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自粛後の運動について

今日緊急事態宣言が全国的に解除された。

これで日常が戻ると思ったら大間違い。

これは国民がルールを守れたからこそ成し遂げたものであって、これからもルールを守って生活してね、という指標に過ぎない。

これを忘れてはいけないと思う。

日々の手洗い・うがいや、マスクエチケットなど、感染リスクを押さえながら生活していくことが大事である。


さて6月からは学校の再開するところも多いでしょう。
そうなると部活動も始まります。

また、部活動だけではなくクラブチームやトップチームの練習なども再開され始めます。

その中で、運動をしていない時間が長かったので、どうやって練習を始めようかと悩んでいる方も多いと思います。

今回は自粛後にどんなことをしていけばいいかについてです。


自分の体を知ろう

まず何ができて、何ができないか知るといいだろう。
自粛前の体を覚えているのであれば容易いことだ。

走れるのか。飛べるのか。反応はどうだ。

できない境界線を作ることで、怪我のリスクは下がるだろう。

一番よくないのは、いつも通りやること。
もちろん自粛期間中も、自宅でトレーニングや運動をしていた人であれ、それは必要になってくる。実際にプレーをしてわかることのが多い。

例えば、ランニング。
私自身ランニングは好きではない。だが、ランニングをすることで自分の体を知ることもできる。

普段でも、走ってみるとわかることがあり、今日は疲れてるな、足が重いなどマイナスのイメージもしやすい。逆に今日は体が軽いなあと思うことも多々ある。

その代わり、ランニングで全てを判断してはならない。スタートの動きとしては重要かもしれないが、重きを置くべきは競技に特化したプレーとなる。

バレーボールでいうと、対人パスが基準となるだろう。手の振り、足の運びなど全身を使う運動だからだ。

パスが上手くできるというよりは、体が上手く使えているかどうかをみるほうがいい。手の感覚などは期間が開いたため、鈍くなっているだろう。


怪我をしないために

6月は整形外科が儲かることだろう。

絶対に怪我人が増えるはずだ。

専門のトレーナーさんがついているチームはいいだろうが、そうでないチームは中々苦労するであろう。

そうならないために、まずはしっかりとストレッチをしよう。

ストレッチを疎かにするのはよくない。
まして、成長期の子どもたちには練習よりもそっちを優先させたいくらいだ。

そして、無理な動きはしない。休みをしっかり取りながら、プレーをしていくことが重要である。

皮肉まじりで、整形外科が儲かるなどと書いたが、あながち間違いではない。やはり怪我が多いのは、寒い時期から暖かい時期にかけてなのだ。

その時期から自粛期間に入り運動量が減ったから、怪我が増えて当然となる。まずは結果より、体を作る・見直すことが先決だと言えよう。


トレーニングについて

今まで書いてきたことを注意し活動してきたら、次の段階へ行かなければいけない。この後は落ちた筋力を取り戻すことが最優先と言える。

しかし、いきなりハードなトレーニングをしたところで、怪我をするだけ。
怪我をしない体づくりなのに、怪我をしてしまったら元も子もない。

では何から始めれば良いか。

バレーボールは、走る(早く動く)・飛ぶ・投げる(打つ)が基本的な動きである。この3つを重点的にトレーニングしていくべきなのだ。

トレーニングの内容としては、チームでやるべきことがあると思うので、これをやったほうがいいと一概には言えないし、私はトレーニングの専門家ではないので、間違ったことは言えない。

ただ言えることは、重いものを持つことだけがトレーニングではない。

例えば、初期段階で言えば、キャッチボールだってトレーニングと言えよう。もちろんウォーミングアップの一部なのだが。

投げる動作が上手く行かない人はキャッチボールから始めて、様々な投げ方をしてみるといいと感じる。ある方向は投げにくいなど、自分の体を知れるはずだ。

走ることも悪くない。もちろん体力も落ちているでしょう。だからと言っていきなり10キロ走らせるのだけはやめよう。

バレーボールであれば、コートの横幅からスタートする。負荷を落としてもいい。50%から始めて80%程度まで上げてみる。そうするとどこまで走れるかわかる。


最後に

私は先ほども言ったが、その道の専門家ではない。下手にあれしたほうがいいとは言えない。
ただ言えることは、怪我だけは予防しよう。予防は自分自身が一番わかるはずなのだ。

何ができて何ができないかさえわかれば、今後の動きも見えてくるだろう。

コロナの影響は人間の体にも、影響があったみたいだ。

一早く日常が戻ることを祈っています。

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