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半年休学した経過報告と結局休学してよかったのかの話

私は2023年9月から休学している。
2024年9月まで続ける予定だ。

休学を決断する。
これは私にとって、ものすっっっっっっごく難しいことだった。
ものすすすすすすすすすすすすすすっごくね。

これは周りとの差を気にしていたからだと思う。
あと何か決断するときってどうしてもネガティブな面に目がいってしまうような気がする。

私の場合は「就活に響くぞ」とか「逆にネガティブに捉えられるぞ」とか「目的がなかったら無駄なことするだけなんじゃないの?」とか。

結論から言うと私は休学してよかったと思ってる

いまんところは。

休学してよかった(2024年3月5日時点)

休学を決断したときにも記事を書いた。
その中で私は休学する理由をこのように書いている。

理由は諸々あるけど、自分がこのまま就職してもたぶん長続きもせずにろくでもない人生を歩んでしまう気がしたからっていうのが大きな理由。

休学生日記(9月分)より

↑(マジで書いといてよかった。たぶん書いてなかったら目的見失ってたかも。)


このときは精神的に病んでたのもあって強めな言葉遣いだけど、まあ「このまま進んでも多分悩んでること解決せんくね?」ってこと。
「就職すること」がゴールになってしまい、漠然とした不安を抱えたまま、多分社会で生きていくことになってしまうのでは、ということが危惧されました。

ただ休学を始めたときは「じゃあ何をすればいいの?」っていう点があまり明確ではありませんでした。一応日記には色々書いたけど、なぜやるかは明らかになっていないというか。

でも今はわかります。
1番にやるべきことは気持ちの回復でした。


私の心の状態

結論から言うと私は「非定型うつ」というものの診断をされていました。

お医者さんはたしか「生活リズムの崩れや人との関わりが少なくなった結果なったんだと思う」っていってた気がします。

振り返ってみると高3で友人が亡くなったり大学受験失敗したりその落ち込んだ状態のままコロナ禍入って志望してなかった大学の講義受けたりとまあ鬱になりそうな要素が思い当たる思い当たる!!

この症状に対して処方されたラツーダという薬を飲んでましたが、今は断薬できてます。これはある程度回復したかもって自分で思えたから。

今、ある程度回復した自分目線で過去の自分の様子をかえりみるとおかしかったんだろうなぁ…って思います。苦労したなぁ…よく頑張った、俺。

もちろん一概に全部がこの症状のせいってわけでもないんでしょうけど、まあ一因ではあったな、と思います。頭の回転が遅かったように思うし。いや回転が遅かったというよりか、解像度が低かったような気がする。

今思うのは第一にやるべきだったのはこの症状からの回復だったのかな、と思います。これは全員に当てはまるわけではないとは思うけど。

一旦はこの症状から回復できただけでも休んだ価値はあったかなって思います。

こういうのって明確な治療方法がないので本当にこれきっかけだったかはわかりませんが、個人的にアメリカに行ったのが大きなターニングポイントだったなって思います。


ただただ楽しかったUSA🇺🇸

正直9月末から休学し始めたけど、二ヶ月くらいはそれでも不安な気持ちが強かった。
先述のように「じゃあ休学して何するの?」って部分分かってなかったし。

アメリカ行くってことは休学前から決まってて。
憧れの場所だからワクワクしときゃよかったんだけど、「就活もできてないのにいくの?」とか自分でネガティブに考えてた。行かなくてもいいかな、とも思ってた。

けど友達が誘い続けてくれて行くことにした。

ありがとう友達。マジ感謝。
本当に行ってよかった。

↑アメリカの話(今後もっと書きたい)

アメリカは憧れの場所だった。
映画好きだしディズニー好きだしなんなら自分は英語が得意だと思ってたし。行かない理由がないってくらい。

でも全てに絶望してた私は、憧れの輝きに耐えきれず悪い方を見ていたのかも知れない。

銃社会じゃん…とか、英語伝わるかわからないし…とか、泊まるホテルロサンゼルス有数の治安最悪の場所にあるじゃん…とか。

今考えると「アメリカに行く」ということ自体が大きな決断だったかもしれない。

行ってみたら意外と怖いところが気にならなかった。あれ?意外といけるじゃん!?ってなった(まあ日中叫んでる人いたり注射器落ちてたり友達がカツアゲされたりしたけど)。

最初にネガティブなイメージを持っていたことが功を奏したのかもしれない。


思い返すと1週間の滞在は本当にあっという間で、全部が夢みたいで、ただただ楽しい時間だった。

長いことネガティブな感情に支配されていたので、ずっと楽しいなんてことは初めての経験だったように思う。

楽しい感情を長いこと持つと人はポジティブに近づくことが出来るのかもしれない。
帰国後、世界は広いってことに気がついた

そのこと自体は地理で学んだし知ってたけど、大きさの問題だけじゃなく、たくさんの日常があることに気がつき、決して道は一本だけじゃないんだって思えた。

世界は広いし、社会はいっぱいある、道は一つじゃない。

これらの言葉は側から見れば綺麗事に思えるし、ネガティブに考えることもできる(多分俺も辛い時これみても何言ってんだこいつってなってると思う)。
でもこれって本当だったんだって思った。

社会人になったあと、時間はあっという間に流れて気づいたら終わってるものなのかもって思ったけど、お金を稼いでしたいことができた。

いろんな場所を見てみたいって思った。

これ以降明るくなった気がするなーって思う。
今後アナザースカイに出る機会があったら、迷わずロサンゼルスを選ぶ。それくらいの経験でした。

振り返ってみて

こうして振り返ってみて、色々してんじゃん自分って思った。辛い時期の日記見てると本当によく頑張ったねって思う。

最近考えるのは、また精神的に落ち込むことがあるかもしれないってこと。

ただ漠然の辛くて、消えたくて、終わらせたかったあの時期。本当にきつかった。

これは私のトラウマになっている。
いつか戻るんじゃないかなって思ってしまっている。
現にあの頃を思い返してみて、私の鼓動は速くなっている。それだけ大きなダメージを喰らったんだなって思う。

だから今、こうして活動できるのは当たり前じゃないんだなって思う。
明日心がどうなってるかなんてわからないから、とりあえずできるうちにやりたいことはやっておきたい。

今も動悸がおさまらない。

本来振り返るもんでもないかもしれない。

でもこうして振り返ったのは悩んでる時に他の人のnote見て、こういうこともあるのか、って思えたから。

もちろん自分の経験が皆んなに当てはまるとは思わないし、今後自分がどうなるかもわからないけど、とりあえずこんなことがあったんだくらいで気軽に読んでほしい。

これ最初に書くべきだったな。

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