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JAL better than ANA, Memory of HND

どうでもいい、わたしの飛行機話だ。だって、山より海だ。地上より空の上なのだもの。

かつてわたしは、陸マイラーの世界に無知ながら住んでいたことがある。そこの国の人々は、空が好きで飛行機が好きで旅が好きな人たちばかりだった。毎日せっせとマイルを貯め、それであっさりと空を飛ぶ人々だ。日々熱心にブログを書き、そこでの確実な収益を得ている人も少なくなかった。あの国の人々は、ポイントに貪欲なとても面白い人たちばかりだった。

そしてこの国の人たちの多くは、わたしが感じていた限りでは、ANAを愛でる人だったように思う。それは当時(今は陸マイラーの世界を知らないからわからないが)ANAの方が圧倒的にマイルを貯めやすかったせいもあるのだろう。もちろんそれ以外にも、純粋にANAを愛する人たちだって少なからずいた。その選択の如何があの国におけるアイデンティティの一つになるというくらい、重要なファクターだったように思う。

それでもわたしはJALだった。それは今も変わらない。
なぜかと言われれば、これまたどうでもいい理由。

ANAのロゴのシェイプとバランスが好きじゃない。それだけ。



実にしょうもない理由だと思われるだろう。構わない。わたしにとってのそれは非常に重要なことなのだ。機内食を重んじるか否かの話と同様に、そこに欲望と興味があるか否かというだけのことだ。

そんな理由で、可能な限りJALを選んできた。だからこそ、JALには思い出がある。
特に羽田発の最終便。これぞ実に感慨深い。
あの第一ターミナルの搭乗口を奥の奥の番号まで目指してきた過去。
それが一年前に地元を離れた結果、わたしは自宅からたった1時間ほどで羽田に行けるようになってしまった。あれほど遠く感じていた、どこか敷居の高かった東京が、恐ろしく身近な街になった。上京する前にはいつも東京でどう過ごすかのプランを練っていたのが、遠い過去のようだ。


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宣言が解除されたら、羽田に行ってみよう。
20:00発21:15着の便には乗らない。JALを見に行くだけだ。








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