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ニコレッタ@
2023年5月4日 14:09
ニューヨークには夕方ごろ到着したんだろう。マンハッタンへ渡る橋に差し掛かったときには、すっかり日も暮れていた。それは、突然あらわれた。圧倒的摩天楼。大阪しか知らない小娘はバスのシートで魔法にかけられたかのように、しばらく声も出なかった。空き時間に街を観光すれば、クラクションの音や、人々の匂い、ビルに反射する景色すべてにいちいち感動した。五感ならぬ十感くらい?刺激を受けた気がする。そ
2023年4月26日 22:16
1987年の春。舞踏カンパニーのお手伝いで、約ひと月ほどをアメリカ、カナダで過ごした。ツアー名が『北米・カナダツアー』となってるが、スタートは、なぜかロサンゼルスだ。仕事はダンサーの子供たちのシッターと、ほか裏方、制作のお手伝い、そして炊事もあった。ダンサーや裏方さんたちのチカラの源は、やっぱり白米。大量に消費するから、現地調達などしてられないってことで、事前に炊飯器から白米、味噌、醤
2023年4月19日 00:16
大駱駝艦(だいらくだかん)という舞踏ダンスカンパニーがある。全身白塗りと身体の動かし方が異彩を放つ舞踏は、初めて観るひとにとっては、ハテナマークがチラつく舞台だ。意味が分からないと、ヒトは不安になる。結果、怖さや不気味さのみ印象に残る。そんな人が多いかも知れない。でもね、舞踏。おもしろいんです。とっつきにくいだけに!?ハマると中毒性あり。大駱駝艦体験(あえてそう呼ぶ)機会あれば、ぜひ。
2023年2月12日 21:41
ちょっとしたブームだったOL海外留学。会社を辞めて海外へ行く女性がカッコよく見えて私もニューヨークへ。 なぜNYかというと、その何年か前、舞踏の大駱駝艦北米ツアーにおける裏方お手伝い&ベビーシッターという、なんともレアなバイトで訪れたとき街の空気に心底陶酔したから。(このレア体験談は今度書きます) NYでは最初、友達と彼(日本人)の部屋に居候。その彼は仕事がら不在がちだったので、私は友達