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VB TIMES11月号Vol.2 女性起業家の現状、そして未来は!? ~女性の起業は“NEW NORMAL”~

Venture Bankは、世界中で事業展開する企業、そして、世界を舞台に活躍している投資家たちによって組成された、ベンチャー支援プロジェクトです。
「起業したい」「事業を起こしたい」という未来の起業家たちをサポートするべく、私たちはビジネスプランコンテストの開催など、様々な取り組みを行っております✨
未来の起業家を更に応援するために、現役起業家やエンジェル投資家のインタビューや、現在起業に向けて奮闘する未来の起業家たちに注目し、その様子をお届けする『VB TIMES』🌳


NEW NORMALな時代に突入し、新たな働き方が注目される昨今。
「働き方を変えたい」「今の職場ではやりたいことが実現できない」などと感じて、起業を検討する女性が増えてきています。
今こちらの記事を読んでいるそこのあなたも!
起業してみたいな……なんて思ったことのある女性だったりするのではないでしょうか!?


女性起業家の現状

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日本政策金融公庫総合研究所が発表している2020年の最新調査によると、起業家のうち女性が占める割合は21.4%です。これは1991年の調査開始以来、最も高い比率となっています。
しかし、日本のジェンダー格差は未だ大きく、起業家はもちろんのこと、経営層や管理職においても女性が著しく少ないのが現状です。


政府は2014年から「女性活躍」を成長戦略の中核に据え、2021年6月には男性の育休取得促進に伴い、育児・介護休業法が改正するなど、女性活躍の促進を後押しする施策を積極的に行っています。一方で、世界経済フォーラムが発表する「ジェンダーギャップ指数2021(男女の違いにより生じる格差)」によれば、日本は156カ国中120位。G7(主要7カ国)においては最下位という結果です。

なぜ女性起業家は少ない?起業に踏み切れない原因とは?

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女性の起業家が男性と比べて少ない理由は、主に4つあります。

①家事・育児・介護等の両立が難しい
②男性に比べて知識やノウハウの取得機会が少ない
③起業後に相談できる相手・コミュニティが少ない
④企業活動に動員できる資源へのアクセスが困難

家事・育児・介護等を女性が担うことが多い中で、「仕事と家庭」の両立は女性にとってまだまだ難しいことです。これまでの就業経験の短さにより、経営や事業に関する知識・経験を得る機会が少なく、また、相談できるロールモデルが身近にいないことが要因であると考えられます。
開業資金の調達は、以前よりはハードルが低くなったとはいえ、”マッチョ系”の組織だけを経験した男性のベンチャーキャピタル(VC)が審査するのであれば、不利な部分もあるようです。

女性の起業に関する傾向と課題

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女性が始めるビジネスは、小売業・飲食・教育・生活関連サービスなど、内容がソーシャル関連であり、小規模であるのが特徴です。

B to C(個人を対象としたビジネス)の起業分野が多く、長らく主婦で仕事を離れていた人が、生活に根ざした発見をして立ち上げた、というケースがみられます。
女性起業家の中には組織で働いたことがない人も少なくないため、「B to B」(対企業)の事業を展開するというアイディアがなかなか生まれてこないようです。

「B to B」と「B to C」を組み合わせたほうが、経営の安定は高まりますので、女性独自の観点が活かされる事業が多い中でも、その点は留意すべき課題でもあります。

これからの女性の起業について

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出産や育児などでキャリアを中断せざるを得なかった女性たちにとって、テレワークの普及により働き方に柔軟性が生まれ、随分とタイムマネジメントができるようになったかと思います。

仕事と家庭のバランスを求められることはありますが、タイムマネジメント能力と共に、決断力の速さが身に付く可能性もゼロではありません。

そして、消費財の8割は女性が購買決定権を持っていると言われている世の中で、トレンドやブームも女性が牽引していることが多く、女性視点でのサービス・商品の提供はとても大きな強みです。
さらに、投資ファンドが女性起業家を後押しする動きもあり、主要なVCの半数が、女性が代表を務める企業への投資を増やすことも分かっています。

この流れはまさに、「女性の起業を促すことが、社会全体のイノベーションになり得る」という“NEW NORMAL”が始まっている兆しですね!

Venture Bankは女性起業家を応援します!

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女性の起業についてさまざまな角度から見てきましたが、起業をするにあたり、女性視点でのサポート、相談に乗ってくれる環境があれば、新しい一歩を踏み出す原動力となるのではないでしょうか。

世界を舞台に活躍する投資家たちによって組成されたベンチャー支援プロジェクト『Venture Bank』の代表である成瀬美希は、自身も、起業に悩んでいる女性たちと同じように悩みを抱いて起業をしました。

「女性だから」という理由で、起業を諦めている人がたくさんいることに違和感を感じ、女性の社会進出に貢献できる事業、アイディア実現のための地盤づくりを行っています。どのような目的、どのような想いで起業をするのか、同じ女性目線でしっかりとキャッチし、サポートすることを目指しているのです。

女性ならではの豊かな感性や打たれ強いしなやかさ。現状を打破する行動力。
新時代を切り拓く情熱に満ちたチャレンジを繰り広げ、新しい未来へと繋げていきましょう!

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次回もお楽しみに✨

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