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映画を通して子育てのヒントに出会う

『If anything happens I love you』

15歳の長女の反抗期が始まり、そのまま高校受験へ突入。そんな中、家では彼女を中心に様々なことが起こっていた。

3月になりやっと受験が終わり、いよいよ新生活の始まりの準備だ。

そして高校入学式が終わった。

義務教育が終わり人格が形成される大切な一歩を踏み出す新しい人生の始まりと共に、やっと彼女の反抗期が治りつつある。

今までは慌ただしい日々を送っていたのだけれど、4月になってから隙間時間ができ、Netflixのマイリストの中を覗いてみた。既に2回は鑑賞している短編映画 『If anything happens I love you』をもう一度鑑賞した。

長女の反抗期が始まってから3人の子育てにおいて、ヒントやポジティブなコトを探している。今回は短いながらも今の現状を踏まえつつ、じっくりと見返した。アメリカでは銃乱射事件が社会問題になっているにも関わらず、私の記憶から次第に薄れていたけれど、もう一度、家族とは何かを考えさせられた。

この映画は第93回アカデミー賞の短編アニメーション賞受賞作だ。身勝手な銃乱射によって娘の命を奪われた両親の心情を描いた作品だ。最初の感想は、ただ心に辛い何かが引っ掛かるモヤモヤ感があった。
でも、今回は以前観た時よりも、家族の愛を感じ、グッと心に響いた。長女が反抗期に突入して観たからこそ、考えさせられる。

人生において10代が一番多感な時。私は今まで守りたいと思っていた気持ちがうっすらと消えていく(罪悪感)、そんな時期もあった。

娘を出産した時から今までの写真を見返した。


アメリカのナパバレーのワイナリで撮った5歳の長女


たくさんの思い出と共に、あの時の素直で可愛らしい長女はどこへやら、、、寂しく思う時もたくさんある。

でも、子供の成長はあっという間で、子供ながらに反抗期があって悩みもがいている。ある意味”青春”だ。そんな青春を経験できるって素晴らしいことだ。

この映画から、子供が無事に成長している事は、感謝しなくてはならないと改めて思った。そして平和な環境に住める、安全に暮らせる、そして健康でいるってだけで、ありがたいコトだし幸せなことだ。

それ以上に望んではいけないなあ、と。

母親として1日を振り返る余裕を持てるように、”今”を大切にしようと思った。

この映画を観て、考え直す。

これからは、”今”そして子供達の存在に感謝し忍耐強く静かに見守っていこうと、、、そう、ポジティブに。


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