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人生の節目で勉強を頑張った理由

自己紹介の記事でお話ししたように・・・

私は、不登校や引きこもりになりながらも中学受験、高校受験、大学受験、国家資格受験など、人生の節目では「このままではダメだ!勉強しないと!」と自分を奮い立たせて勉強をして、ここまでやってきました
どうして節目で勉強を頑張れたのか、何がモチベーションになっていたのかについてお話ししようと思います。

勉強のモチベーション

私はとてもネガティブ思考です。幼い頃から、父に「常に最悪の事態を想定して行動したら、何かが起きても平常心でいられます」と教えられて育ちました。そのため、電車に乗っていても事故で電車が遅れるかもしれないからと早めに家を出たり、100点を取れないかもしれないから、120点を取れるように準備をしたりと常に悪いことが自分の身に起こるのではないかと考えていました。
また、「スポーツや芸事で身を立てていくには上位1%にいても困難な場合もあるが、食いっぱぐれず、自立するには勉強で上位15%にでも入れば十分だ」と繰り返し教えられ、勉強さえ頑張っていたらいいんだなと思い込んでいました(←後に後悔するんですけどね)。

勉強ができれば救われるという父の教えを胸にジャンボネガティブエンジンを動力源にして自分を奮い立たせていました。

今心に余裕を持って振り返ってみると、このネガティブなエネルギーによって行動していたため、私が燃え尽きるように不登校になったり、引きこもりになったのかもなと思えますが、当時は「他の人が普通にできているのにどうして私にはできないのかな」と惨めな気持ちになったり、将来への不安でそれどころではありませんでした。

学歴は乗り物をもらえるチケット?

勉強はもちろん大事です。できるに越したことはありません。


学歴は乗り物をもらえるチケットだと思います。中卒が自転車で高卒が車、大卒は飛行機、院卒はロケットがもらえるとして、今は東京ドームに行けたらいいなと思っていても、年を重ねてからブラジルに行ってみたくなったときはどうするのか、宇宙から地球を見たくなったときはどうするのか。
目的地によって必要な乗り物のチケットは変わってきますが、持っていたらいいですよね(←ロケットいらねってなるパターンもあるかもしれませんが)。


勉強は大切だけど・・・


でも29歳になった今、月並みですが「学校は勉強だけするところではない」とも思います。私は、家族以外の人と関係を軽視して育ってきたことによって集団での行動が得意ではありません。困ってから、「あっ!人との付き合い方って学校で学ぶことだったのかも!」と気付きました。
不登校の子や引きこもって社会との関わりを絶っている人もいるかと思いますが、心を癒やして、少しでも余裕ができたのなら、学校や会社でなくてもいいので、習い事やアルバイトなど、何かしらのコミュニティに混ざってみてください。
きっと5年後、10年後の過ごしやすさが変わって来ると思います






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