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『俺が傍若無人な嫁と結婚した理由』

「(`・ω・´)どうも旦那です。いつも嫁の記事を読んでいただいてありがとうございます。
家でのんびりスプラトゥーンを楽しんでいたら、noteにアップした記事のアンサー記事を書きたいから、インタビューさせろと詰め寄られました。
ものすごく断りたいのですが、断ったら、夕飯のおかずが俺の分だけ梅干しになるそうなので仕方なく答えます。
嫁はいつも理不尽です。皆さん騙されないようにしてください」

ということで、今回は『私が無職の旦那にプロポーズした理由』について、旦那にインタビューをしながら記事を書いてみようと思います。
普段私目線のことしか書かない(というか私が書いてるわけだから主観でしか書けない)ので、ちょっと趣向を変えてみようかと思いまして。
需要はたぶんない。

まあたまには旦那と一緒にnoteで遊んでみよう、ということで。
余計なところは容赦なく削除しますが、ほぼほぼ原文ママでお送りします。

Q.出会ったばかりの頃、嫁のことをどう思っていましたか

「(`・ω・´)そもそも嫁に興味なかったから、どうと言われても。出番終わりに急に話しかけられていきなり勧誘されて驚いたのはあるけど、ただそれだけで、別段好みの見た目でもなかったし、付き合ってくれと言われるまでただのバンドメンバーとしか思ってなかったし」

これ、実は付き合った当初から言われてました。
旦那はもともと“バンドメンバーと恋愛関係にならない“というポリシーがあったらしく、私が告白して、1番渋られたのもそこだったんですよね。

まあ結局、私が押しまくったのと、ウチのバンド自体がプロを目指すものではなく趣味だったのでいいか、となったそうです。

ちなみに私の見た目が旦那の好みではないのも事実です。
旦那の好みは眼鏡が似合うふわふわ系女子なので、私とは真逆。
でもその辺は、私も長髪ロン毛は大嫌いなので(本当だよ!?)おあいこということで。

Q.嫁と結婚した理由は?

「(`・ω・´)これは理由が3つあって、まずひとつは“嫁が俺の為に他人に対して怒ってくれたから“。俺が他人から理不尽な目にあわされた時に、俺の代わりに怒ってくれて、立ち向かってくれて、その姿を見た時に、この人ならついていって大丈夫だと思ったから。
俺は病気になった時に“健常者と同じまともな生活を歩む“ってのを諦めたので、他人から何をされても“仕方ない“って飲み込む癖があったんだけど、それを“仕方なくない!間違ったことは間違ってるって言っていい!“って嫁が言ってくれたこと。
ふたつめは、無職で病気持ちで、何もない自分を“それでもいい“って嫁が受け入れてくれたから。
3つめは、“自分が稼いできて大黒柱になる“って言い切った姿がカッコよかったから」

ひとつめの理由は私、実はサッパリ覚えてないんですよね。
そんなことあったかなぁ、って感じなんですが、旦那は詳細に覚えているので、確かにそんなことをしたのでしょう。 

私は基本的に自分の好きなもの(人)に執着するタチなので、それを馬鹿にされたり、貶されるとものすごく怒ります。
なのでおそらくその時も、自分の大好きなものが否定されたので怒ったのかと。

ふたつめとみっつめの理由は、前回の記事で詳しくお話ししたので割愛。

Q.嫁との結婚生活はどうですか?

「(`・ω・´)大変です」

Q.どんなところが

「(`・ω・´)大変です!(全部)」

Q.もっとこう具体的に!

「(`・ω・´)大変です!!!(迫真)」

大変よくわかりました。(旦那の夕飯のおかずが、1品マイナスされます)

Q.傍若無人な人間を受け入れるコツは?

