あわぬこ

「あ」は「天」、「わ」は「地」。「ぬこ」は「猫」の愛称です。ホツマツタヱや契丹古伝、飛…

あわぬこ

「あ」は「天」、「わ」は「地」。「ぬこ」は「猫」の愛称です。ホツマツタヱや契丹古伝、飛騨の口碑、その他の伝承などを、あわぬこ目線で捉えて記事にしてみようと思っています。

最近の記事

ティチング『日本風俗図誌』

日本に来た最初のフリーメーソンと言われているイサーク・ティチングについては、以下のように記されています。 書かれている記述の中で、最も重要なのは次の部分です。 『日本風俗図誌』(ティチング著、新異国叢書)では、 第一部 日本の主権者たる現在の将軍家の家伝と逸話ならびに将軍の宮廷における祭事と儀式についての記述 第二部 日本における婚礼及び葬式の際の儀式といわゆる「土砂」について というタイトルの二部構成になっています。 タイトルからして、オカルト(秘教)団体として

    • 出雲口伝と秘密結社(5)

      聖方位聖方位という用語は、『シリウスの都 飛鳥』(栗本慎一朗著)の中で使われて、はじめて知った用語です。 首長のものと思われる大規模な前方後円墳が、真北から西に20°ずれた方角で作られる。ゾロアスター教神殿や、ペルセポリスの神殿が聖方位で作られている。飛鳥寺から法起寺に向かう太子道が、聖方位を向いているなど、飛鳥時代(聖徳太子)に関係するものに、聖方位がちりばめられている、というものだったと認識しています。 ただ、正確に20°傾くかというと、いろいろなパターンがあって、15°

      • 「聖徳太子の法隆寺錦」の「サマルカンド壁画」からの解釈

        見出し図(左)は、聖徳太子自身が御旗としたという伝説が残る法隆寺錦(四騎獅子狩文錦)と呼ばれるものです。7世紀前半の旗と思われます。 見出し図(右)は、古代サマルカンドの壁画の西壁に描かれた図で、サマルカンド王ワルフーマンに、スルハンダリヤ川流域のチャガニアンからきた使者が、貢物を届ける光景を描いたものです。(『古代サマルカンドの壁画』より)7世紀後半の壁画と思われます。 両者の共通点連珠紋 見出し図(右)では、カフタンや右側の人物が持つ貢物は、法隆寺錦と同様の連珠紋で、

        • 出雲口伝と秘密結社(4)

          今回は、石人について思うことを書いてみます。 蘇我オホド王(継体大王)の像『上宮太子と法隆寺』(斎木雲州著)では、見出し図中央の継体大王像(福井県)を載せ、蘇我オホド王という言い方をしています。 この像を見るたびに、頭に浮かんでくるのが、新羅の元聖王陵にある武人石像(見出し図左)と文人石像(見出し図右)です。 似てますよね。頭部と体のバランスといい、顔や指の描き方といい、そっくりだと思うのです。 高麗美術館研究室長の金巴望氏は「胸に手を付けた武人は忠誠を誓う姿態である。卦陵

        ティチング『日本風俗図誌』

          出雲口伝と秘密結社(3)

          今回は、『出雲口伝と秘密結社(1)』の薩摩と日置のつづきです。 薩摩と日置の関係は、その後の調査で、薩摩藩主の祖である島津忠久が、武蔵国の比企尼の長女丹後局の子であったことから、比企氏(=日置氏)の母系が、薩摩の地に受け継がれていたようです。比企(ひき)と日置(へき)は同じです。日置が、ひおき→ひき→へき、と変化したようです。 上図(左下)が、比企氏の家紋です。そして、右が高麗王若光の墓ですが、その紋を見てください。比企氏の家紋そのものです。 『上宮太子と法隆寺』(斎木雲州

          出雲口伝と秘密結社(3)

          ホツマツタヱと馬

          ホツマツタヱの18アヤに、創造神のアメミヲヤが、ドロドロのマグマ状の地球(クニタマ)を、馬に乗って駆け巡り、大地(陸地、島)を作っていくという話が、書かれています。このドロドロの固体(ハニ)と液体(ミツ)の混じった状態が、自ら固まっていくことを「オノコロ」と呼んでいるようです。 雷(ホ)の鞭打つ音「ホオロホオロ」(ゴロゴロ?)と、風(カセ)の神が作った轡の「コオコオ」という音などが混ざって、空(ウツホ)の神の作った馬(ムマ)が走る音は、「ホオコホ」という音で鳴り響くそうです

          ホツマツタヱと馬

          出雲口伝と秘密結社(2)

          出雲口伝が描く聖徳太子今回は、『上宮太子と法隆寺』(斎木雲州著)で描かれている聖徳太子を追ってみます。以下、当該書を「出雲伝承本」と記します。 三宝興隆の詔を発令 三宝興隆は、推古天皇が聖徳太子と大臣に詔を発したものとしています。 したがって、三宝興隆は、聖徳太子の事績では無い、と出雲伝承本はみなしています。 十七条憲法 出雲伝承本では、「603年11月に聖徳太子が即位式を行い、上宮(かみつみや)大王と名のった。」としています。 また、「604年元日に、尾張大王の即位

          出雲口伝と秘密結社(2)

          出雲口伝と秘密結社(1)

          国際金融資本家(アシュケナージ系ユダヤ人)たちが世界を牛耳っていて、お札=日本銀行券の肖像画は、フリーメーソンの関係者だと、ささやかれています。 ずっと、聖徳太子が、日本銀行券になんども登場するのは、なぜなんだろう、武内宿祢が登場するのは、なぜなんだろう、と疑問に思っていました。 今回の話は、『上宮太子と法隆寺』(斎木雲州著、大元出版)を読んで、思ったことを書いてみます。斎木雲州氏は、古代出雲王朝の東王家「富家」(向家)の伝承者「富當雄」(とみまさお)氏の息子です。 日本銀

