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『どれくらい家事を分担しているか考えてみた』

夫婦生活というか、生きていく上で必ずしなければならないもの。
それは毎日の家事である。

掃除、洗濯、料理、その他諸々。
小さなことから大きなことまで。

毎日毎日、何かしらの家事をしなければ生きていけない。

ドラえもんの映画の“ブリキの迷宮“に登場するロボット社会のように、何から何まで機械がやってくれたら楽なのに、と思わなくもないけれど、
流石にそんな世界が来たら、もう人間は人間として生きていけなくなるんだろうなぁとも思う。

まあそんな全自動家事ロボットが発売されたところで、ソレを買う金銭的余裕が我が家にあるわけもなく、仕方なしに今日もぶつくさ文句をこぼしながら、イヤイヤでもやるしかないわけで。

しかし私は、旦那曰く傍若無人なジャイアンの化身。

掃除?飯?シラネ、寝る。
な気分の時も大いにある。

なので我が家では基本的に家事は分担制である

朝。
私と母は朝食は食べない。
たまーにパンかじったり、ヨーグルトや豆乳を飲んでから仕事に行く時もあるけれど、あんまり量を食べると仕事で頭が回らなくなるので、普段は食べずに仕事に行く。

旦那は1型糖尿病患者なので、基本的には3食きっちり食べないと駄目な人である。
1型糖尿病は、食事前にインシュリン注射を打たなければならないし、朝ご飯の前に必ず1日の血糖値を下げ続ける薬を飲まなければならないので、朝ご飯は絶対に食べる。
そして1型糖尿病患者の食事で1番難しいのが、
食事時間をきっちり守らなければならない、という事である。

朝、昼、晩。
時間が前後してはいけない。
毎日決まった時間に食事をとらないといけない。

そして朝、旦那が出勤するのは7時前。
その時間より前に起きて、毎日必ず朝ご飯を作る?
いや、無理。と私は早々に諦めた。

なので朝ご飯は各自。
前日の夜から準備しておくこともあるが、大体は旦那がテキトーに作って食べている。

かわいそうになぁ、と思わないこともないが、
こっちの体がおかしくなるので仕方ない。
これだけは申し訳ないが妥協してもらっている。

ゴミ出しの日は旦那が出してから仕事に行く。
ゴミをまとめる作業は、前日の夜に私がやる。

旦那は微妙に潔癖症のきらいがあるので、
汚いものに触るのを嫌がるのである。

しかし我が家で1番汚いのは旦那の部屋。
その基準なんなん?と思わないこともない。

昼。
休みの日であれば、私か母が掃除をする。
仕事の日はしない。何もしない。
だって仕事をしているから!
基本的に我が家では、仕事をしている奴が偉いという基準があるので、家事分担でも、その日が休みの人間が多めに担うことになっている。

だから全員が仕事の日は家の床がちょっとザラザラしていたりする。

夜。
翌日誰かが休みであれば、ここで洗濯をすることもあるし、休みの日にまとめて洗うこともある。
夜のうちに洗濯をした場合、次の日の昼間、休みの人間が外に干すのである。
雨が続いて家干しの場合は、私が干すか、旦那が乾燥機にぶち込みにコインランドリーに行く。

畳むのは全員で一気に。
みんな畳み方が違うので、未だに畳みながらみんなして微妙な顔をしている。
誰かに合わせようという気がない家族、それが我が家である。

料理は私と母の仕事なので、私と母がフルスピードで作る。

和食であれば母、洋食であれば私である。
旦那は仲間に入りたそうに後ろで見ているが、手を出そうとすると、大体誰かに邪魔だと怒られる。

しょんぼりすると旦那はまじで(´・ω・`)こんな顔をするので、かわいそうになった時は仲間に入れてあげることもある。
仲間に入れてあげると、ニコニコ(´∀`*)しながら、味噌汁の味噌を溶かしていたりするが、あんなに嬉しそうに味噌を溶かす人間も珍しい。

夕飯を作りながら、翌日のお弁当の準備。
お弁当を詰めるのは旦那の仕事。

私はどうも細かい作業が苦手なのと、料理に指が触れたりするのが嫌なので、弁当にちまちまおかずを詰めるのが嫌いなのである。

食事後の皿洗いは旦那の仕事。

私は日々の家事の中で皿洗いが1番嫌いなので、文句も言わずにコレをやってくれるのはとてもありがたい。

旦那が夕飯でビールを飲んで酔っ払ったり、注射を打ちすぎて低血糖になり、慌ててアイスやお菓子を食べている時は仕方なく私がやるが、例の如く『リコン』が発動するのはいうまでもない。

さて、こうして書き出してみると。
うん、私結構やってるじゃん、と思った。

もちろん、体調が優れないとか腰が痛いとか生理中とかそもそもやる気がない時は何もしない日もあるが、意外とちゃんとやってたのね、自分。

あと我が家の場合は、母の存在が大きい。
私か旦那、どっちかが出来なくても、ワンオペにならなくて済むというのはすごく助かる。

この他にも電化製品の取り付けとか、なにか便利グッズを設置するとか、エアコンフィルターの掃除とか、そのへんの細々としたものは旦那だったりするし、意外と器用というか多才なので助かってる部分は多くある。

書き出してみるともっと不満が出てくるかと思ったけど、こう見てみると今でも十分かなって気になってくるから不思議だ。

出来ればこの先も、この分担が上手いこと続いてくれるのを祈るばかりである。

もしもサポートをいただけたら。 旦那(´・ω・`)のおかず🍖が1品増えるか、母(。・ω・。)のおやつ🍫がひとつ増えるか、嫁( ゚д゚)のプリン🍮が冷蔵庫に1個増えます。たぶん。