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農園部日誌【8日目 看板作成!】1/17 (日) 10:00- 天気:☁️

東京都八王子の磯沼ミルクファームさんの畑をお借りして、月2~3回と「ゆる〜く楽しく食を学ぶ」をモットーに活動しています。


今回の日誌当番は、きな粉スペシャリストのSEIKOです!

〇ハイライト
1. 久しぶりの農園に

久しぶりに畑に農作業に行きました。

去年の秋から始めた、2週間に1回くらいの畑訪問。常に視界に空の青、植物の緑、土の茶色があり、周りにたくさんいる牛やヤギの声と、仲間の笑い声も聞こえます。動植物のかすかな匂い。自分の感覚がフルに使われている感じがします。

ここは私にとっては紛れもなく癒しの場所であり、活力を取り戻せる時間が流れています。

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2. 私の植えた人参の生命は

本日する活動は、主に2つです。雑草取りと、新しく看板を作成。まずは雑草取りからはじめましょう。

1ヶ月以上ぶりに見る畑。普段のメンテナンスは、管理者のフナキさんたちにお願いしているので基本的には綺麗です。それでもしぶとく生えてくる雑草を私たちで引っこ抜きます。

それはいいのですが。。。

昨年秋に私が植えた人参が気になります。

私たちは昨年、10種類ほどの野菜の種を植えました。一人1、2種類を担当した中で、私は人参を植えました。
そして、昨年末の時点で、私の植えた人参の区画だけが茶色い土色のままだったのです!!!

ニンジン畑

1センチくらい、芽が出てる箇所が・・5つくらいでしょうか。
その3倍は蒔いているはずの種。

「大丈夫だよ。時間がかかるんだよ。」「人参は繊細だからね。」「人参食べたかったのにな。また次の機会に食べたい。」

仲間の眼差しの奥にいろんな言葉が見え隠れします。

フナキさんに「これってどうなんでしょうか。生えてきますか?」と尋ねると、「今回はもうだめっしょ!」とのことでした。撃沈。

考えられる原因としては、私が種を蒔くときに土を指で深く掘りすぎてしまったのではないかということです。人参が発芽するのに必要な光を奪ってしまった。人参よ、すまない。


3. 石のように固いきなこ豆

コーヒータイムで小休憩です。
毎回、コーヒー堆肥担当の大森さんが、おすすめのコーヒーを淹れて持ってきてくれます。畑の横でみんなそれを飲んでほっと一息。

そういえば今日は私もお菓子を作って持ってきました。”きなこ豆”です。炒った豆にお砂糖と水を絡め、きな粉をまぶしたものなのですが、うちにあると食べすぎてしまうので、持ってきてみました。今日は外が寒いから、もしかしたら固くなっちゃうかなと思ったのですが・・お味はどうでしょうか。

きなこまめ

みんなの第一声は、「これ石?」でした。失笑。炒り方か、砂糖が固まったか、寒いからか。

「あ、でも美味しいよ。わたし止まらないかも。」「くせになるかもね!」

みんな、さっきの人参の時と同じような反応です。
優しい方が集まるコミュニティだということがよくわかりますね。


4. お待ちかねの看板作り

さあ、メインイベントです。今回は我々の団体名を書いた看板を作成します。地図上の現在地にピンを刺すような行為なので、なんとなく気合が入ります。

まずは、用意していただいた板から適当なものを選び、全体の色、文字の色を決めます。私たちは全体の色をアイボリーにしました。真っ白よりも有機的でやさしい、クリームに近い色。みんなで板にペンキを塗っていきます。

看板製作

ところで、この寒空でも薄着で作業をしているのは我らが部長です。「冬を感じたいから」というモットーがあるようで、頼もしいリーダーです。

そういうことで、彼に文字を入れてもらうことにしました “ foodskole” “FARM”の単語と、読み方のカタカナもそれぞれの板に入れてもらいましょう。 あれ、なんでファームだけ大文字にしたんだろう。まあいいか!

看板2

さすがですね。かわいいデザインです。

コーヒー堆肥の看板も作ろうということで、こちらはご担当の大森さんがリード!いい味だしたフォントです。

看板3

看板4


〇日誌当番の感想

1ヶ月以上ぶりの農園でしたが、やっぱり癒されました。1月の畑は半端なく寒いし、過ごしやすい環境では決してありません。けれど、そこにある時間と空間は私を楽にしてくれる魔力のようなもので、つい行ってしまいます。
そして、仲間がいるのも楽しいです。強制されることなく、自発的に、なんとなく、きちゃう。そして仲間たちと相談しながら心と手を動かしてものづくり。時々、コーヒーと豆。
プライスレスな冬の日でした!

看板


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