          出雲口伝と秘密結社(1)

          パリ五輪開会式の最後の晩餐

          パリ五輪の開会式が、色々とSNS上では物議を醸しているようです。 キリストが太ったレズの女性となり、使徒がLGBTのドラァグクイーンになり、裏切りのユダは、子供の姿で描かれているようです。 まるで、真逆の悪の世界を描いているように感じます。 その後に、次のシーンに変わります。 最後の晩餐では、パンとワインが出されましたが、メインディッシュは、青い肌をしたおっさん姿のディオニューソス神でした。 ディオニューソス神は、幼少の頃にニンフに育てられ、女装をしていたと言われ、ギリシ

          パリ五輪開会式の最後の晩餐

          インドの五大元素とヲシテ文字

          最近『図説 ヨーガ大全』(伊藤武著)を読んでいて、インドの五大元素(パンチャ・ブータ)を表すシンボルが、ホツマツタヱの文字であるヲシテ文字の母音にそっくりだということに、気がつきました。 見出しの図で、上段がインドの五大元素で、下段がヲシテ文字の母音となっている五大元素の文字を書いたものです。 図では、(または・・・)の部分に「従」と記し、通常の場合を「主」としました。 インド五大元素の「空(従)」「火」「地」については、ヲシテ文字の「ウツホ」「ホ」「ハニ」と全く同じです

          インドの五大元素とヲシテ文字

          脳とワンネスと日本語の秘密

          ペンキ画家のショーゲン(SHOGEN)さんが、『今日、誰のために生きる?』(SHOGEN著)の中で、ブンジュ村の村長から言われた言葉として、次のように語っています。 最初の行は、「いま、ここ」を喜びと祝福で生きていたのが縄文人。 最後の行は、自然を、動物・植物・微生物といった、あらゆる生命ととらえると、生きとし生けるものとの一体感(ワンネス)ということでしょうか。 ジル・ボルト・テイラーさんは、『奇跡の脳』の中で、左脳に障害をおい、ワンネスを体験したことを、次のように語っ

          脳とワンネスと日本語の秘密

          毎日、納豆とヨーグルトと豆腐を食べ続けたら・・・

          今年の花粉症対策毎年、花粉症対策として色々なことを試みてきました。その結果、ハーブ(黒クルミ、ニガヨモギ、クローブ)によるパラサイトクレンズ(ハルダ・R・クラーク博士)を行うと、花粉症は起きないことがわかっていました。 そのため、今年は、2月の満月の日(※)の2週間前から1週間後まで、パラサイトクレンズを行いました。 2月はスギ花粉の時期ですが、パラサイトクレンズの効果は絶大で、1ヶ月でクシャミ1回くらいしか、してなかったと思います。 ※春と秋の満月の日は、寄生虫が卵を産ん

          毎日、納豆とヨーグルトと豆腐を食べ続けたら・・・

          おいしい卵と腸内細菌

          自然養鶏で発酵した餌で育てた卵を知って、食べてみました。 子どもの頃に卵アレルギーで湿疹ができ、大人になってからはアレルギー反応はでなくなったのですが、餌が遺伝子組み換え飼料だと嫌なので、生卵は食べないようにしていました。 人参屋さんの元気卵(自然卵)を「卵かけご飯」でいただいて、びっくり。 卵って、こんなにおいしいんだ、と。 毎日「納豆」と「ヨーグルト」と「豆腐」を食べてる身としては、おいしい卵を産む平飼いのニワトリさんに、興味深々です。 発酵の観点からみた食事

          おいしい卵と腸内細菌

          火焔型土器と脳と腸内細菌

          ペンキ画家のショーゲン(SHOGEN)さんが Youtube動画で、火焔型土器について語っています。 このショーゲンさんの動画を見たあとに、十日町市博物館で実際に火焔型土器を見ました。 「火焔型土器」とペアで発掘される「王冠型土器」も展示されていたのですが、「火焔型土器」を一目見て感じたことは、土器の口の部分がヒトの「口」であったなら、土器の頸部は「食道・胃」のあたりであり、土器の胴部は「小腸・大腸」になります。そして、胴部のヒダヒダ文様が、腸粘膜のヒダに、その上のグルグ

          火焔型土器と脳と腸内細菌

          カラスと会話

          ネドじゅんさんや、SHOGEN(ショーゲン)さんの本を読んだり、動画を見てますと、縄文人は右脳で、虫や、動物、植物など、あらゆる生き物と会話をしていたのだろう、と思います。 わが家に接して電柱が立っているのですが、そこに、カラスが止まって「カー、カー」鳴きます。 以前は、窓を開けて手を叩いたり、窓を叩いたりして、追い払ったりしていました。 ただ、ある時から面倒になって、窓越しにカラスを見つめながら、「お願い、あっち行って!」と、頭の中で思って、伝えるようにしました。 する

          カラスと会話

          脳内妄想と腸内細菌

          脳内妄想=自動思考(ネドじゅんさん)古史古伝に興味を持つ者として、TOLAND VLOG さんのYoutube動画はよく見ております。 上記の『右脳を解放して「悟った」縄文の真実』という動画のタイトルを見たとき、自分で「悟った」と言って「実際に悟っている」人間はいないので、怪しげな新興宗教のお方と思って、この動画は見ませんでした。 正確には「今は見る時期ではない」と、私の直観は告げていました。 そして、花粉症対策のために腸内環境の改善を行っていたら、私が脳内妄想と思ってい

          脳内妄想と腸内細菌