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HSPと自殺

物騒なタイトルですみません

※HSPについて正しく理解して頂けるヒントを
前回の日記HSPについてに載せてますので
読んでみて下さい。


最初にHSPという概念を唱えた
臨床心理学者エレイン・アーロンの
The Highly Sensitive Person
内のブログに
自殺とHSPとの関係について
ご自身の考えを書かれてまして

私的にそらもう共感、あるあるな気持ちを
大変わかりやすく文章にされてますので
ちょっと長いですけど興味のある方は
読んでHSPへの理解を深めてくれたら
いいなと思います。
(2016年執筆のブログですので
最新の知見による解釈とは
異なる可能性がありますのでご留意下さい)


以下
私なりに簡単にまとめというかブログの感想や
自身の経験から想うことを書きます。


高い環境感受性であるがゆえに
色んなトリガーで
自分にとって辛い影響を受けた時
うつ状態になってしまいます。
正式な疾病としての鬱なのかは
断言を控えます。
要するに心の大きな落ち込みという状況です。

そうなってしまった事に思いを巡らし
それを繰り返し深く深く考え
処理をし、ある結論に辿り着きます。

自分には価値が無い
自分が居ない方が(周囲にとって)良いのでは

…など書き出せばキリがないくらい
様々なネガ思考からの帰結を経て
自分自身の存在を否定したくなります。
死にたい、ここから消えてしまいたいと。

HSPという概念を知る以前の私は
神経質で理屈っぽく女々しく面倒臭い
そういう性格って思われているんだろうな
と思っていました。

大人のHSPは性格でも病気でも無く
その気質を変化させる事は難しいそうです。
(HSPの形成において50%は遺伝
残りの50%は生育環境が関係してるそうです)

HSPの場合、その気質であるが故に
希死念慮の増大、鬱病などの
後天的な精神疾患を患い
最悪な場合、衝動的な自死…
そういう悲しい運命を迎える人も居ます。

……ただ


ブログ著者や他の研究者も言ってるのですが
HSPだからといって鬱病になったり
自殺する割合が高いというエビデンスは無いし
彼女のブログを読んでて
もう共感しかないのですが
消えたい死にたいと思う事は日常茶飯事で
しかしながらそんな時には立ち止まって
深く考察をするから衝動的になりにくいし
時には他の8割のHSPではない周囲の人達に
(日本人は3割の人がHSPと言われてます)
死にたいくらい辛いのだと
気持ちを理解して貰おうという手段として
そう表現してしまうのではないかと。

彼女はこうも書いてます
上に書いた理由など、HSP気質の特徴から
直感的ではあるが8割の非HSPな人よりも
自殺率は低いのではないかと。

私も本当にそう思います。

死ぬ死ぬ詐欺みたく
構ってちゃんじゃんそれ(笑
でもそうとも言い切れなくて。
だって本能的にそうなっちゃう感じ。


彼女はHSPの人は身近な人の自殺を
どう受け止めるかについても書いてます。

私もそんな経験があって
色々思うところがあるから
自分なりの気持ち書きますが

長くなってしまったので次回に続きます。

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