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40歳を超えたらシニアです! ヨガインストラクター講座RYT 500 「シニアヨガ DAY1」#10

先月の講座での井上先生の発言
「40歳を超えたらシニアです」が、
ぶっちぎり2022年パワーワード1位となりました……。

からのー、本日の講座は「シニアヨガ」
タイムリー!

本日と明日の2日間。1日目は理論中心です。
11/5(土) 9:00-17:15 (お昼休憩45分) の 対面講座。

実は一年ほど前に、同講座のオンラインを単発でとっています。
今回は対面講座と聞き、再度受講することにしました。

前回の受講理由は、
母や父にヨガを教えてあげたくなるかも?」
「いつかパートナーと共白髪モードで生きていくときに、リハビリ的に使えるかも?」

などというふんわりとした動機だったせいか、正直あまり内容を覚えていないという……。

先生ごめんなさい。
でも大丈夫!
今回は井上先生のパワーワードのおかけで、前のめりです。
自分のために、がんばりますっ。


講師の紹介

講師は、理学療法士でIBW(Integrative Body Work)インストラクターでもある
秋山 俊輔先生です。介護老人保健施設でリハビリ業務をされています。もちろんヨガの指導も。

開始のお言葉
「今日は理論中心です。1日長いので、寝っ転がったり、なんか食べたり、家にいるみたいな感じでいいですよー」
とのこと。

前回の対面もそうですが、オムヨガではごろごろオッケー。
他の養成学校もそうですかねぇ?
ゴロゴロ用のボルスターを抱えて、準備万端。

こちら↓が午後3時の私。

白いブランケットに包まれているのが私の足です。ゆだんして寝たら最後、爆睡スタイル。


シニアヨガの目的。高齢者は40歳からではない笑

国が定めるところでは「高齢者」は65歳以上!
WHOはそれを、「老年期」呼ぶらしい。
(ちなみに45歳以上は「向老期」だってさ)

まぁとりあえず本日の学びは、サポートする側の目線でいきます……。

シニアにヨガを開催するにあたって、通常のレッスン以上に専門的な知識がないと、生徒さんの怪我などのリスクが高くなります。


たとえばシャバアーサナ。
ヨガの最後にごろーんと横になる休息のポーズです。
単に寝てるだけに見えて、ポーズを極めることは簡単ではないのですが、
だからといって、怪我の心配をするようなかたちではありません。

ですが、シニアとなると話は別。
たとえば高血圧の方の場合、レッスンの最後に横になることで血圧が下がりすぎてめまいを起こすこともあるんだとか。
なるほどー。

対策としては、頭を少し高くして横になってもらう。
ブランケットやボルスターを使います。

たとえば瞑想。
私も教えていますが、
ご高齢の方の場合は目を瞑ると、体がぐらぐらしちゃうこともある。

細かいことですが、知っておきたいことがたくさんありました。


認知症とつまづきの関係が、最近わかってきた。

最近の研究でわかったこと。
認知症を発症する(脳の萎縮がはじまる)タイミングで、歩行が不安定になってくるという傾向があることがわかってきたそうです。

日常生活で躓くことが増えてきたら、認知症の症状が進んでる可能性があるわけです。この時期、温和だった性格が急に変わってしまったりすることで、人間関係でトラブルになることも。

このような変化があることを知っていれば、ヨガを教えている生徒さんやそのご家族にも適切なアドバイスや対処ができそう。

皆さんが元気な段階から、生涯現役でいられるためのヨガ指導をして、
さらに、微細な変化まで見てくれるヨガインストラクターさん、
最高だよねぇ。



シニアのティーチング、早口、高い声はNG

加齢による身体的な変化について確認していきます。

たとえば耳について。
特徴としては、
・高音域が聞き取りにくくなる。
モスキート音が聞こえないとかは、これですね。
・耳が遠くなる
老人性難聴は、65歳以上の4人に1人くらいの割合で見られるらしい。

で、音ひとつでも、
シニアになると、同時にいろいろな音がしている環境では、その中から必要な音を選んで聞くという力が弱くなるそうなのです。
先生の声を聞きたくても、外の工事の音に集中しちゃうとか。

普段何気なく人の声を聞いたりしてるけど、
それもすべて脳が音を選んでくれているからこそ。

加齢で脳の処理速度が遅くなっているから、
流れのある動作についてのティーチングにも注意が必要です。

これって私も、レッスン中に集中切れて、指示されたのとは反対の腕あげたりしてるな・・・。

これは、先生によって違いがあるのを、皆さんも感じているのでは?

動きの説明がわかりにくくて、みんな動きが止まっちゃったみたいなケースもある。そういう意味では生徒がシニアかどうかに関係なく、ティーチングの声かけはやはり重要だなぁと思うのです。

早口にならないようにするとか、わかりやすい言葉をつかうとか。

シニアの場合は加えて、
高い声より低い声で、
聞き取りづらい子音をはっきりと伝える
などのポイントがあります。

単純に声を大きくすればいいってもんじゃないんだなぁ。
逆に補聴器を使っている方の近くで、大声はダメです。
これ、知らないとやっちゃいそう。


今日は座学(寝っ転がってたけど・・・)中心でしたが、
やはり思うのは、ヨガは哲学や思想的な学びだけでなく「医学」「解剖学」の学びは必須だなということ。

その一方で、俊輔先生がおっしゃってましたが、
今学んでいることが間違っていた、なんてことが最新の研究で判明することもある。だとしても、学んで取り入れていくことには意味がある
という話が印象的でした。


明日もつづきます。


単発での受講もできます。私が受講しているOMYOGAの紹介。

2年前にRYT200を取得して、今現在RYT500を受講している
OMYOGAのサイトはこちら

私は現在、対面とオンラインの混合コースで学んでいます。
全部で8回、無念の一回休みで、本日は3回目。残りはあと4回。
のはず笑








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