見出し画像

#赤裸々アメリカ留学日記4

アメリカ留学日記4

大好きだったSkinner Butteからの夕焼け

日本から無事に飛び立ち、
アメリカ・ワシントン州・シアトル空港に無事到着。
念願の人生初の海外&アメリカに着いて、
まさかの日本ドラマと日本食を食べる私。

ここまでが前回のアメリカ留学日記3のストーリー。
まだ読まれていない方はぜひこちらからご拝読ください。

『もうそろそろ次の飛行機の時間だな』
そう思った私はシアトル空港→ユージーン空港の便である搭乗口を探す。
近くを見渡す限り、チケットに書いてある搭乗口はここら辺ではない。
歩きながら搭乗口を探す。

すると搭乗口情報が掲載されてそうな大きな電光掲示板を遠くから見つける。


テケテケと歩いて掲示板の元へ向かう👟👟

『まあ、日本でも電車の乗り換えとか余裕だったし、飛行機も電車も
そう変わらんやろうなあ』

テケテケ👟👟

到着。


『。。。。。OMG(英語話せないというてもこれくらいなら話せる)』

『何これ。。なめとったわ。。。』

とんでもな量のフライト情報で電光掲示板はいっぱいである。
裁縫をする際、針の穴に糸を自力で通すときに目を細めるくらい、
目を細めて、自分のフライトの搭乗口を探す。

見つからない。

焦る。

このままでは乗り遅れてしまう。

やばい。

もう一度、電光掲示板に目を向け、必死に探す。


ない。


冷や汗をかく。

泣きたくなる。

2回も確認して見つからないということは、もう人に聞くしかない。
『よし!誰かに聞こう!』
そう思った私は、あたりを見渡す。

キョロキョロ。

キョロちゃん@森永製菓hp



でもここで大きな問題を思い出す。

『私、英語話せないんだった…….』

しかし、どうにかしない限りどうにもならないと思った私は
チケットをそこら辺にいた女性に見せて
『Where? Where?』と尋ねる。

どうやら私は強調したいことや焦っていると同じ単語を2回繰り返す傾向があるらしい。

すると彼女はとんでもない早口で
答えてくれた。

私は眩しい笑顔で彼女に
『Thank you』と言い、
すぐさまその場を離れる。

『やばい。。。マジで何を言ってるのかわからない…終わった…』

顔は引き攣り、頭の中はパニック状態。
言っていることがわからないという現象がこんなにもストレスなのかと
思い知らされる。

そして、私はこれから長い間、この国で生きていかねばならないという
絶望を感じてしまう。

あんなにも

”行きたい”

”日本から出たい”

と心の底から思っていたのに。

舐めてた。

誰がどう見ても負のオーラが身体中からプンプンと出ている私は、近くの椅子に座る。

『私は目的地にすら辿り着けないのか…』

両手で頭を抱える。

しかし、その30秒後には、近くにいた女性に声をかけていた。
人間、誰しも窮地に立たされると、行動ができるものだ。

その女性はとてもゆっくり丁寧に英語が話せない私でもわかるように
説明をしてくれた。
私は空港内の電車に乗って移動して、自分が乗る飛行機の搭乗口へ到着することができた。

Trainという単語を知らなければ、終わっていた。

無事、飛行機の座席に座ると、
『Trainっていう単語を知っていてよかった。ブルーハーツ好きでよかった。
リンダリンダ』と心の中でtweetした。

約1時間、お空で時間を過ごし、目的地である
オレゴン州・ユージーン空港へ足を踏み込む。

さっきまでいたシアトル空港とは比べ物にならないくらい小さい空港であった。

私はアメリカのことやユージン、学校、これから暮らす寮のことはほとんど
調べずに来たので、空港の小ささや、現地で有名なDucksのオブジェを見て、感動する。


旅行などもそうだが、調べ過ぎてしまうと感動が薄れてしまうため、
私はあまり調べない派である。

調べなさすぎて、痛い目に遭うことも多々あるが、それも新しい人生経験となるため、プラスに捉えている。
有名な場所へ行くより、偶然発見した場所やものの方が価値を感じる。

だからユージーン空港へ到着した時は、新しい世界へ来た感覚でいっぱいだった。

シアトル空港で感じたものとは何か異なり、ここで私は暮らしていくのかというワクワクとドキドキで、いっぱいであった。

ちゃんちゃん。
最後までご拝読ありがとうございました。
それでは次回の”日本人パラダイス”でお会いしましょう!

Thank you for reading.
See you next time:-)


よろしければ、サポートをお願いいたします。 していただけると、とっても嬉しくて調子に乗ってしまうかもしれませんが、 更に頑張れます。 感謝を胸に精進し、記事を全力でつくりあげてまいりますので よろしくお願いいたします。