見出し画像

サスティナブル建築物等先導事業

こんにちは。株式会社ベジタリアンブッチャージャパンの広報担当部です。今回も表題について記事にさせて頂きます。

スティナブル建築物等先導事業

今の環境を継続するサスティナブルの考え方は産業や食品など様々な分野に及んでいます。建築の分野もまた例外ではありません。補助金を出してサスティナブルを実現しようとしています。それがサスティナブル建築物等先導事業。どのような制度なのでしょうか。今回はサスティナブル建築物等先導事業を紹介します。


【🏡サスティナブル建築物等先導事業とは】
サスティナブル建築物等先導事業とは国土交通省が定めた事業を指します。国土交通省が定めた評価項目をクリアすると助成金がいただけます。(ただし評価内容は非公開。)いただける助成金の額は最大125万円までです。125万円の上限は一般住宅の者であり、商業施設など大規模なものであれば5億円〜10億円ほどの補助金が支給されます。

名称未設定のデザイン (6)

サスティナブル建築物等先導事業は2019年から始まり毎年開催されていますが、募集期間が設けられていますので受けたい方は気を付けてください。今募集されているかどうか知りたいときは国立研究開発法人・建築研究所のホームページを見てください。


【🏡サスティナブル建築物等先導事業の助成金を受けるには💰】
サスティナブル建築物等先導事業の助成金を受けるときは、工事前と工事後で行うことがあります。
最初は工事前です。国土交通省のホームページなどからサスティナブル建築物等先導事業の申請要綱が記載されていますので、それに従い申請をします。申請内容を国土交通省が受理し、内部に設置された評価委員会が申請内容を評価します。評価内容が一定条件をクリアすれば受理通知が来て終了です。
受理されないときもあり、そうした場合はおとなしく引き下がるようにしましょう。

工事が始まったら、国土交通省に対して交付申請をします。国土交通省で交付内容の審査が行われ、助成金の交付をするもしくはしないの結果が通知されます。なおここでは助成金の交付をする/しない決定であり、金額はまだ決定しませんので気を付けてください。

工事が終わったら、完了報告を国土交通省に行います。報告を受けて国土交通省内で工事が完了した旨を受理します。完了した内容を受けて金額等を決定し事業者へ通知、その後指定された金額が振り込まれて完了です。

なおサスティナブル建築物等先導事業は期間限定の者であるため、工事の開始が募集時期と会わないこともありますので気を付けてください。


【🏘サスティナブル建築物等先導事業(木造先導型)】
サスティナブル建築物等先導事業は条件さえ満たせば、鉄筋コンクリートでも軽量鉄骨造りであっても問題ありません。それに対してサスティナブル建築物等先導事業(木造先導型)は、大量の木材を使用する建築物に対して適用される助成金制度です。

名称未設定のデザイン (7)

木造である以外にも、防火の仕組みがることや、構造に先導性および再現性(ほかの建物に対しても使えるような仕組みである)がある、などの条件をクリアする必要があります。

なお実際に得られる助成金についてですが補助対象経費をもとに計算されるため、ほかの者と金額の計算方式が異なりますので気を付けてください。


🏡🍂まとめ🍂🏡
サスティナブル建築物等先導事業はこれから建築する建物に対して助成金が支給する制度です。支給される金額は一般的な住宅であれば最大125万円、事業用の建物であれば5億円から10億円ほどもらえます。ただし実際に助成金を得るには工事前に申請し、さらに工事が開始される前にも申請し、工事が終わってから完了した旨の申請をするなど、もらうまでの手続きがやや面倒です。(公的なものであり不正な行為を防ぐために仕方ないのですが。)

これから住宅などを立てる方はタイミングが合えば、サスティナブル建築物等先導事業を申請してみてはいかがでしょうか。

名称未設定のデザイン (8)