たくさんの"はじめて"からまわりまわって... | 2023年の振り返りとこれから
料理を軸に色々新しいことに挑戦してきた2023年。
去年の今頃では想像できないほどの経験をして、何度もつまずきつつも前を向いてきた自分がいます。
時が止まっていた2022年から、一歩踏み出せるように
遡ること数年、2021年の終わりごろにわたしの人生の中で一番大きなことが起こりました。
社会人なり立てでうつ病になった私は、
そこで初めて、今まで何においても限界突破してしまう自分を認識。
2022年は、とにかく「気の向くままに生きよう」と決めて生きのび、その1年を振り返ったわたしは、
こう綴っていて、
うつ病は人生の「終わり」ではなくむしろ「出発点」だと捉えて、
2023年は前を向こう、前に進もうと意識していました。
色々な繋がりから、食事提供・撮影に挑む
心が元気になってきて、
フリーランスとしての仕事を進めていきたい、
と思っているタイミングで、自分なりに色々と新しい挑戦をしました。
はじめてのOne Day Cafe
普段、SNSでレシピの発信をずっとしてきた私は、
ちゃんとお金を頂いて食事提供をする、という経験をしたことがありませんでした。
2023年は、向き不向きもわからないからとりあえずやってみよう、の精神で挑戦。
仲の良いメンバーと協力し合ってOne Day Cafeを実現し、何か違う形ででも料理提供をしたいと思えたことは、
新しい自分を見つける一つの良い機会となりました。
はじめてのケータリング
年明けの冬頃に出会った方のお手伝いで関わらせていただいた、私にとってはかなり大規模の料理提供の場。
右も左もわからない中でもできることをやって、
ケータリングの流れや楽しさ・難しさを知ることができました。
なにより、これからやっていきたいことを再認識することができたのは、
とても貴重でした。
思ってもみなかった 器とのコラボ
食べ物以外の物欲がなく、どんなものでも実家から譲り受けたものや家具付きの部屋にあったものを基本的に使い続けていた私。
器には、食べ物をのせるだけではなくて、"心を満たす"ような役割もあると気づく機会を持てたのが、こちらの企画。
この後、具体的なコラボ企画があったわけではなかったものの
自分の中で「身の回りのものを、自分を支えるものに変えたい」という気持ちが日に日に大きくなってきて
新しい食器に変えたり、断捨離したり…
"帰りたくなる部屋"を作る準備を、着々と進められた気がします。
はじめての撮影案件
2022年の締めくくりに作った動画。
動画では、商品やメニューなどの撮影に、今まで磨いてきた撮影・編集の腕を活かしたいと前向きになっていて、
それが形にできたのが2023年でした。
このつぶやきに残していたように、
初めての商品撮影は、クライアントの要望をくみ取ってそれに応える大変さと楽しさで、やりがいと学びがありました。
それと同時に、自分をすり減らしすぎて自分を見失うきっかけにもなり、
うつ病を若干ぶり返すような結果に。
とはいえ、一度そういう落ち込みからの這い上がりを経験している私は、
お気に入りのカフェで自分を労わりつつ、見えかけていた自分を取り戻そうとなんとか行動をー。
一見、辛さが勝るような案件期間でしたが、
今振り返るとこの経験は、私の撮影人生を見つめなおす、すごく貴重な機会となったと感じています。
というのも、
ということに気づけて、今の自分の発信用の撮影に活かせているから。
プロの写真を見たり、解説を見聞きしたり…
どう頑張っても納得のいく写真や動画が撮れなかったのは、これが原因だったと認識できたのは、大きな収穫でした。
はじめてのPOPUP販売
レシピコンテンツとしてお届けしていたものを、実際に商品として提供できたのがこちら。
提供品の企画から、広報用の撮影・集客・当日運営などを進める経験ができ、販売したアイスに、嬉しい感想をたくさんいただいた一方で、
もやもやが大きく残ったイベントでした。
食事提供の機会を重ねていくにつれて強まっていく、この違和感は、
私の価値観を含めたレシピコンテンツの発信に力を入れ始めた今に、つながってくるものがあるなと感じています。
