あわぬこ

「あ」は「天」、「わ」は「地」。「ぬこ」は「猫」の愛称です。ホツマツタヱや契丹古伝、飛…

あわぬこ

「あ」は「天」、「わ」は「地」。「ぬこ」は「猫」の愛称です。ホツマツタヱや契丹古伝、飛騨の口碑、その他の伝承などを、あわぬこ目線で捉えて記事にしてみようと思っています。

最近の記事

カラスと会話

ネドじゅんさんや、SHOGEN(ショーゲン)さんの本を読んだり、動画を見てますと、縄文人は右脳で、虫や、動物、植物など、あらゆる生き物と会話をしていたのだろう、と思います。 わが家に接して電柱が立っているのですが、そこに、カラスが止まって「カー、カー」鳴きます。 以前は、窓を開けて手を叩いたり、窓を叩いたりして、追い払ったりしていました。 ただ、ある時から面倒になって、窓越しにカラスを見つめながら、「お願い、あっち行って!」と、頭の中で思って、伝えるようにしました。 する

    • 脳内妄想と腸内細菌

      脳内妄想=自動思考(ネドじゅんさん)古史古伝に興味を持つ者として、TOLAND VLOG さんのYoutube動画はよく見ております。 上記の『右脳を解放して「悟った」縄文の真実』という動画のタイトルを見たとき、自分で「悟った」と言って「実際に悟っている」人間はいないので、怪しげな新興宗教のお方と思って、この動画は見ませんでした。 正確には「今は見る時期ではない」と、私の直観は告げていました。 そして、花粉症対策のために腸内環境の改善を行っていたら、私が脳内妄想と思ってい

      • 未来の予知・予言 ~死海文書(3)~

        イエスとヘロデ大王の予言未来の予知・予言 ~死海文書(2)~のつづきです。 証言集(4Q175)では、4段落のうち最初の3段落には、「預言者」「イスラエルのメシア(王的メシア)」「アロンのメシア(祭司系メシア)」が書かれていました。 そして、最後の4段落目には、ヨシュア記の「エリコの呪い」に相当する部分が記載されていますが、死海文書ではヨシュア記と異なる、ヨシュア記アポクリフォン(4Q379)からの引用となります。 エリコの呪い ヨシュア記のエリコの呪いは、日本聖書協会の

        • 未来の予知・予言 ~死海文書(2)~

          ファリサイ派の話から少し離れて、今回は、死海文書のイエスに関する記述についての話です。 死海文書の「共同体の規則」に、次のようなことが書かれています。 共同体の人々は、預言者、アロンのメシア(祭司系メシア)、イスラエルのメシア(王的メシア)たちが来るまでは、最初の共同体の規則で裁かれる。 逆に言うと、預言者、アロンとイスラエルのメシアたちが現れた後は、エッセネ派の人々は、彼らによって裁かれる、あるいは、彼らによって、誰が裁くかが示されると、読み取れます。 「共同体の規則

        カラスと会話

          未来の予知・予言 ~死海文書(1)~

          死海文書を書いたとされるエッセネ派は、ヨセフスの『ユダヤ戦記』によれば、予言がはずれることが極めて稀であると述べられています。 死海文書では、この予言能力のことを、「起こるべきことの秘儀」(ラズ・ニフヤ)と呼んでいます。 磔刑旧約聖書では、イスラエルで磔刑はないとされていました。 この申命記では、「殺された」後に、「木の上にかけらる」時の話で、磔刑では、ありません。ただ、死体が木にかけられた時は、死体をその日のうち(=日没まで)に、埋めなければならない、と書かれています

          未来の予知・予言 ~死海文書(1)~

          エルサレム神殿の『とある巫女』の言葉(2)

          前回の記事「イスラエル神殿の『とある巫女』の言葉(1)」に続いて、アビゲイルの話になります。 アビゲイルは、人のオーラを見ることができました。退行睡眠でイエスと思われる男性の出会いから始まるシーンです。 アビゲイルは、神殿内でイエスと思われる人に、つき従っている人々に対して、次のように述べています。 イエスと思われる人が、アビゲイルと一緒にいる子供たちに近づき、光の中に取り込まれます。 そして、最後にアビゲイルは、イエスと思われる人について、次のように語っています。 聖

          エルサレム神殿の『とある巫女』の言葉(2)

          エルサレム神殿の『とある巫女』の言葉(1)

          西欧で巫女というと、デルフォイの神託の巫女が思い浮かべられますが、イエス・キリストの時代に、イスラエルの神殿に仕えた巫女がいたのでしょうか? 『とある巫女』と筆者が思っている人物は、ドロレス・キャノン氏の著書『They Walked With Jesus』に、退行催眠で現れた「Abigail(アビゲイル)」と呼ばれる女性です。 アビゲイルは、神殿の祭司たちについて、そして神について、次のように語ります。 とても綺麗な言葉です。 新約聖書に、「神の国」についてのイエスの

