監督を招聘した時点で一貫性は失われていると考えており、イニエスタのゲームメイクや山口蛍、酒井高徳、古橋、ドウグラスなどのタレントの力に依存しているのが実情である。
頼みの綱のイニエスタも、年齢や過密日程の影響で稼働率は低めであり、チームに暗い影を落としている。
となると豊富な資金力で新戦力の獲得に動くと睨んでいたのだが、目立ったのはリンコン(フラメンゴ)と井上潮音(東京V)獲得のみでだった。
移籍市場でも苦戦しているように感じた。
今季はACLもなく、過密日程にもならない見込みであり、復活できるか。
ポジションごとに有力者は揃えていながらも、どうしても上位躍進するイメージが沸かない。
下降曲線を描いて残留争いに巻き込まれる可能性が高いと予想している。

フォーメーション:4-3-3でスタートするだろう。
サンペールがアンカーとして高いパフォーマンスを発揮することができれば、サッカーの質は変わりそう。
うまくいかない場合にはシーズン途中で3バックへ変更する等、柔軟に対応するだろう。

Key Player:古橋亨梧
昨季はパフォーマンスを落とすベテラン選手、伸び悩む若手選手がいる中で、山口や酒井高徳らとともに輝きを放ち続けた。
いわば今が「旬」の選手であり、得点力と献身性を合わせ持ち、イニエスタやドウグラスとの相性もよい。
名実ともにチームの顔、屋台骨として、昨季以上の結果を残したい。

・ベガルタ仙台

長崎のサッカーは誰が設計していたのか
(昨季17位 → 残留争い)

長崎を率いていた手倉森監督が、8年ぶりに古巣に復帰した。
財政難に陥り、成績も低迷していたチームにとって、前回登板時の仙台での実績から考えて、「手倉森監督で降格するならば仕方がない」という上層部の判断はあるだろう。
セレッソとは異なり、うまくいっていなかったチームであるから、時計の針を戻す判断も悪くはないと考えている。

昨季まで率いていた長崎では、惜しくも昇格を逃したものの、サッカーの内容には目を見張るものがあった。
前線の選手とSBが適切なポジショニングをとり、カイオ・セザールが司令塔としてボールを供給しゲームを支配、再現性のある攻撃を繰り返した。
非常に厄介なチームであったと思う。
その長崎のサッカーを設計していたのは手倉森監督だったのか、一緒に連れてきた原崎コーチだったのか、あるいは吉田孝行コーチだったのか、が今季の仙台の成績に直結すると考えている。
手倉森監督、原崎コーチであったのならば、タレントは揃っているから、それをそのまま仙台に持ち込めば、チームが息を吹き返す可能性がある。
(吉田コーチであるならば、今季も長崎がJ1昇格争いに絡むことになるだろう。)

陣容に目を移すと、中心選手の引き留めに成功している。
CBのシマオ・マテ、GKのスウォビィクはリーグ屈指の能力を持つタレント。
クエンカもフル稼働ができれば、センターラインに大きな柱ができる。
補強も充実しており、マルティノス(浦和)、気田(長崎)はサイドアタックの起点になるドリブラー。
ボランチの上原(磐田)は加入して即チームの中心選手になれる、気の利いた選手。
長沢、ジャーメインが去ったCFは層が薄いが、皆川(横浜FC)と既存の赤崎で勝負。
シマオ・マテ以外の最終ラインの選手に計算が立たないことから、残留争いに巻き込まれると評価しているが、
優秀なサイドアタッカーを揃えていることから、彼らに合ったサッカーを仕込むことができれば、結果は出るだろうと予想している。

フォーメーション:
クエンカ、マルティノス、気田、関口、石原とサイドアタックに適性のある選手が揃っている。
一方でCFの層は薄いことから、4-2-3-1、あるいは4-3-3が有力。
もし昨季の長崎のサッカーを設計していたのが手倉森監督、原崎コーチだったのであれば、
長崎で見せたような再現性のあるサイドアタックが今季は仙台で見ることができるはず。

Key Player:ヤクブ・スウォビィク
昨季は小畑にポジションを譲った期間もあったが、出場した試合では毎回ビッグセーブを連発。コンディションがよければ守護神の座に就くのは彼になる。
リーグ屈指のセービング能力を誇り、残留争いの瀬戸際においては絶大な力を発揮するはず。
GK大国から来たビッグセーバーは、今季も仙台のゴールマウスに鍵をかける。

・アビスパ福岡

ジンクスを生かし、ジンクスに抗う
(昨季2部2位 → 残留争い)


5の倍数の年に昇格し、その翌年に降格するというジンクスを持つ福岡。
昨季はそのジンクス通りに昇格し、今季はそのジンクスに抗い、1年での降格を免れようとする戦いが始まる。
昨季、昇格の原動力になったのはボランチのとJ1クラブからのレンタル組であり、
前線の遠野、最終ラインの上島、中盤の松本、サイドの増山といったレンタル組を残すことができなかったのは痛い。

一方で補強は充実。上島の代役候補は奈良(鹿島)、宮(鳥栖)あたりか。
カルロス・グティエレス、ドウグラス・グローリとともに中央に立ちふさがる。
SBはサロモンソンの残留が大きい。志知(横浜FC)も長谷部監督の教え子ということですぐに試合に絡むだろう。
外国籍選手の獲得にも積極的で、ボランチにはカウエ(ベレネンセス)、サイドにクルークス(ローダ)、
前線には実績のあるブルーノ・メンデス(セレッソ)、ポテンシャルの高そうなジョン・マリ(深圳)を獲得。
金森(鳥栖)、渡(大分)も獲得し、さらにファンマを残留させることにも成功した。
得点力に懸念のある前線にタレントを揃え、今季に勝負を賭けている。