はじめてのお弁当提供
一ファンとして焼き菓子を定期的に買わせていただいていた方にお声かけ頂いて実現した、ランチボックス。
今まで#ベジヘルプレートとして自分のために日々作っていたプレートご飯を、お弁当に詰める形にして、
それを実際に食べていただくという、まさに「点と点を結ぶ」ような経験ができたのが、この時でした。
10人未満の提供数だったものの、何しろ何もかも初めてだったので
お弁当箱を準備するところから始まり、当日までに手に入りそうな野菜で何を作ろうか考えて、
当日は3時起きで準備してお届けするという何ともハードでドキドキな案件に…
私が大切にしたい「素材のおいしさを活かす」ということが伝わったのがすごく嬉しくて、大きな達成感を味わったのをよく覚えています。
↑のつぶやきで書いたように、これをきっかけに「お弁当屋さんをやりたい」と思ったわけではないですが、
将来、ふとした時にこの経験は必ず盾になると思っています。
カフェ時間で自分と向き合って、労わる
2023年の前半は、とにかく初めてのことがたくさん舞い込んできて、色々と経験。
後半も新しいことをしつつも、”自分を労わる”ことに重きを置いて、
とにかくカフェ時間を大事にしていました。
↑で書いたように、2023年終盤に差し掛かるにつれて、今まで感じたことのない「心の穏やかさ」を感じた私。
自分を色んな意味で変えたくて、思い切って髪を切ったり、ボロボロになった持ち物を買い替えたり…
今まではお金を使うことに壁があったことにも、自分への投資だと思って少しずつお金をかけられるようになってきて、
自分で自分を満たせるようになってきた変化を、肌で感じられるようになったのは、私の人生の中で大きなことでした。
やっぱり、価値のある存在になりたい
ちょっとしたご縁でつながった方の1day cafeに行くと、思わぬ発見が。
「これがしたい」とずっと思っていたこと、「こうありたい」と願っていたことが表に出てきて…
また別な機会では、
こんな気づきを得ていました。
根っから自分に自信がない私は、無意識のうちに自分に制限をかけていて、
それがあるから、日々の発信もうまくいっていなかったのかもしれません。
時間をかけて色々なことに取り組んでみて、これに気づけたのはとても貴重でした。
初心に帰れたから
それから、自分と向き合うことへの熱量が増えていって、
ふとした時にこんな記事を書いていました。
私がnoteやYouTubeを始めたきっかけを振り返って、
私が発信で大切にしたいことが見えてきた私は、早速行動に移します。
ただただレシピの手順を淡々と残していた時とは打って変わって、
私の想いが入ることで、動画を作って発信していることがしっくりくるような感覚が…。
この記事にも書いていた通り、
Instagramの補助的存在にしていた動画は、いつのまにか夢中になれるものに変わっていました。
今この振り返りの記事を書いているときも、こういうスタイルの動画制作・発信は、私が力を入れていきたいことの大部分を占めると感じています。
心穏やかに、内なる炎を燃やし続ける1年に
日々の発信から発展させて、料理提供から撮影まで、色々な「はじめて」を経験してきた2023年。
まわりまわって、
やっぱりSNSを中心とした発信で、より支えとなりたい方々の支えになることに注力していきたい。
それを通して、私自身の存在価値を高めることにもつなげたい。
と行きついた、最終日の31日。
これから、また新たな挑戦をしていくにあたって
他人と比較したり、どうにもならない自分に落ち込むことはあると思います。
それでも、まずは自分を労わって「心穏やかに」過ごすことを優先して、
成し遂げたいことの達成のための「内なる炎を燃やし続ける」ことができるような
そんな2024年にすることができたら…。
そういう思いで、この2023年の振り返りを公開します。
今まで温かく見守ってくださった方々へ。
2023年はありがとうございました!
頂いたサポートは、これからの活動費に大切に使わせて頂きます😌(私がコンテンツ作りの為に購入する食材は、全て自然栽培やオーガニックのもののみのため、そういった生産者の応援に繋がります☺️✨)