「(´・ω・`)?よくわかんない。だって嫁が俺を受け入れてくれてるんだから、俺も嫁を受け入れるのが当たり前だし、コツも何も自然にやってることだから気にしたことないよ」

これをサラッと言えちゃうところが旦那のすごいところなんですよね。
旦那の考え方としては“自分を受け入れてもらったのなら受け入れ返す“のが等価交換になるというか、当然のことらしく、私がどれだけ傍若無人な振る舞いをしても、特に気にならないらしいです。

だから逆に、例えば結婚してから休みの日にぐーたらする旦那さんとか、家事をしない奥さんとかを怒る人が理解出来ないらしい。

「(´・ω・`)だってその人がどんな人でも良いと思ったから結婚するんじゃないの?誰とは言わないけど、ぐーたらで怒りっぽくてすぐに拗ねて、ご飯のおかわりすら自分でよそわずに俺にやらせて、話しかければ屁で返事するような嫁だったとしても、そんな嫁でも受け入れられると思うから結婚するんじゃないの?他の人は違うの?」

と、本気で理解出来ない様子。
結婚自体に理想を抱かない旦那だからこそ、相手にはじめから期待してないというのもあると思うのですが、とはいえそこまで突き抜ける人はそうそういないぞ、と嫁は思う。

Q.嫁が何をしたら離婚しますか?

「(´・ω・`)俺の楽器を勝手に捨てたら」

ウチはそれぞれ自分の部屋があるのですが、相手の部屋にある物を使ったり持っていく時は許可が必要です。
これは後々別の記事にしようと思ってるのですが、お互いにジャンルの違うオタクなので、なんの変哲もない物に見えても、実は意外と価値のある物が多いのですよ。
例えば私の部屋にはプレミア付いてるゲームとかがそのへんに転がってますし(ぷよぷよダンジョンとか、夕闇通り探検隊とか)、旦那の部屋にはクッソ高い機材が転がってたりします。

勝手に持ち出して、もしも失くしたりしたら大変なので、許可制です。
普段はヘラヘラ暮らしてますが、ここだけはお互いに譲れない部分かもしれない。

Q.最後に、嫁にプロポーズされた時どう思いましたか?(真面目にどうぞ)

「(`・ω・´)本当のことを言うと、付き合って欲しいと言われた時、“この人は頭がおかしいんだ“と思いました。
自分のことは自分がいちばんよくわかっているので、俺みたいな病気持ちで、金がなくて、ろくに働けない人間を好きになってくれる人がいるとは思ってなかったし、むしろ壮大なドッキリか、“変な女に騙されてるんじゃないか“って入籍するまで思ってました。
正直、俺みたいな人間と付き合っても、“人としてプラスになる“ことがないんです。
何度も言うけど病気持ちだし、付き合ったとしても変に心配させたりとか、苦労させることしかしないわけで、利益がひとつもないんですよ。
でも毎日を一生懸命に生きて、好きだっていつも言ってくれて、仕事で結果を出して少しずつ昇進していく嫁を見ていたり、色々な面で俺を守ってくれていることに気づいてから、“この人は本気なんだな“と思っていたので、プロポーズされた時は、病気のこともあって俺のほうが先に死ぬかもしれないけど、その時まで一緒にいよう、身体的には難しいかもしれないけど、俺も一緒に苦労していこうと覚悟を決めました」

私の今いちばんの夢は、
『1型糖尿病の治療法が確立されること』です。
そしてふたりで好きなものを好きな時にお腹いっぱい食べて、病気のことなんか気にせずに、笑いながら出来るだけ長く生きたい。

旦那へのインタビュー、いかがでしたでしょうか?

大した内容ではありませんが、意外とこういう形式にすると、普段聞けない話がきけたりするので、やってる方はちょっと楽しかったです。

旦那も恥ずかしがりながら頑張ってくれたので、今日はおかずを増やしてやろうと思います。

もしもサポートをいただけたら。 旦那(´・ω・`)のおかず🍖が1品増えるか、母(。・ω・。)のおやつ🍫がひとつ増えるか、嫁( ゚д゚)のプリン🍮が冷蔵庫に1個増えます。たぶん。