          エルサレム神殿の『とある巫女』の言葉(1)

          未来の予知・予言 ~飛騨の口碑~

          『明らかにされた神武以前』(山本健三著、福来出版)は、語部翁(かたりべのおきな)が、山本健三氏に語った飛騨の口碑について書かれた本です。 この本の中に、予知(未来を見通す)能力を発揮された古代日本の偉大な二人の人物が描かれています。 エッセネ派やユダヤ教の預言者の未来の予知・予言(黙示文学)については、よく知られた話ですが、古代日本人の予言者を知ったのは、この本が初めてでした。 日抱の御魂鎮めヨーガの瞑想修行を感じるとともに、イエス・キリスト(エッセネ派)の教えを聞いている

          未来の予知・予言 ~飛騨の口碑~

          日本神話とミトラス教

          日本の神道、記紀、仏教とミトラ教との関係を記した書物や映像は、幾つかあります。日ユ同祖論者が、よく「秦氏は古代イスラエル族」みたいな論調をみかけますが、調べれば調べるほど、ユダヤ教からは遠ざかっていき、ミトラ神、ミトラス神とのつながりが、浮彫になってきます。 聖徳太子と秦氏とミトラス神聖徳太子 魔多羅神(秦氏) ミトラス神 見比べるとそっくりだということが、わかります。ミトラス神は、フリギア帽をかぶった姿で描かれますが、聖徳太子も魔多羅神も同じものをかぶっています。

          日本神話とミトラス教

          OTTOCASTのビッグローブSIM設定

          OTTOCAST(SIM対応モデル)に、ビッグローブ モバイルのSIMを使うためのAPNの設定方法の紹介です。 使った機器の構成 OTTOCAST S32 ビッグローブ モバイルSIM (タイプD=ドコモ回線のデータSIM) ※OTTOCASTに問い合わせたところ、SIMはデータSIMを使ってくださいとのことでした。 APN設定 [設定アイコン]-[ネットワークとインターネット]-[モバイルネットワーク]-[Advanced]-[Access Point Names

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          稲荷神社と狐たち

          狐(き・つ・ね)の由来(ホツマツタヱ)ホツマツタヱによると、アマテル神に対する叛乱(ハタレの乱)が全国的に広がり、調査によると反乱軍は六種のハタレからなっていました。彼らは動物の霊に支配されていると考えられ、その一つが「キク道」のハタレでした。 き・つ・ねの由来です。天照大御神が、「きつね」の名付け親ということになっているようです。 ハタレの乱討伐後の状況 ハタレの乱で活躍した武将たち 以上が、稲荷神社の狐の由来です。 お稲荷さんを秦氏のものと思っている方が多いのです

          稲荷神社と狐たち

          宇佐の口伝(その3)

          宇佐国造池守公嫡孫五十七世の宇佐公康氏による『古伝が語る古代史-宇佐家伝承』(水耳社)の内容の紹介です。 神武東征の流れ 神武天皇は、景行天皇の弟とみなしている。[以下、神武天皇と記述] 宇佐->筑紫->安芸国までの神武東征が口伝の伝える範囲 神武天皇に、宇佐の族長=兎狭津彦命の妻の兎狭津姫命を差し出す。 兎狭津彦命も兎狭津姫命も襲名 宇佐で宇佐津臣命(=稚屋)が生まれる。 兎狭津姫命は神武天皇に随伴し安芸国で、御諸別命が生まれる。 御諸別命は、安芸国を拠点とし

          宇佐の口伝(その3)

          宇佐の口伝(その2)

          宇佐国造池守公嫡孫五十七世の宇佐公康氏による『古伝が語る古代史-宇佐家伝承』(水耳社)、『続 古伝が語る古代史-宇佐家伝承』(水耳社)を図書館でお借りしてきました。 返済期限があるため、備忘録として書き残すものです。 古代日本人の宗教思想宇佐公康氏は、古代日本人の宗教思想として、「言霊信仰」「精霊信仰」「常世信仰」をあげているが、「常世信仰」は、宇佐族固有の信仰と思われます。 言霊信仰 ノリトはミコが神に奏上する呪言であり、ミコトはミコが神懸りしていう神言 尊い神事の

          宇佐の口伝(その2)

          宇佐の口伝(その1)

          宇佐国造池守公嫡孫五十七世の宇佐公康氏による『古伝が語る古代史-宇佐家伝承』(水耳社)、『続 古伝が語る古代史-宇佐家伝承』(水耳社)を図書館でお借りしてきました。 返済期限があるため、備忘録として書き残すものです。 古の兎狭国の神都(宇佐国造家の伝承) 稲羽の白兎因幡国は、隣国の伯耆国とともに、古くから、出雲族が統治していた。 その統治下に兎狭族や和邇族が生活していた。 和邇族はその祖神をワニ神とし、兎狭族はウサ神(=ウサギ神)を氏神として祀っていた。 兎族 「稲

          宇佐の口伝(その1)