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どうして今なの

気力が回復したのも束の間、今度は体調が悪くなってしまった。
一難去ってまた一難。
父の入院がようやく前に進み、具体的な日程も決まったところだというのに、体が思うように動かない。これはよくない、と体感でわかる。

入院する予定の父のほうがよっぽど元気で、私だけがへろへろしている。
母は心労であまり調子がよさそうではなかったので、私が巻き取ったのだけど、なんとも情けない。

祈るような気持ちでロキソニンを飲む。
普段は胃の状態を気にしてイブで我慢しているのだけど、今はそんなこと言っていられない。案の定胃が重い。胃薬を持っていてよかった。

明日の朝には治ってくれていないと困る。
本当に困るのだ。

やらないといけないことが山のようにあって、寝込んでいる場合でも倒れている場合でもない。こう思うことも心身に悪いとわかっていても、今このタイミングというのはどうしても休めない。今夜できることは薬を飲んで早く横になることくらい。それでダメならどうしよう。
悪い未来が頭をよぎりつつも、どうにか打ち消す。

今なら悪魔との取引でも迷いなくやってしまうかもしれない。
この体が健康に動いてくれるのであれば、多少の犠牲は厭わない。
どうか諸々終わるまで、持ってくれと願うばかりだ。


そのお気持ちだけで十分です…と言いたいところですが、ありがたく受け取らせていただいた暁にはnoteの記事に反映させられるような使い方をしたいと思います。