残留争いの候補に挙げたのは、J1のアタッカーに自慢の堅守が通用するのか未知数であるからだ。
怪物級のストライカー、欧州で通用するサイドアタッカーが手ぐすねを引いて待ち構えている。
特にセランテスを放出したGK陣は不安であり、昨季高いパフォーマンスを披露した村上に大きな期待がかかる。
大敗はしないものの、0-1、1-2で負けが込んでいる、なかなか勝ちきれない、といったシーズンにならないといいが…

フォーメーション:4-4-2の継続だろう。
組織的な4-4ラインで守り切ることができるか。

Key Player:前寛之
昨季は序盤、コンディションが上がらずメンバーから外れるも、復帰してからは絶大な存在感を発揮。
彼の復帰から大型連勝がスタートし、最終的には12連勝まで記録を伸ばした。
言うまでもなく昇格の立役者であり、今季もチームの命運を左右する。
彼がいるだけで4-4ライン間の距離が適切になり、守備ブロックの構築、再生の速度が上がる。
長谷部サッカーの体現に不可欠な賢いボランチであり、キャプテンであり、チームの心臓であると言っても過言ではない。

・湘南ベルマーレ

湘南スタイルは誰のもの
(昨季18位 → 残留争い)


曺貴裁氏がパワハラ問題でチームを去って以来、J1の舞台で結果を残せずにいる。昨季も清水、仙台とともに低迷してしまった。
中盤の軸となる選手である齊藤未月、金子大毅、松田天馬が移籍。
3バックの中央で最終ラインを支えていた坂、サイドで存在感を示していた鈴木冬一もチームを去った。
補強として目を引くのは中村(山形)か。即レギュラーになる選手だと考えている。
また、昨季ブレイクした町野(北九州)、レンタルで獲得した名古(鹿島)はチームに足りなかったテクニシャン。攻撃の幅が広がる補強である。
得点力不足にあえいだ昨季の反省を生かし、紛らわしいが、ウェリントン(ボタフォゴ)とウェリントン・ジュニオール(ポルティモネンセ)を補強。
前者は7年ぶりの古巣復帰。日本での実績も豊富なターゲットマン。
後者はスピード豊かなアタッカーで、タリクや山田直輝、町野らとの化学反応に期待したい。
ブレイクに期待したいのは大橋で、懐の深いストライカー。
序盤の外国籍選手の不在という想定外のピンチをチャンスに変えることができるか。

個人的に評価を低くしているのは「湘南スタイル」を継続するのか、別の路線にシフトするのか、判然としないところにある。
反町前々監督、曺貴裁前監督が築き上げてきた「湘南スタイル」は
・ハイプレスでボールの奪取を試みる
・ボランチ、WBや、場合によってはCBまでもが前線になだれ込む
・ボールを失ったら再度即時奪回を目指す
という速攻を軸としたサッカーだった。

浮嶋監督はその「湘南スタイル」に遅攻の要素を加え、立ち位置を意識し、ボールを持たされる展開を苦にしないチームに仕上げようとしている。
しかし、今までのスタイルとの相性が悪く、実を結ぶ可能性は低いのではないかと予想している。
(私の予想が外れ)昨季の経験を糧に、今季浮嶋監督の志向するサッカーが実を結ぶのなら、残留争いからは抜け出すことができるだろう。

フォーメーション:開幕は5-3-2だと予想するが、結果が出ない場合は、形にとらわれず、さまざまなシステムにトライする可能性がある。
スタイルを考えると、どういったフォーメーションであろうと、サイドに運動量のある選手を置くことはマスト。

Key Player:中村駿
昨季は山形の中盤の一角として、攻守の要として躍動。活躍が認められ、個人昇格を果たした。
ボール奪取に持ち味があり、相手の攻撃の芽を摘みつつ、一転長短のパスを供給し、攻撃にアクセントを付けることができる選手。
齊藤、金子、松田といった中盤の軸になる選手が相次いで移籍。1年目ながらチームの浮沈を握る存在に。


以上で20チームの展望を終わりにする。
以下はここまでの内容をまとめた、振れ幅込みの順位予想になる。

順位予想

1位   川崎フロンターレ(1位~2位)
2位   鹿島アントラーズ(2位~5位)
3位   横浜F・マリノス(2位~8位)
4位   名古屋グランパス(2位~6位)
5位   FC東京(2位~8位)
6位   ガンバ大阪(2位~12位)
7位   浦和レッズ(3位~12位)
8位   清水エスパルス(3位~10位)
9位   北海道コンサドーレ札幌(5位~13位)
10位 サンフレッチェ広島(6位~15位)
11位 横浜FC(9位~18位)
12位 サガン鳥栖(8位~16位)
13位 徳島ヴォルティス(9位~18位)
14位 セレッソ大阪(10位~18位)
15位 柏レイソル(10位~18位)
16位 大分トリニータ(12位~20位)
17位 ヴィッセル神戸(13位~19位)
18位 ベガルタ仙台(14位~20位)
19位 アビスパ福岡(16位~20位)
20位 湘南ベルマーレ(16位~20位)

だいぶ振れ幅が大きい予想で申し訳なく思うが、それくらい大混戦のリーグだと考えている。
解説者の方々より精度が高ければいいな、くらいの気構えでいます(笑)
それでは今季もJリーグを楽しみましょう!

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