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何度でも戻ってきたくなる世界

久しぶりにドラマをみた。
『大豆田とわ子と三人の元夫』。

このドラマ、リアルタイムでも見ていたし、1年前くらいにもみた。
そしてまた、このタイミングで一気見した。

心が弱っていたり、トゲトゲしていたりするときには、絶対に好きだと確信しているものだけに触れていたい。その方が安心するし、心の中も平穏でいられる。

一人で生きていけるけど、の「けど」の部分は今の自分にど直球で刺さった。多分前はもっと違うところが気になっていたと思うが、今はここなんだなと思うと、人生って面白い。

一人っ子で生まれて親戚も少ない私は、そう遠くないうちに血縁者はいなくなってしまうだろう。人生の後半は、孤独を感じながら生きていくのだろうかと弱気に感じていたのだけど、まぁそれもありか、と思った。

血のつながりがあってもなくても、一緒に生きていると思える人がいて、その人たちのことを大事に思いながら自分のことも大事に思って過ごせていたら、もうそれで十分なのかもしれない。

うまく生きていけなくも、多分どうにかなる。
そう思えたのでまぁいいやと今は置いておくことにした。
多分私が今抱えている厄介なことたちは、そう簡単に解決しそうにないので「楽しいまま不安、不安なまま楽しい」精神で乗り切るしかないのだ。
人生ってそういうものなのだと、先輩であるとわ子が教えてくれた。

もしまた道に迷ったら、この作品に戻ってこようと思う。
サブスクですぐにみられるって、いい時代になったものだ。
レンタルショップに行っても、画質が荒かったり、みたいところだけ借りられていたりというあの頃のストレスも今は昔。
本当にありがたいかぎりだ。

私の中で何度も繰り返しみたくなるドラマ作品があって、まめ夫だけじゃなく、カルテットも、オレンジデイズもそう。ここに戻ってきたら、何かヒントをもらえるという作品があること自体が幸せなことなのかもしれない。

こういう夜更かしは悪くない。
少し前まで諦めてしまっていたけれど、ちょっとずつ自分を取り戻していけたらいいなと思う。


そのお気持ちだけで十分です…と言いたいところですが、ありがたく受け取らせていただいた暁にはnoteの記事に反映させられるような使い方をしたいと思います。