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身の置き所のない気持ち

感情の渦に、文字通り飲み込まれた朝だった。
それは大きな地震が発生したことによる不安がトリガーだった、というだけでなく、それまでに積み重なっていたものが一気に溢れ出してきた。

何をしても落ち着かない。
そわそわして居ても立っても居られない。
身の置き所がないというのはこういうことなのか、と冷静に感じている自分もいて、なんだかもうぐっちゃぐちゃだった。

疲れているから
不安だから
焦っているから

全部その通りで、間違いなく原因の一端になっている。
余裕がなくて、波がある。調子がいいなと思う日もあれば、一転してどうしようもなく不調の日もある。
どこにぶつけようもない、自分の無力さと不甲斐なさを呪いながら、のそのそと起き上がって仕事に行く。我ながら情けないくらい落ちている。

ちょっとお休みをもらったら?
という提案の元、いくつかの予定をキャンセルしたら、ほんの少しだけ息がしやすくなった。

気休めかもしれない。
罪悪感でいっぱいになりながらも、自分を守る最後の砦だけは崩しちゃいけないと思った。ここで強がって平気なふりをしたら終わる。直感的にそう思った。

多分またしばらく不調の波は続くだろう。
もう少し膿を出さないとしんどいなと感じているし、まだちょっと気を抜くとじんわり涙が滲む。今の私はとても危なっかしい。

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