さともも

香りが好きなAEAJ認定アロマテラピーインストラクター&ワインエキスパート。旅や占星術…

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香りが好きなAEAJ認定アロマテラピーインストラクター&ワインエキスパート。旅や占星術や映画や興味が色々散らかってる射手座オーバーロード。基本的にはライターです。

最近の記事

映画に出てくるワインを考察します。⑦「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」

ワインが好き過ぎて、味覚に限らず視覚でも楽しめる体質になってしまいました。鉄ヲタが「乗り鉄」「撮り鉄」というならこっちは「酒飲み」「酒撮り」ってところでしょうか。「酒撮り」なんて日本語聞いたことないけど、飲まずに楽しめるのはたいへん安上がりなので、これから「酒撮り」ブームがくるかもしれません。こないか。さて今回もスクリーンの中で見つけたワインをゆるく考察してみます。2016年の「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」です。 サブタイトルにあるように、ジョン・F・ケネディ

    • 映画に出てくるワインを考察します。⑥「メルシィ!人生」

      ワインが好きすぎて、映画の中に登場したワインでも気になります。銘柄は?なんでこれ?そういう飲み方ってあり?スルーされがちなディテールを追いかけながらゆるく考察してみます。今回は2001年のフランス映画「メルシィ!人生」。だいぶ古い作品を取り上げた理由は、大好きなコメディだからです!今は配信されていないみたいなので、ぜひどこかのレンタルで(私は好きすぎてDVDを購入)お楽しみください。 原題は「Le Placard」。フランス語で「クローゼット」の意味。欧米ではカムアウトして

      • 映画に出てくるワインを考察します⑤「靴職人と魔法のミシン」

        トレンドや話題性に関係なく、ただ画面に映ったワインに焦点をあて、ゆるく考察するのが好きです。今回は2014年公開のアメリカ映画「靴職人と魔法のミシン」です。 ディズニーアニメにありそうなファンタジーな邦題ですが、原題は「The Cobbler」。靴の修理屋を意味する古い名称のようです。なぜ今風にShoemaker、Shoerepairerとしないのかは、この主役の修理屋に古い歴史があるからでしょうか。 ニューヨークの下町で細々と靴修理店を営むマックス。店主だった父は失踪。

        • 映画に出てくるワインを考察します④「最高の花婿」

           今回もスクリーンの片隅に映ったワインを本筋と関係なくゆる〜く考察してみます。4回目はフランス映画の「最高の花婿」です。 フランス・ロワール地方で暮らすヴェルヌイユ夫妻には4人の娘がいますが、うち3人はユダヤ人、アラブ人、中国人と結婚。末娘だけはカトリックの白人と結ばれてほしいと望んでいたのにコートジボワール出身の黒人青年と婚約してしまい、渋々、披露宴の支度をする、というお話です。 ロワール地方のシノンが舞台なのに、シノンのワインはほぼ出てきません。少なくともテーブルにの

        映画に出てくるワインを考察します。⑦「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」

          映画に出てくるワインを考察します③「レッドファミリー」

           時流もストーリーも気にせず、画面に出てきたワインをゆるく考察する第3回目です。今日は韓国映画で見つけたワイン。2021年に新型コロナで亡くなられたキム・ギドク氏が製作・脚本・編集を手がけた「レッドファミリー」という作品で、テーマは「家族」。同じ韓国映画の「パラサイト」も家族の話でしたがこの「レッドファミリー」の方が先で2013年の公開でした。 北朝鮮の工作員4人が祖父・夫・妻・娘という構成の家族を装って韓国に潜入、滞在するというお話です。表向きはどこにでもいそうな仲良し家

          映画に出てくるワインを考察します③「レッドファミリー」

          映画に出てくるワインを考察します②「昼下がり、ローマの恋」

           今日も画面の片隅に映ったワインを、本筋からそれながらゆるく考察していきます。 今回はイタリア映画です。Netflixで見つけたのですが、ローマで昼下がりか……なーんかよくある感じのB級エロ?と思って食指が動かなかったけど、原題は「Manuale d'amore3(恋愛マニュアル3)」でシリーズ第3段なんですね。1作目は「イタリア的、恋愛マニュアル」、2作目は「モニカ・ベルッチの恋愛マニュアル」という邦題で公開されています。私は1作目しか観ていませんが、なかなか面白かったで

          映画に出てくるワインを考察します②「昼下がり、ローマの恋」

          映画に出てくるワインを考察します①「パリの調香師 幸せの香りを探して」

           映画に出てくるワインにぐいーんとズームアップしてあれこれ考えるのが好きです。あのテーブルに乗ってるワインは何だろう?なぜこれ飲んでるの?と本筋そっちのけで調べたくなるので途中で止めたり戻したりできるDVDや配信てほんと便利ですね。というわけで今回はAmazonプライムで「パリの調香師 幸せの香りを探して」を観ました。 あらすじは、ドライバーのギヨームが調香師アンヌの運転手として雇われ、ギクシャクしていた2人が少しずつ近づき、人生がリスタートするという内容です。といっても、

          映画に出てくるワインを考察します①「パリの調香師 幸せの香りを探して」

          あの日、奈良で、ご本尊に会えなくて。

           コロナ禍により会社員から無職になった2021年3月。 暇に空かせてネットを見ていると、とある仏像が目に入った。 「この仏様、宇宙と繋がってる!」 もちろん勝手な印象であって、繋がっているかどうかはわからない。というか、そもそも仏様というのはそういうところに繋がっているものだろう。ともかくその仏像を見た瞬間、時が止まったのだ。無宗教であり、日本の伝統芸術や仏像に詳しくない私も秒殺の美しさなのであった。 その仏様とは、奈良県中宮寺のご本尊 菩薩半跏像(伝如意輪観音)なので

          あの日、奈良で、ご本尊に会えなくて。

          自己紹介です。

          初めまして。こんにちは。さとももです。 こちらをご覧いただいて、まことにありがとうございます。 のべ20年近くコピーライターをしていましたが、最後に勤務していた会社がコロナ禍により瓦解。今後はプライベートでブログを書いたりして楽しんでいけばいいかな、と広告とは全然関係ない職につきましたところ、激務すぎて力尽き果て離職。今バッテリーをチャージ中です。 自己満のためにこっそりやっていたブログも、気がつけばもう15年以上経っていて、いくら人目につかなくてもいい、といっても、流

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